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DNA

2014年8月30日 (土)

エボラ・ウイルスは急速に変異する

下記の記事が出ている。

 Ebola virus is 'mutating rapidly', experts warn
 Daily Mail: 29 August, 2014
 http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2737635/Ebola-virus-mutating-rapidly-limit-effective-future-vaccines-experts-warn.html

2014年1月17日 (金)

除草剤が効かない超雑草が大繁殖

下記の記事が出ている。

 農薬の効かない雑草「スーパーウィード」、米国で大繁殖
 AFP BB: 2014年01月15日
 http://www.afpbb.com/articles/-/3006577

遺伝子組換えにより除草剤耐性を強めた農作物品種が開発されたことが直接の原因となっていなくても,そのような品種が存在するために除草剤の使用が増え,小学生でも理解できるダーウェインの適者生存理論(←ただし,米国ではダーウィンの理論を教えることを禁止している州があるので,そのような州では馬鹿な禁止をしていることに対する天からの報いのようなものだと理解することもできる。ダーウィンの適者生存理論も神の思し召しの1つだ。)の応用により簡単に推論可能なことなので,当然のことながら,相当因果関係の範囲内にある。つまり,そのような遺伝子組換え作物を開発・提供している企業は損害賠償責任を免れることができない。

「そんなことは予測不可能だ」とは絶対に口に出さないほうが良い。「この人は本当に馬鹿な人なのだ」と断定されてしまう危険性がある。

なお,この関連では,伊藤一幸『雑草の逆襲-除草剤のもとで生き抜く雑草の話』(全国農村教育協会,2003)が参考になる。

2013年11月29日 (金)

オーフス条約(Aarhus Convention)

日本では,一般にはまだ余り知られていないかもしれない。

 Aarhus Net - オーフス条約を日本で実現するNGOネットワーク
 http://www.aarhusjapan.org/convention.html

 Convention on Access to Information, Public Participation in Decision-Making and Access to Justice in Environmental Matters
 Aarhus, Denmark, 25 June 1998
 http://www.unece.org/env/pp/introduction.html

2013年7月 6日 (土)

人類は大絶滅へ向かっているのか?

下記の記事が出ている。

 WATCH: Is The Human Race In Danger Of Becoming Extinct Soon?
 Huffington Post: July 5, 2013
 http://www.huffingtonpost.com/louise-leakey/human-extinction_b_3543036.html

2013年1月 1日 (火)

中国:環境ホルモン等による河川の汚染が深刻化し,生物の遺伝子に害を与える危険性があるとの研究結果

下記の記事が出ている。

 Gene Pollution In China's Rivers
 ACS: December 24, 2012
 http://cen.acs.org/articles/90/i52/Gene-Pollution-Chinas-Rivers.html

[追記:2013年1月7日]

日本において,環境ホルモンとして悪影響を及ぼす可能性のある薬品としては,トリクロサンなどが指摘されている。

トリクロサンについては,Cyberlawブログのほうに書いた。


[Cyberlawブログ内の関連記事]

 トリクロサン(triclosan)は,甲状腺の機能に悪影響を及ぼし,ホルモン異常やガンを発生させるおそれがあるとの研究結果
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/triclosan-f73a.html

 トリクロサン(triclosan)に関するJohnson & Johnsonの声明
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/triclosanjohnso.html

 Johnson & Johnsonがトリクロサン(triclosan),フタル酸エステル類(phthalates)及びパラベン(parabens)を配合した化粧品などの製品を2015年までに全て回収することを決定-No More Tears
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/johnson-johnson.html

 トリクロサン(triclosan)が及ぼす害について,続々と報道されるようになった
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/triclosan-68d0.html

 トリクロサン(triclosan)及びパラベン(parabens)を含む薬用石鹸には,児童に対し,アレルギー障害を生じさせるような環境汚染効果がある
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/triclosanparabe.html

 日本でも普通に市販されている口紅,石鹸(薬用ハンドソープ,ボディソープなど),洗顔フォーム,クレンジング,日焼けどめ,化粧水・美容液,消臭剤(ケアスプレーなど),シャンプー,歯磨き(練り歯磨き,液体歯磨き,洗口液など),ニキビ治療薬など及び医療用の各種製品(手術用縫合糸など)等に含まれている殺菌成分トリクロサン (triclosan,化学名 2,4,4'-トリクロロ-2'-ヒドロキシジフェニルエーテル)に心臓障害を発生させる問題が見つかる
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/triclosan-80c6.html

 米国:トリクロサン(triclosan)の効能に関するFDAの見解-普通の石鹸と何も変わらない
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/triclosanfda-06.html

 米国:環境保護庁(EPA)がFDAと協力して,トリクロサン(triclosan)のリスク評価の見直しを2013年から開始
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/epafdatricolsan.html

 カナダ:トリクロサン(triclosan)に関するカナダ政府による調査結果とQ&A
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/triclosan-a997.html

 EU:トリクロサン(triclosan)に関する調査委員会の報告書
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/triclosan-fe9e.html

 柔らかいビニール製品や化粧品などに含まれているフタル酸エステル類(phthalates)は,使用者のDNAにダメージを与え,また,妊婦の身体を通じて胎児を害するおそれ
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/phthalatesdna-9.html

 彼女のいる独身男性に対する提案-「トリクロサンって知ってる?」と尋ねる運動
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-0446.html

 心不全による突然死事例の洗い直しが必要なのではないか?
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-82e6.html

2012年12月 7日 (金)

米国:フロリダ州で,蚊によって媒介されるデング熱の流行を防ぐため,遺伝子組み換えをした蚊を生物農薬として利用

下記の記事が出ている。

 Gene-altered mosquitoes could be used vs. dengue
 7 News: December 6, 2012
 http://www.kswo.com/story/20275065/gene-altered-mosquitoes-could-be-used-vs-dengue

遺伝子の撹乱や汚染を防止するという目的で,外来生物の移入禁止等を法定し,自生地への栽培品植え戻しを禁止したりする措置は,ほとんど無意味ということになるかもしれない。

蚊は,人間にとっては害かもしれない。

しかし,増えすぎた生物を殺し,生態系の安全を維持するという自然の営みの中で機能していることは誰も否定しない。

人間だけが特別の存在だという前提をとっているので,特定の種に属する生物を絶滅することが許されると考えるのだろう。

しかし,仮に蚊を撲滅することに成功したとすれば,蚊によって媒介される病毒によって死ぬはずだった多数の生き物が異常繁殖し,生態系全体がガタガタになってしまうということは十分にあり得ることだ。

肉食獣だけを駆除すると,草食獣が異常増殖し,山野を丸裸にしてしまう結果,全体として大絶滅が起きてしまうということを思い浮かべれば,そのことを理解することができる。

私もデング熱にはかかりたくない。それによって死ぬのもいやだ。

しかし,何か別の方法を考えることはできないのだろうか?

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