2023年12月 2日 (土曜日)

米国:ニュージャージー州の病院に対するサイバー攻撃により停電が発生?

下記の記事が出ている。

 New Jersey health system says outages are likely result of cyber attack
 ABC: December 1, 2023
 https://abcnews.go.com/Health/new-jersey-health-system-outages-result-cyber-attack/story?id=105270813

 

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2023年11月22日 (水曜日)

医療分野専門のマネージドクラウドセキュリティプラットフォーム企業の前COOが無権限アクセス等の罪について有罪の答弁

下記の記事が出ている。

 Cybersecurity Executive Pleads Guilty to Hacking Hospitals
 infosecurity: 21 November, 2023
 https://www.infosecurity-magazine.com/news/cybersecurity-executive-guilty/

マネージドサービスやマネージドセキュリティサービスを含め,全てのクラウドサービスにおいて同様の内部者犯罪があり得る。man-in-cloudとでも呼ぶべき犯罪類型が存在する。

一般に,このような犯罪類型は,特に珍しいものではない。

例えば,成年後見制度における後見人となっている弁護士等による背任・横領行為も(広い意味では)同じ「信頼を裏切る犯罪」の範疇に入る。

公務員,準公務員が守秘義務を守らずに職務上取得した秘密事項を含む情報を外部に垂れ流すような行為もまた「信頼を裏切る犯罪」の範疇に入る。

インターネット上のホスティングサービスのプロバイダやSNSサービスのプロバイダの従業者等による当該サービスの利用者の秘密情報を外部への垂れ流すような行為も同じである。

私見によれば,一般に,「信頼を裏切る犯罪」は,「壊す犯罪」の一種であり,「信頼」を破壊している。

信頼の破壊は,社会の必須要素の破壊の一部を構成する行為類型なので,理論的には,テロ行為と同列に扱うべき犯罪行為類型に属するものとして理解することが可能である。

***

これらの守秘義務違反行為や知的財産権侵害行為を構成する行為,または,個人データ保護に関する各国の法令(日本国では個人情報保護法)に違反するような行為は,何らかのかたちで犯罪を構成することが多く,特別法による対処だけではなく,刑法上の信用棄損罪,名誉棄損罪,侮辱罪等によって対処可能な場合がかなり多いと考えられる。

現実にはそのようにはならないのは,単純に,往々にして通説化している偏向的な刑法学説を原因とするものかもしれないし,また,この種の犯罪に対応することに向けた警察当局の意欲のなさによるものかもしれない。

正確な原因調査は不可能なことなので,その原因を確定することができない。

 

 

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2023年11月21日 (火曜日)

CISA: Mitigation Guide specifically tailored for the Healthcare and Public Health (HPH) sector.

下記のところで公表されている。

 Mitigation Guide: Healthcare and Public Health (HPH) ector
 CISA: November 2023
 https://www.cisa.gov/sites/default/files/2023-11/HPH-Sector-Mitigation-Guide-TLP-CLEAR_508c.pdf

 

 

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2023年10月28日 (土曜日)

ああカブトガニ・・・

下記の記事が出ている。

 注射や点滴の生産は「カブトガニの生き血」に頼りっぱなし、代替品となる新試薬登場の兆しも
 GIGAZINE: 2023年10月28日
 https://gigazine.net/news/20231028-horseshoe-crab-blood-synthetic-alternatives/

 

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2023年10月18日 (水曜日)

形成外科のサイバー脅威

下記の記事が出ている。

 FBI: Hackers Are Extorting Plastic Surgery Patients
 infosecurity: 18 October, 2023
 https://www.infosecurity-magazine.com/news/hackers-extorting-plastic-surgery/

 

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2023年10月11日 (水曜日)

人間の精神機能に影響を与える化学物質?

下記の記事が出ている。

 一般的なプラスチック添加物が自閉症やADHDと関連している可能性
 GIGAZINE: 2023年10月11日
 https://gigazine.net/news/20231011-bisphenol-a-children-with-neurodevelopmental-disorders/

 

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2023年10月 7日 (土曜日)

サイバー戦において適用される赤十字の新たな規則?

下記の記事が出ている。

 Rules of engagement issued to hacktivists after chaos
 BBC: October 4, 2023
 https://www.bbc.com/news/technology-66998064

 Red Cross lays down hacktivism law as Ukraine war rages on
 Register: 4 October, 2023
 https://www.theregister.com/2023/10/04/red_cross_hacktivist_rules/

国際法を全く遵守していない国家が実質的な攻撃者である場合には全く無意味な規則なのだろうと思う。

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2023年8月31日 (木曜日)

米国:大麻の法規制の緩和をめぐる動向

下記の記事が出ている。

 Federal health agency recommends easing marijuana restrictions
 Washington Post: August 30, 2023
 https://www.washingtonpost.com/health/2023/08/30/hhs-recommends-marijuana-reclassified/

 

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2023年5月14日 (日曜日)

Googleのtranslation glasses

下記の記事が出ている。

 Google's 'translation glasses' were actually at I/O 2023, and right in front of our eyes
 ZDNet:May 12, 2023
 https://www.zdnet.com/article/googles-translation-glasses-were-actually-at-io-2023-and-right-in-front-of-our-eyes/

今後類似品や高性能の回良品がどんどん開発され,地球規模で市場に投入されることになるだろう。脳内にインプラントするタイプの製品も開発されるかもしれない。

その結果,例えば,学校の期末試験や入学試験等において何をどのように問うべきかに関し,根本的な見直しが求められることになるだろうし,それを考えることのできない教員は閑職に配置転換となってもやむを得ない・・・というような状況になることが避けられないのではないかと思う。

目下,ChatGPTだけが議論の対象となっているが,同じ枠組みの中にあるものとして把握可能な問題点を含んでいる。
すなわち,一般に,人間の能力・機能の中で反復・継続(だけ)によって習得可能であり,かつ,主観的満足度が単純な統計計算によって表現可能なものに関しては,コンピュータ処理に置き換えることが可能であることが多い。
そのような処理を実行できる装置等が人間の能力を高める装置として販売されれば,自分の能力が高まるのではないかと錯覚して飛びつく消費者が無数に存在することだろう。
しかし,それらの装置を利用することとは,要するに,自己の脳機能の一部を(他者が支配・管理する)コンピュータシステムによる処理に置き換えること,または,そのような処理に依拠することを意味する。その結果,自己の脳内における思考と記憶の機会は,大幅に減衰する。

一般に,自分の脳細胞のシナプス結合に大きな変更がない限り,自分自身の知的能力が高まることはない。逆に,そのような装置やシステムに依存すると,脳機能が全体として著しく劣化する危険性が高い。

このことは,肉体的な運動機能や運動能力についても言えることで,便利な機械装置や道具に頼ってばかりいると,筋力や関節の機能が衰退し,最悪の場合,自力歩行が難しくなってしまうこともあり得る。

要するに,「楽してよくなること」は何もない。

加えて,翻訳文が正しいという保証は何もないのだが,誤訳や誘導による洗脳行為が実行されていても誰も気づかないというような事態が発生する危険性が大いに高まる。
ごく一部の識者が察知し,指摘しても,多勢に無勢なので,徒労に終わりそうだ。そのようなシステムを介した洗脳によって思考を支配された多勢の愚者集団によって現在の社会秩序が根底から破壊される危険性もある。

とはいえ,そのような機器類やサービスの提供に反対しても普及することだろうから,基本的には,家畜レベルに脳機能が劣化したヒト集団をいかに合理的かつ効率的に統治または飼育するかということが全ての政府の重要な検討課題となることだろう。

ただし,そのレベルの知的能力しかないヒト集団から税収を得ることは無理だということも理解しなければならない。

悲惨な未来というしかない。

 

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2023年3月27日 (月曜日)

不老不死が実現するとどうなるか?

当然,人口増加に伴い資源の奪い合いが熾烈化する。

特に食料不足が深刻化する。

その結果,どの生物種でもそうなのだが,一定の閾値のようなものを超えて増加してしまうと,一斉にカタストロフを発生させ,死滅するという現象が発生する。

社会心理としては,「殺すこと」が違法なことではないという観念が支配的になり,大量殺人の日々の中で一定の平衡状態になると中世のような秩序が訪れることになるかもしれない。無論,そのような社会では,現代社会で使用されているような技術や道具を使用することはできなくなる。そもそも生産できない。

というわけで,全員が平等に不老不死の社会になると,生きたまま地獄を見ることが避けられなくなる。

比喩的に言えば,地球全体がたった1枚のカルネアデスの板になる。

その結果,たぶん,仮に不老不死の技術が開発されたとしても,支配者とその一族だけが使用できるようにし,それ以外の者には使用させないようになることだろう。

その結果として,やはりテロが横行する社会となるかもしれない。

***

そもそも,人間の身体を構成する全細胞のテロメアを更新できる技術が存在しないと細胞の老化や細胞の死滅を避けることができないので,医学と薬学だけで不老不死を達成することはできない。

 

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