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2012年1月26日 (木)

防災コンサルタント

テレビ番組で防災用品が売れているというような趣旨の番組をやっていた。不安感が高まっているのかもしれない。

その番組の中で,防災コンサルタントA氏が登場し,様々な説明をしていた。

大部分は正しい説明だと思った。

しかし,1点だけおかしいと思ったことがある。

それは,「地震が起きたらあわてて外に出ないで,その場で様子をみたほうがよい」という部分だ。

これは,状況次第なのではないだろうか?

老朽化した家屋や欠陥住宅等では倒壊する危険性があるから,1秒でも早く外に逃げなければならない。また,海岸近くでは(東京であれ大阪であれ)一刻も早く津波の心配のないところに逃げなければならない。そのような状況にあるのに,自宅の中にとどまっていたら,それこそ無駄死することになる。

テレビ局からのリクエストにより簡略化された説明になってしまったのかもしれないが,こういうところをはしょると,とんでもなくひどい結果を発生させてしまうことになりかねない。

あくまでも一般論だが,海抜10メートル未満のところでは,とにかく安全な高所をめざして逃げなければ駄目だ。1秒でも遅れれば,それは死を意味する。

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