長野県・下伊那郡阿智村付近で地震が発生
下記のとおり。
平成27年07月28日17時01分 気象庁発表
28日16時57分頃発生
震源地は長野県南部(北緯35.4度、東経137.7度)
震源の深さは約10km
マグニチュードは2.4
http://www.jma.go.jp/jp/quake/3/20150728170109395-281657.html
※ 阿智氏と関連する地域だと思われる。阿智氏は,阿智使主を祖とする古代氏族の流れを汲む。「阿智使主」は,本来は「阿智氏の主(=阿智の一族の王)」だったかもしれない。阿智使主を祭神とする神社としては於美阿志神社(奈良県高市郡明日香村大字檜前字ヒガキ阪)があり,この神社周辺が東漢氏(倭漢氏)の本拠地だったと推定されている。阿智使主は百済から渡来したとされているけれども,ここでいう百済とは国名というよりは地域名を意味し,おそらく,当時の遼東半島付近に所在していた地域で,複数の種族で構成されていたと推定されるが,主体は仏教徒(ヒンヅー教徒)だったと推定される(近年,高句麗の仏教遺蹟の発掘が進んでいる。)。一般的には,漢族または鮮卑族だと推定されているが,古代の倭族を主体とするものではなかろうか(倭族は古代の中国南部から朝鮮半島等に広く分布していたとする説があり,現在でも中国にはワ族という少数民族が存在する。遺伝子解析の結果により江南系だと推定されている弥生人とは倭族を示すものかもしれない。中国では後の時代における北方民族の侵入により衰退し,混血により希薄化した。)。そして,日本の古代の有力氏族の大半は東漢氏から出ている。例えば,「波田」,「多(田)」,「高」,「坂上」,「軽」,「櫻井(桜井)」等の支族は東漢氏の流れを汲むものだとされている(「坂上」は,「さかのうえ」と訓読するのが通例だが,本来は「釈尊(釈迦の上(神,守))」から転じたものだろうと考える。)。「阿」姓は,中国東北部に多い(特に三国時代)。この阿智使主を祖とする一族の中には「比羅夫」を名とする者がある。阿倍比羅夫との関連が疑われる(この場合,「阿倍」とは「阿智使主」の後裔という意味だと解釈することも可能だろう。)。
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