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2012年3月29日 (木)

もし巨大津波が西日本を襲ったら

この関係の記事は何度か書いた。西日本において,海抜10メートル以下の土地に人間が住んではならない。もちろん,大阪に首都機能を移転するなどもってのほかで,狂気のさたとしか言いようがない(←非常に多くの企業が本社機能を大阪から他所へ移転させているが,当該企業の経営者の判断としては極めて正しい。)。

しかし,現実には,大阪,神戸,広島をはじめ,この地域の各所にとんでもなく大勢の人々が住んでいる。

もしこの地域を巨大津波が襲ったとしたら,東日本大震災の際に流出した瓦礫の何万倍もの瓦礫が発生・流出することになるだろう。

この瓦礫の大半は太平洋まで流れ出ることはなく,瀬戸内海を滞留することになる可能性がある。もしそうだとすれば,瀬戸内海の海底が瓦礫で埋まって漁業が壊滅することは言うまでもないが,相当長期間にわたり大量の大型瓦礫が浮遊し続けることから船舶の航行が不可能または著しく困難となる可能性がある。このことは,海運業に壊滅的な打撃を与えるということを意味しているだけではなく,実は,海路による避難・救援ができなくなってしまうかもしれないということも意味している。

これまでのところ,大阪,神戸,広島等の大都市が壊滅し,都市の構造物の多くが瓦礫として瀬戸内海に流出することを前提とした公式のシミュレーションは存在しないようだ。

しかし,必要なシミュレーションだと思う。

現在の防災計画等を読んでいると,現実には利用できない施設・設備(特に海上空港や港湾施設)が100パーセント利用可能なことを前提にした机上の空論的なものとなっており,虚偽と嘘にまみれている。

正しいシミュレーションに基づく予測と計画が必要だ。

なお,同様のことは東京湾についても言える。

海路を利用した避難・救援は不可能になると理解するのが正しいように思われる。

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