2018年7月10日 (火曜日)

EU:欧州議会がデジタル単一市場著作権指令案を否決

下記の記事が出ている。

 YouTube and Facebook escape billions in copyright payouts after EU vote
 Guardian: 5 July, 2018
 https://www.theguardian.com/technology/2018/jul/05/youtube-could-escape-billions-in-copyright-payouts-after-eu-vote

 P・マッカートニー対ネットの父、EU新著作権指令案"否決"の背景
 Huffington Post 日本語版:2018年07月10日
 https://www.huffingtonpost.jp/kazuhiro-taira/eu-20180710_a_23477000/

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2018年6月26日 (火曜日)

竪穴式住居

全国各地で数えきれないほど多数の竪穴式住居の遺構が発掘されてきた。

しかし,疑問に思うことがある。

それは,その当時の復元において,どれもこれも茅葺またはそれに類する長丈の植物で覆われていたものと推定されてきたことだ。

当時の植生上,そのような資源が容易に入手可能な状況であるとすれば,それは,あり得ることであろう。

しかし,そうではない条件の下にあったと推定される地域からも同じような遺構が無数に発掘されている。

植生上可能であっても,当時の推定人口から考えて,資源供給量が圧倒的に不足すると計算可能な人口密集地も存在する。

そこで,私は,草葺きではなく,パオのようなものが存在した可能性を仮説としてたて,検討してきた。

現時点においても,その仮説は成立し得ると考えている。

特に,無数の馬が放牧・飼育されていた地域(その中でも特に比較的寒冷な気候条件をもつ地域や葦や茅の入手が困難な地域)では,その可能性が高い。そのような地域では,被覆資源として,動物(馬など)の皮を利用できる。

馬の皮の利用は,日本国において,古代から現代まで続いており,例えば,和太鼓などで用いられている。

(余談)

比較的大型の古墳の形状に関し,子宮を象ったものだとの説がある。前方後円墳の形状の起源についても同じだ。

私は,むしろ,死後の住居としてのパオの形状を模したものではないかと考えることがある。

そのように想像可能な石室内には,軍用の馬具や(歩兵ではなく)騎乗する上級軍人を想定するのでなければ理解し難いような遺物が残されていることがしばしばある。弓矢や太刀にしても,騎乗を想定すると理解しやすい場合がしばしばある。「さきたま古墳群」では,そのような想定を前提とした復元も試みられている。

前方後円墳の形状については,漢系の方墳と鮮卑系(スキタイ系)の円墳とを(ある政治的な意図の下に)合体させたもので,『三国志』の「魏書」の中で述べられているものと同系のものだとろうと考えている。このように考える場合,前方後方墳の形状には,それなりの政治的意味があることになる。

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2018年6月24日 (日曜日)

オーストラリア:裁判所が海賊版サイトのブロッキング命令を認める

下記の記事が出ている。

 Federal Court speeds up piracy block process
 ZDNet: June 19, 2018
 https://www.zdnet.com/article/federal-court-speeds-up-piracy-block-process/

 Internet providers ordered to block 15 torrent, streaming sites by Federal Court
 Sydney Morning Herald: 19 June, 2018
 https://www.smh.com.au/business/companies/internet-providers-ordered-to-block-15-torrent-streaming-sites-by-federal-court-20180618-p4zm6b.html

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2018年6月 8日 (金曜日)

小峯和明『遣唐使と外交神話 『吉備大臣入唐絵巻』を読む』

下記の書籍を読んだ。

 小峯和明
 遣唐使と外交神話 『吉備大臣入唐絵巻』を読む
 集英社(2018)
 ISBN-13: 978-4087210323

標題のとおり, 『吉備大臣入唐絵巻』を主要な素材としてはいるが,全体としては,様々な現存資料を用いて古代の日本と大陸の交流史の実像を探そうとする著作だと考える。

読み物としても平易で面白く,一派向け書籍としては優れた書籍の一冊ではないかと思う。

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2018年6月 2日 (土曜日)

Steven Caldwell Brown & Thomas J. Holt (Eds.), Digital Piracy: A Global, Multidisciplinary Account

下記の書籍を読んだ。勉強になった。

 Steven Caldwell Brown & Thomas J. Holt (Eds.)
 Digital Piracy: A Global, Multidisciplinary Account
 Routledge (2018)
 ISBN-13: 978-1138067400

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2018年5月27日 (日曜日)

月刊考古学ジャーナル2018年6月号

三省堂本店で購入し,全部読んだ。

 月刊考古学ジャーナル2018年6月号
 「特集:火山灰に埋もれた古墳時代」
 北隆館(2018年5月21日発行)
 http://hokuryukan-ns.co.jp/cms/books/%e8%80%83%e5%8f%a4%e5%ad%a6%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%bc%e3%83%8a%e3%83%ab%e3%80%802018%e5%b9%b46%e6%9c%88%e5%8f%b7/

非常に興味深い記事ばかりで,とても勉強になった。

特に,榛名山の2回にわたる大噴火の結果,そこに住んでいた人々の構成がどのように変化したのかという点は重要で,たぶん,これまでの歴史学(日本古代史)上の通説的見解のかなりの部分を破壊してしまうだけの力をもつ考古学上の成果が示されている。

私の理解によれば,これは,榛名山周辺だけに限定して発生した特殊な出来事ではない。

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2018年5月22日 (火曜日)

デンマーク:2000年前のローマ軍との戦闘と関連する遺構?

下記の記事が出ている。

 2,000 years ago in Denmark, a fierce battle left dozens dead
 ars technica: May 22, 2018
 https://arstechnica.com/science/2018/05/2000-years-ago-in-denmark-a-fierce-battle-left-dozens-dead/

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2018年5月13日 (日曜日)

高度に洗練されたチャットボットは人類に対してどのような影響を与えるか?

下記の記事が出ている。

 Google to warn when humans chat with convincing bots
 BBC: 11 May, 2018
 http://www.bbc.com/news/technology-44081393

 New research finds human validation is critical for chatbot owners
 ZDNet: May 1, 2018
 https://www.zdnet.com/article/new-research-finds-human-validation-is-critical-for-chatbot-owners/

 Humans and chatbots collaborating in the contact centre? Good call![
 IT Pro Portal: May 10, 2018
 https://www.itproportal.com/features/humans-and-chatbots-collaborating-in-the-contact-centre-good-call/

GDPRの適用との関係でどのようになるかについては,1つの論点であり得る。

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2018年4月 5日 (木曜日)

Adpocalypse

下記の記事が出ている。

 Tragic YouTube shooting casts new light on creators’ “adpocalypse” complaints [Updated]
 ars technica: April 5, 2018
 https://arstechnica.com/gaming/2018/04/how-youtubes-adpocalypse-may-have-figured-in-its-tuesday-campus-shooting/

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2018年3月17日 (土曜日)

the peggies 『ネバーランド』

小倉秀夫先生から紹介されたので,聴いてみた。

 the peggies 『ネバーランド』
 https://www.youtube.com/watch?v=O7Nh_HMaj0A

もしライブでもこのままの演奏を提供可能なグループだとすれば,すごいクオリティのグループだと思う。驚いた。

小倉秀夫先生も金子敏哉先生もそうなのだが,常にリアルタイムの文化空間の中で行動し,考え続け続ける著作権法研究者なのだと思う。堅苦しく言えば,帰納法の実践者ということになるのだろう。

一般に,帰納法を実践する能力またはその経験がない演繹法だけの学者に限って,「実務家」を蔑視する傾向が強い。しかし,その反対の現象はない。なぜならば,帰納法は理論を生成するための手法の1つなので,理論それ自体を軽視することが決してないからだ。その逆の現象はある。演繹法しか知らない者は,帰納法を通じた実証をすることがないから,帰納法の重要性を全く理解することができない。それゆえ,自分が信ずる理論が間違っていてもそれに気づくことがないし,無論,修正することもない。

先日の法と情報研究会・第2回公開研究会においても小倉秀夫先生と金子敏哉先生の研究報告があり,とても勉強になった。

私は,このお二人に関しては,「「法学」学」ではない「法学」を実践する学者として,いつも期待している。

***

さて,この私自身のほうはどうかと言えば,どうも相当に老けてしまったらしく,漢籍ばかり読んでいるような状態なので,若い文化との距離がどんどん広がっているのだろうな・・・と思うことが多い。

これも神仏の命ずること,または,天命のようなものなのだろうからと考え,無理はせず,自然に任せている。

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