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日記・コラム・つぶやき

2020年4月18日 (土)

多重のリスク

本日,小笠原諸島西方で大きな地震があった。

 Magnitude Mw 6.6
 Region BONIN ISLANDS, JAPAN REGION
 Date time 2020-04-18 08:25:37.6 UTC
 Location 27.13 N ; 140.09 E
 Depth 470 km
 Distances 923 km S of Yokohama-shi, Japan / pop: 3,575,000 / local time: 17:25:37.6 2020-04-18
 885 km S of Shizuoka-shi, Japan / pop: 702,000 / local time: 17:25:37.6 2020-04-18

そうなってほしくはないが,直下型の大地震が発生した場合,史上稀に見る巨大な避難民の移動が始まる。阻止することはできない。

この「阻止することはできない」という点が肝心だ。なぜなら,目下,コロナ感染防止のための緊急宣言に基づき強力な移動制限が行われているからだ。

移動しなければ死ぬ危険性が異常に高まる。移動してもコロナ感染により死ぬ危険性が異常に高まる。どちらにしても救われないという究極の状況があり得る。

そのような場合,周辺の自治体はどうすべきなのだろうか? 

 

 

2016年9月 4日 (日)

しばらく停止

繁忙のため,このブログの更新をしばらくの間停止します。

2016年5月19日 (木)

米国・アラスカ州(イリアムナ湖付近)で地震が発生

下記のとおり。

 M4.1 - 60km SW of Redoubt Volcano, Alaska
 Time
 2016-05-18 22:49:25 (UTC)
 Nearby Places
        60.0 km (37.3 mi) SW of Redoubt Volcano, Alaska
        233.0 km (144.8 mi) WSW of Anchorage, Alaska
        264.0 km (164.0 mi) SW of Knik-Fairview, Alaska
        606.0 km (376.6 mi) SSW of Fairbanks, Alaska
        1015.0 km (630.7 mi) W of Whitehorse, Canada
 http://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eventpage/ak13592538

 Magnitude Ml 4.1
 Region SOUTHERN ALASKA
 Date time 2016-05-18 22:49:25.0 UTC
 Location 60.09 N ; 153.50 W
 Depth 154 km
 Distances 2271 km NW of Vancouver, Canada / pop: 1,837,969 / local time: 15:49:25.0 2016-05-18
        234 km SW of Anchorage, United States / pop: 291,826 / local time: 14:49:25.0 2016-05-18
        100 km W of Anchor Point, United States / pop: 1,930 / local time: 14:49:25.0 2016-05-18
 http://www.emsc-csem.org/Earthquake/earthquake.php?id=507287

[追記:2016年5月31日11:55]

引き続き地震が発生している。

 M4.1 - 96km SE of Old Iliamna, Alaska
 Time  2016-05-30 19:01:30 (UTC)
 59.144°N 153.703°W depth=96.6 km (60.0 mi)
 Nearby Places
        96.0 km (59.7 mi) SE of Old Iliamna, Alaska
        312.0 km (193.9 mi) SW of Anchorage, Alaska
        347.0 km (215.6 mi) SW of Knik-Fairview, Alaska
        707.0 km (439.3 mi) SSW of Fairbanks, Alaska
        1053.0 km (654.3 mi) W of Whitehorse, Canada
 http://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eventpage/ak13614565

[追記:2016年8月12日10:56]

引き続き地震が発生している。

 Magnitude Mw 4.1
 Region SOUTHERN ALASKA
 Date time 2016-08-11 18:34:57.8 UTC
 Location 59.70 N ; 153.40 W
 Depth 117 km
 Distances 2253 km NW of Vancouver, Canada / pop: 1,837,969 / local time: 11:34:57.8 2016-08-11
        220 km N of Kodiak, United States / pop: 6,130 / local time: 10:34:57.8 2016-08-11
        89 km W of Anchor Point, United States / pop: 1,930 / local time: 10:34:57.8 2016-08-11
 http://www.emsc-csem.org/Earthquake/earthquake.php?id=523298

2016年4月30日 (土)

若狭湾~大阪湾

不安がある。

2016年3月25日 (金)

天体の回転軸

いろいろとネット上の新聞記事やら学術論文やらを読んでいると,これまで知らなかった知見と出逢うことがある。

惑星や衛星の回転軸が変動することがあることは古くから知られ,地球でもその痕跡が明確に認められるとされている。それゆえ,北極星は長い年月の間に異なるものとなっている。

この回転軸が狂う現象の原因として火山活動をあげる見解が有力になっているようだ。

噴出した溶岩が一定量になると,重心と遠心力の関係で,それまでの回転軸では安定性が失われ,変動してしまうことがあるとの理論だ。

さて,地球の場合,表面上では顕著な変化はないように見える。

しかし,深海底では溶岩を噴出し続けている巨大な活火山がいっぱいある。

そこに蓄積される溶岩の分量が一定量に達すると,やはり同じようなことが起きるのではなかろうか。

それは,明日のことかもしれない。

(余談)

この仮説を前提とした場合,地球の極の移動があった時代には火山活動が非常に活発だったと推定することができるから,古代の極の移動を丹念に調べることにより,火山活動の活発だった時期を推定することもできるのではないかと思う。

2015年7月31日 (金)

沖積層の大規模地すべり

古代の海底遺跡等についていろいろと調べている間に,特殊なパターンのようなものが存在するのではないかと思うようになってきた。

素人の感想のようなものなので,間違っているかもしれないのだが・・・

沖積層では,その地層構造の脆弱性のゆえに,大規模地震などに伴い,かなり広い範囲でそっくりそのまま海面下まですべりおちてしまうということがあり得るのではないだろうか?

超巨大規模での広範囲な液状化によるまるごとすべり落ち現象とでも表現すべきか・・・

従来,垂直方向での沈降だけで説明するのが一般的なのだが,それではうまく説明できない事例があるように思う。

2015年5月29日 (金)

船木義勝氏からの手紙2

以前,下記の記事を書いた。

 船木義勝氏からの手紙
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/natural_disaster/2012/11/post-fd61.html

船木氏の研究はとても地味なものではあるけれども貴重なものだと判断し,じっくりと読み,私の書く論文等の中でもその知見に基づいて形成した私見を開陳している(「艸-財産権ととしての植物(2)」169頁の脚注39など)。

先週,新たな研究成果を頂戴した。

 北東北古代集落遺跡研究会編(研究代表者・船木義勝)
 9~11世紀の土器編年構築と集落遺跡の特質からみた、北東北世界の実態的研究
 2011年度~2013年度明治大学大久保忠和考古学振興基金奨励研究研究成果報告書

地道な調査に基づくファクトデータの積み上げを尽くした上での考察が示されており,とても勉強になった。

この報告書の287頁には「近畿地方中心に7世紀以降、東北地方で10世紀中葉以降に激減するが、北東北は11世紀前半まで建物跡を検出しているからである。さらに集落遺跡の視点では、近畿地方から関東・東北地方北部まで、10世紀中葉を境に遺跡数が減少する(地域によっては激減する)することがほぼ共通認識となっている」と書かれており,これに続けて,人口の激減の原因に関する諸説が紹介されている。

その諸説の中には書かれていないが,近畿地方における7世紀以降の激減は,騎馬民族征服説等では侵略によるジェノサイドが原因ということになるかもしれない。

征服説はさておき,それ以外の原因については,単に論じているだけであればいつまでdたっても平行線の状態が続き,結論を出すことは難しい。

しかし,この報告書では,古代の多数の遺跡から得られるデータと地質学上の知見等を総合して,火山噴火による急激な寒冷化(=冷害による作物の激減等)を原因とする説をたて,論証している。

データの評価の仕方についてはまた別の見解もあり得るだろうと思う。

また,私は,榛名山大噴火による関東地方の絶滅的な崩壊についてももっと詳しく論じてほしかった。

そういう部分もあるけれども,全体としては非常に説得力に富み,一つの見解として尊重しないわけにはいかないものだと判断している。

貴重な研究成果だと思う。

2015年5月 6日 (水)

箱根火山

今すぐ噴火するかどうかは分からない。

人間の速度と地質の速度とは異なる。

しかし,もし噴火するとすれば,ちょっとしたリスク管理が必要となる。

それは箱根芦ノ湖が存在し,その中に大量の水が蓄積されているという事実だ。

噴火活動に伴う割れ目から水がマグマに近いところに入りこんだ場合,通常予想されているよりも何万倍もの水蒸気爆発が発生する可能性はあると考える。

そこで,芦ノ湖の側面にトンネルを掘って水を全部出しておいたら一つのリスク管理になるのではないかと提案したことがある。しかし,バカにされることはあっても耳を傾けてもらえたことは一度もなかった。私自身,バカげた発想だと思う(笑)

2015年4月11日 (土)

北極の氷・・・

ある記事を読んだら,地球温暖化の影響で北極海の氷が減少していると書いてあった。

私は,たぶん頭がよくないせいだろうと自覚しているのだが,北極海の中のある特定の場所周辺の氷だけが異常に減少している現象について,温暖化の影響だと考えることができない。

何しろ,過去何十年にもわたり,ロシアの原子力砕氷船が氷原を破砕し続け,原子力エンジン冷却のために高温化した排水を極めて大量に排出し続けているからだ。北極海の海底にはロシアや米国の大型原子力潜水艦が何隻も潜んでおり,同様にエンジン冷却のために高温となった排水を極めて大量に排出し続けている。

このことは,原子力の利用に伴うに超高温の排水に限られるものではない。

大都市や工業団地等から流れ出る莫大な分量の温排水などもまた環境の変化に影響を与えるということについて,世界中で異論は全くない。

だから,地球は,全体として均質に温暖化したり寒冷化したりはしないで,局地的に異常気象が発生しやすくなるのだろうと推定している。

2015年3月22日 (日)

何か変だ・・・・

嵐の前の静けさでないことを祈る。

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