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2014年11月24日 (月)

岩手県・奥州市(胆沢ダム付近)で地震が発生

下記のとおり。

 平成26年11月24日03時46分 気象庁発表
 24日03時42分頃発生
 震源地は岩手県内陸南部(北緯39.1度、東経140.9度)
 震源の深さは約10km
 マグニチュードは3.0
 http://www.jma.go.jp/jp/quake/2/20141124034600395-240342.html

※ 「胆沢(膽澤)」と書いて「いさわ」と読む。異様だと思う。旧膽澤郡の周囲には,磐井郡や稗貫郡等がある。これも意味深だ。本来の倭族が追いつめられ,大宝律令制定前後の時代に新来の人々によって征服され,服属させられた地ということかもしれない。旧南部藩の支配者であった南部氏及びその家臣は,戦国時代末期に甲斐國から転封によりやってきた人々で,安曇氏または諏訪氏の系統に属するのではないかと推定している。基本的に地元の人々とは無関係だ。地元に住んでいる人々のことを,明治時代の学者は「アイヌ」だと理解した。これは,本来の倭族であることを知っていてその歴史的事実を隠蔽するためになされた国家的な虚構の一種であったかもしれない。なお,胆沢の地にアイヌ民族の系統の人々が全く存在しなかったという趣旨ではない。混在していたのに違いない。

※ 胆沢ダムの近くには猿山という岩山の上に於呂閉志神社がある。坂上田村麻呂ゆかりの胆沢川神社を勧請したことに始まる神社とされる。田村麻呂=大和朝廷の武将と単純に理解することはあまりにも幼稚すぎると考えるが,いずれにしても田村麻呂による征服以降に統治のためのシンボルとして建立されたものだろうと思う。胆沢川神社の祭神は水速女命とされている。被征服者の指導者を処刑し,主な武将を抹殺し,その妻または娘を奪って自分の子供を産ませ,後継の支配者としたものであろうか。「胆沢(膽澤)」とは,見せしめのために敗者である将兵の臓腑をえぐり,澤に捨てたことに由来するものではないかと考えたくなる。その後,嵯峨天皇の時代に,須佐男之命,木花咲耶姫命が勧請されたとされている。ここでは,田村麻呂の別名として須佐男之命,水速女命の別名として木花咲耶姫命が用いられている可能性があると考える。日本の古代史は,武家政治(天孫降臨と神武天皇による征服による軍事統制による国家)から始まったと理解すると,これまで謎だった部分が全て明確となってくる。マルクス主義的な歴史観は全て捨てて,根源から考え直してみるべきだろうと思う。

[追記:2014年12月31日6:19]

引き続き地震が発生している。

 平成26年12月30日19時27分 気象庁発表
 30日19時23分頃発生
 震源地は岩手県内陸南部(北緯39.1度、東経140.9度)
 震源の深さはごく浅い
 マグニチュードは4.3
 http://www.jma.go.jp/jp/quake/2/20141230192716395-301923.html

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