紀元前800年頃の地球規模での大規模気象変動
下記の記事が出ている。
Climate change did NOT cause the collapse of the Bronze Age: Cold conditions occurred two generations after population decline
Daily Mail: 17 November, 2014
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2838090/Climate-change-did-NOT-cause-collapse-Bronze-Age.html
随分と古いことなので精密に解析することには困難が伴うと思われる。
この記事で注目すべきことは,英国周辺における青銅器文化が気象変動とは無関係に起きたらしいということが示唆されていることだ。
気象条件が良ければ良いで人口増加から戦乱が生じ,状況次第では大規模な人口減少が生ずる(=敗者の社会集団は消滅する。)。
いろいろと考えているのだが,紀元前1000年~1500年ころには現在の世界宗教の基礎を構築したとされるゾロアスターが教義を確立したと考えられている。その影響は極めて大きい。おそらく,日本の古代に対しても,直接・間接にかなり大きな影響を与えている。それは,その後のヒンヅー教(バラモン教)や仏教を通しても継続的あったと考えることができる。
従来の学問は,それぞればらばらに進行してきたので,相互の関係があまりない。
しかし,諸学は再び統合されなければならない。
なぜなら,人類も生物の一種であり,生物として盛衰する存在だからだ。
« アルゼンチン・ボリビア国境地帯(ポスエロ湖付近)で地震が発生 | トップページ | 台湾・宜蘭市沖でマグニチュード5.2の大きな地震が発生 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 多重のリスク(2020.04.18)
- しばらく停止(2016.09.04)
- 米国・アラスカ州(イリアムナ湖付近)で地震が発生(2016.05.19)
- 若狭湾~大阪湾(2016.04.30)
- 天体の回転軸(2016.03.25)
「自然災害」カテゴリの記事
- トンガ付近でマグニチュード7.3の地震が発生(2022.11.11)
- 大西洋・南サンドイッチ諸島東方沖でマグニチュード6.7の大きな地震が発生(2022.09.29)
- メキシコ:マグニチュード7.6の地震発生(2022.09.20)
- 宮城県沖でマグニチュード7.3の地震が発生(2022.03.17)
- パプアニューギニア・ブーゲンビル島でマグニチュード7.9の非常に大きな地震が発生(2017.01.22)
「温暖化」カテゴリの記事
- ロシア:バッタの類が大量発生(2015.08.06)
- 北極の氷・・・(2015.04.11)
- 紀元前800年頃の地球規模での大規模気象変動(2014.11.19)
- 気象変動に関する新しい考え方-火山の噴火活動と海洋の振子運動(2014.08.06)
- 太古の二酸化炭素化石が大量放出されている?(2014.05.27)
「寒冷化」カテゴリの記事
- 巨大地震の発生は氷河期到来の引き金か?(2016.04.22)
- 米国:記録的な寒波襲来(2016.01.23)
- アイスリバウンド(2015.07.21)
- 西暦2030年に新たな小氷河期が到来か?(2015.07.11)
- 北極の氷・・・(2015.04.11)
「学問」カテゴリの記事
- 宮城県沖でマグニチュード7.3の地震が発生(2022.03.17)
- 現在のプレート境界と太古のプレート境界とを合成した新マップ(2016.06.13)
- 巨大地震の発生は氷河期到来の引き金か?(2016.04.22)
- 天体の回転軸(2016.03.25)
- 米国:カリフォルニア州のHayward断層とRodgers Creek断層は深いところで連続している(2016.01.05)
« アルゼンチン・ボリビア国境地帯(ポスエロ湖付近)で地震が発生 | トップページ | 台湾・宜蘭市沖でマグニチュード5.2の大きな地震が発生 »
コメント