2021年10月 8日 (金曜日)

EU:Final Opinion on Synthetic Biology III

EUの科学委員会(Scientific Committee on Emerging and Newly Identified Health Risks, Scientific Committee on Health and Environmental Risks, Scientific Committee on Consumer Safety)による下記の報告書を読んだ。勉強になる。Referenceにある文献(少なくともネット上で入手可能な文献)は,必読だと思う。

 Risks to the environment and biodiversity related to synthetic biology and research priorities in the field of synthetic biology
 https://ec.europa.eu/health/scientific_committees/emerging/docs/scenihr_o_050.pdf

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2021年10月 4日 (月曜日)

パゾリーニ『デカメロン』

その筋の専門家には悪いが,ずっと愚策として批判してきた。批判している私の方が批判されることの方が多かった。ほぼ全員パニックで脳神経が正常に機能していないので仕方のないことだと思い我慢し続けた。いまや,愚策を愚策と認めない国家指導者が存在しないような状態となっている。当然の帰結だと思う。最初から分かり切ったことなので,私はそのように主張し続けてきた。

その間,私は,そのようなドタバタがどこかで見た景色に似ていると思い続けていたのだが,残念ながら加齢による脳機能の劣化によりなかなか思い出せないでいた。

ちょっとしたきっかけで,やっと思い出した。

それは,パゾリーニ監督による映画『デカメロン』だった。

納得した。

なお,教養のない人には単なる性的描写の映画にしか見えないかもしれない。

そうではないということを理解することのできる人は,現代ではかなり希少になってしまっているのだろう。

一般に,本質と現象形態とは全く相反した様相を呈することがある。そのようになっているから統一性があるという状態が存在する。比喩的に言えば,物質と反物質とが共存することによって場が維持されているようなものだ。

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http://nam-students.blogspot.com/2009/12/blog-post_28.html

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2021年8月13日 (金曜日)

新型コロナのワクチンに関する正確な情報提供の必要性

新型コロナのウイルスは,そもそも多種多様なものであり,今後も更に多種多様なものが出現し続けることになるだろう。人類が滅亡する日まで終わりはなく,遺伝子上の耐性をもったタイプの人々は(自然淘汰により)生き残り,そうでないタイプの人々は消え去ることになるかもしれない。

消え去らないようにするための医学上または薬学上の対応として,ワクチンの接種がある。一定の遺伝子型をもった人々には有効性が認められ得るが,そもそも耐性という形式を発現させる遺伝子型をもつ人々にとっては毒であるかもしれない。これらの諸点は,完全に未知数であり,現時点において科学的な実証は全くなく,現実には,全人類を対象とする人体実験のようなものが続けれらているというような状況にある。

そして,ワクチンの実質的な内容及び品質・効能は,製造会社によって異なる。

上記のような遺伝子型の相違と個々のワクチンの実質的な内容及び品質・効能をマッチさせ,当該ワクチンの接種を受ける人の個々の適・不適を自動判定できるようなシステムは,現在のところ存在しないので,現実には,試行錯誤的または模索的に大規模人体実験を継続する以外に方法がないような状態になっている。この点に関し,確実なデータが存在しない以上,人工知能システムも完全に無力だ。

自動判定ができない状態にある以上,採用可能な方途は,自己判断と自己責任しかない。その自己判断と自己責任の大前提として,正確な情報提供が必須となる。

各自治体等で実施されているワクチン接種において,当該ワクチンの製造元,製造年月日,薬学上・化学上の特性,副作用,入手経路,保管方法に関する詳細情報を迅速かつ正確にWeb上で提供し,将来の国家賠償請求訴訟の多発に備える必要性がある。

他方において,強制摂取を採用した場合,国家賠償責任を免れる方途が消滅することになる。なぜならば,実際には確実なことが何もわからない状態にあるのに,あたかも新興宗教か何かのように「ワクチン接種」を唱え続け,強制することになるからだ。これは,心理学上ではパニックの一種にほかならない。

担当医師も,個々の患者の問診と療法の適応性の判断という医学の基本を忘れ,狂ったように注射し続けているだけのように見えないでもない。一日でも早く,本来あるべき冷静な医師の状態に戻ってほしいものだと切に願う。

一般に,人類は,自然淘汰を避けることができない。

寿命という名の運命というようなものを免れることは不可能なことだということを悟り,死すべき日までの生を充実させることのほうが大事だと信ずる。

何らかの信仰をもつ人は,その信仰に従って祈れば良い。信仰を全くもたない人は,基礎物理学を徹底的に理解し,個人の脳内にある欲望や願望によって物質の運動に影響を与えることはできないという当たり前のことを知り,納得すれば良い。

 

***

私自身は,医師ではないし,確実なことは何もわからない。

しかし,一般的な理解として,一般的な免疫力または耐性を維持するために,基礎体力を衰えさせないようにする工夫は継続している。

バランスの良い食事を心掛けることは当然の前提とした上で,各人の資質や体力に見合った適度の有酸素運動を持続的に実施することも基礎体力を維持するためには大事なことだ。人気のない山野であれば三密の状態を避けることができるので,そのような場所でゆったりと歩き続けること,それが私にとって最適化された運動方法だ。

どのような運動方法が適しているかは,各人各様であり,個人差が著し過ぎるので,万人にとって有益な特定の方法は存在しない。

明確に意識して人生を歩み,そのような人生の中で,自分自身で見つけ出すしかない。

なお,常に清潔を保ち,不摂生を避け,他人と接する可能性の高い場所ではマスクを着用すべきことは,そして,十分に睡眠をとるべきことは,当然のことだ。貝原益軒の『養生訓』には,一般人でも心掛けることのできる事柄としては,良いことが書いてあると思う。

 

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ワクチンの注射を行うことは,医療行為の一種なので,関連法令を全て完全に遵守して実施されなければならない。

加えて,医療行為の一種である以上,事前の説明を受け,理解した上での明示の同意(informed consent)がある場合に限り,その医療行為を実施することができる。

医師が自分の判断だけで(患者等の意思を無視して)一方的に医療行為を行う場合,そのような行為は,違法性阻却事由として認められないので,患者等の身体に対する侵襲行為だけが残ることになり,傷害罪,暴行罪または障害致死罪,(ショック症候等により死亡する危険性があることを認識しながら実行する場合には故意による)殺人罪により処罰されることになる。

このことは,ワクチン注射を実施する医師でも変わらないから,注射を受けに来た人々に対して個別に事前の説明をし,理解をした上での明示の同意を得た後でなければ,注射をしてはならないことになる。摂取会場にやってきたというだけでは,正当な同意があったとは言えない。何しろ,正確な情報が何も提供されていない状況下においては,一体何に対して同意したのかが明確ではなく,そのようなものは同意とは認められない。

とはいえ,大量の注射をこなさなければならない緊急の状況下においては,特例も必要となる。そうでなければ,作業が渋滞し,何もできないという事態に陥る危険性があるからだ。

そこで,事前に,自治体等から,可能な限り具体的な情報(当該ワクチンの製造元,製造年月日,薬学上・化学上の特性,副作用,入手経路,保管方法に関する詳細情報)をWeb上で公開することによって,ワクチンを接種するか否かの判断(同意の判断)の判断材料が提供されている状態を構築・維持することが必須となる。

この方法だけが,現場の担当医師の負担を可能な限り少なくし,かつ,患者の権利を保障するという難しい課題を解決するためのほぼ唯一の解決策となる。

無論,医学上の専門用語を読んでも理解できない人が多いだろうから,オンラインのヘルプデスクを構築することが望ましいのだが,現実には,ヘルプデスク業務を担当できるだけの十分な能力をもつ人材をみつけることがかなり難しいので,実現は不可能だと考えている。

要するに,どの現場でも,確実なことは何もわからないまま,歌舞伎の「暗闇(だんまり)の芸」のようなことをやり続けているのが現状なのだと理解している。

だからこそ,少なくとも,形式的なデータだけでも正確に提供することが必須となるのだ。

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2021年8月 3日 (火曜日)

気送管の管理システムの脆弱性

下記の記事が出ている。

 ‘PwnedPiper’: Devastating Bugs in >80% of Hospital Pneumatics
 Threat Post: August 2, 2021
 https://threatpost.com/pwnedpiper-bugs-hospital-pneumatics/168277/

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2021年7月19日 (月曜日)

規則(EU) 2021/694の参考訳をWeb公開

規則(EU) 2021/694の参考訳を法と情報雑誌6巻1号(2021年7月)に掲載して公表した。

ミスタイプや誤訳・訳漏れ等が残存している可能性はあるが,Web公開することにした。

 規則(EU) 2021/694 [参考訳]
 http://cyberlaw.la.coocan.jp/Documents/LawandInformationMag_No41.pdf

ただし,この参考訳の冒頭部分に明記してあるとおり,翻訳の大前提となる法解釈等は現時点におけるものであり,今後の研究の進展に伴い,将来,何らかの改訂が加えられる可能性がある。後に誤記や誤訳等が発見された場合も同様である。それゆえ,この参考訳を利用する場合には,各自の責任において行い,かつ,必ず原文にあたって検討することを要する。無思慮にコピーして利用した場合の責任は,全てその利用者自身にある。

また,このファイルの内容を引用する場合には,「Web公開版」の参考訳である旨を明記する必要がある。

加えて,原典の所在を示すURLは,2021年7月時点のものである。

この参考訳は,以上のような意味での制約のある専門家向けの参考資料の一種であり,確定訳でも公式訳でもない。

法律上の制限に関しては,著作権法及び関連法令が定めるところに従うものとする。

 

[追記:2021年8月8日]

若干のバグを発見したので,修正版と差し替えた。

[追記:2021年9月10日]

ミスが発見されたので,修正版と差し替えた。

[追記:2021年9月12日]

ミスが発見されたので,修正版と差し替えた。

[追記:2021年9月21日]

ミスが発見されたので,修正版と差し替えた。

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2021年7月18日 (日曜日)

いわゆるモデルナアーム

筋拘縮症の一種ではないことを祈る。

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2021年7月13日 (火曜日)

ノーマスクによる面会強要

かつて,HIVとの関係で,「感染していることを知っていて他人と接触する行為が殺人罪に該当するか」という議論があったことを思い出した。

話題になっている行為が殺人罪になるかどうかは別として,また,コロナの問題とは一応切り離して,刑法に定める強要罪や業務妨害罪に該当するかどうかが検討されるべきだろうと思う。

私は,積極に解する。

ちなみに,この種の話題を目にすると,呆れるというべきか・・・「日本はもう終わっている」という感を深める。

現象形態だけしか考察できず,本質部分をみることができない。

 

 

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2021年6月26日 (土曜日)

介護ロボ

厚生労働省は介護ロボットの開発・普及を促進している。

 厚生労働省:介護ロボットの開発・普及の促進
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000209634.html

しかし,本日現在,ロボットのリスクや危険性に関する知識の普及,リスクや危険性の警告,現実に発生した事故の詳細かつ網羅的かつ即時的な情報提供はしていない。

このことは,将来における国家賠償請求訴訟の大きな原因の1つを自らつくっていることとなり得る。

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2021年6月13日 (日曜日)

米国:情報セキュリティ担当者だった者がサイバー攻撃の犯人だったとして起訴された事例

下記の記事が出ている。

 DOJ charges cybersecurity official for attack on Georgia hospital
 ZDNet: June 11, 2021
 https://www.zdnet.com/article/doj-charges-cybersecurity-official-for-attack-on-georgia-hospital/

 Chief Operating Officer of network security company charged with cyberattack on Gwinnett Medical Center
 DOJ: June 10, 2021
 https://www.justice.gov/usao-ndga/pr/chief-operating-officer-network-security-company-charged-cyberattack-gwinnett-medical

「神の神はいない」ので,情報セキュリティ担当者が加害者だった場合,要するに,(1)組織内部における情報セキュリティ上の階層構造の最上部または(2)当該組織の支配力が及ばない外部の情報セキュリティ組織の中に裏切者が存在することになるので,当該の者がセキュリティ業務に従事している組織の運営者が自分の組織に対するサイバー攻撃の有無及びその加害者をリアルタイムに検出することが難しくなる。
実被害が発生してから警察の力によって事実関係を突き止めるしかない。

この事例は国際的なスパイ事案ではなさそうだが,どのような場合であっても国際的なスパイ事案と同じような発想(=裏切者の存在を想定すること)とその予防策が常に必要な時代が到来したということを示している。

私自身との関係では,何人かの裏切者を確知しているが,気づかないフリをして泳がせ続けている。そうすることによって,その者が何を考えて行動しているのか,何を目的として行動しているのか,何か背後関係があるのかを推知する資料を蓄積することができるからだ。いざとなれば告訴するつもりだ。

私だけが特殊なのだとは思っていない。社会というものは基本的に生存競争なので,常に裏切者が存在することを想定して理解する必要がある。無邪気な空理空論ばかり教えられて素直に育ってきた学生達にそのことを理解させることはとても難しいことなので,授業の設計・構築・運営においても苦労することが多い。

 

(余談)

以前,似たような事柄について,トマス・ホッブズに触れる記事を書いたところ,高校の社会科レベルのコメントをもらったことがある。

頭の悪すぎる人のコメントだと評価し,反論しなかった。反論しても適正な理解能力を期待できないという意味で無意味だからだ。

私自身は,高校生当時,「嘘と欺瞞だらけだ」と認識しつつ高校の社会科の授業を受けていた。他の科目の多くでもそうだったのだが,高校教師自身が批判的に検証し,オリジナルの資料に遡って自身の見解を構築するだけの十分な知的能力をもっているとは到底考えられなかったので,学校の授業とは無関係に独力で大事なことを勉強し続けるしかなかった。大学においても基本的には同じだった。
実は,司法試験勉強の際にもそうだった。
当時の法学上の通説は,でたらめが多く,当然,破壊されるべきものだった。
司法試験に合格するためだけではなく,一撃で通説を破壊できるだけの力量を身につけるためには何を置いても相手それ自体を正確に知り,自由自在に使いこなせるレベルになっていなければならないので,自力で自説を構築し続けるのと同時に,法学上の通説を猛烈に勉強した。

私の人生は,塞翁が馬の一種の連続だったと言える。

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2021年5月21日 (金曜日)

医療機関のシステムに対するランサム攻撃

下記の記事が出ている。

 Irish Hospitals Are Latest to Be Hit by Ransomware Attacks
 New York Times: May 20, 2021
 https://www.nytimes.com/2021/05/20/technology/ransomware-attack-ireland-hospitals.html

 Ireland examines decryption key to restore health systems after ransomware attack
 Financial Times: May 20, 2021
 https://www.ft.com/content/39458539-f206-46fe-83fc-bc14457c699a

 

[追記:2021年6月6日]

関連記事を追加する。

 Covid-19: Cyberattacks on the Healthcare System
 Global Risk Insights: June 4, 2021
 https://globalriskinsights.com/2021/06/covid-19-cyberattacks-on-the-healthcare-system/

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