カタツムリ
夕飯を食べながらテレビを観ていたら,ギネスブック世界記録を競う番組をやっていた。
その中で,生きたカタツムリを顔に乗せ,10を数える間に落ちないで残っているカタツムリの数を競う記録というものがあった。
これは危険だ。
テレビで放映されたものは,寄生虫がつかないように特別の方法で増殖された個体と思われる。食用のエスカルゴなどは全てそのようにして厳重な衛生管理の下で人工的に増殖されたものだけだ。
しかし,テレビの視聴者は専門家ではない。
野生のカタツムリをつかまえてきてマネをする者があるかもしれない。
日本のカタツムリの仲間(陸生貝類)には広東住血線虫などの寄生虫が寄生していることがあり,人間に移った場合,とんでもない健康被害をもたらす危険性がある。
このような番組では,危険性のあるものについてはそれなりにしっかりした注意喚起をしながら放映してもらいたいものだ。
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