2017年5月16日 (火曜日)

米国:Google対Uberの紛争においてGoogleの主張を認める判断

下記の記事が出ている。

 Judge’s order bars Uber engineer from Lidar work, demands return of stolen files
 ars technica: May 16, 2017
 https://arstechnica.com/tech-policy/2017/05/unsealed-order-says-uber-must-return-stolen-waymo-files-by-months-end/

 Uber must return confidential files to Waymo, orders US judge
 BBC: 15 May, 2017
 http://www.bbc.com/news/business-39930132

[追記:2017年5月19日]

関連記事を追加する。

 Uber threatens to fire self-driving car engineer in trade secrets case
 REUTERS: May 19, 2017
 http://www.reuters.com/article/us-uber-tech-alphabet-lawsuit-idUSKCN18E399

| | コメント (0)

2017年5月13日 (土曜日)

AIチップ

下記の記事が出ている。

 Battle to Provide Chips for the AI Boom Heats Up
 MIT Technology Review: May 10, 2017
 https://www.technologyreview.com/s/607818/battle-to-provide-chips-for-the-ai-boom-heats-up/

 Nvidia Hopes To Stave Off AI Chip Competition With Volta Graphics Card
 Forbes: May 10, 2017
 https://www.forbes.com/sites/aarontilley/2017/05/10/nvidia-tesla-v100-deep-learning-chips/

| | コメント (0)

2017年4月26日 (水曜日)

経済産業省:「第四次産業革命を視野に入れた知財システムの在り方に関する検討会」の報告書

経済産業省のサイトで,下記のとおり公表されている。

 「第四次産業革命を視野に入れた知財システムの在り方に関する検討会」の報告書を取りまとめました
 経済産業省:2017年4月19日
 http://www.meti.go.jp/press/2017/04/20170419002/20170419002.html

(余談)

完全に自律型の人工知能システムによって自動生成される産物についても何らかの財産権を認め,著作権や特許権と同等に扱うのだとすれば,「知的財産」という概念及び「知的財産法」という学術分野を消滅させ,サイバネティクス法という意味でのサイバー法に統合するしかないと考える。

完全に自律型の人工知能システムによって生成される産物は,明らかに,人間の創作物性や発明性を要件とする知的産物ではないからだ。

しかも,人間が知的産物として生成するものがどんどんじり貧になるのに対し,完全に自律型の人工知能システムによって生成される産物が圧倒的なものとなることはほぼ間違いない。

かくして,弁護士の世界でも,知財優勢の時代は明確に終焉を迎える。しかも,極めて近い未来に。

| | コメント (0)

2017年4月13日 (木曜日)

中山信弘・金子敏哉編『しなやかな著作権制度に向けて-コンテンツと著作権法の役割』

金子敏哉先生から下記の書籍を頂戴した。

 中山信弘・金子敏哉編
 しなやかな著作権制度に向けて-コンテンツと著作権法の役割
 信山社(2017/3/30)
 ISBN-13: 978-4797232349

科研費の基盤研究A「コンテンツの創作・流通・利用主体の利害と著作権法の役割」の研究成果をまとめたものだ。

頂戴したばかりなので内容を精読しているわけではないが,ざっと読んでみた感じでは,フェアユースと関連する最近の問題について,様々な角度からの考察を提供する論考が収録されており,興味深く読んだ。

(余談)

一般論として,現行の著作権制度が比較的近い未来までそのまま維持可能だとは全く思っていないし,さりとて,レッシグ流の考え方によって新たなスキームが生まれることもないと考えているが,現行の著作権という枠組みの中でぎりぎりの限界を考察することは重要なことだと思う。それがなければ,制度それ自体の限界を知ることができないからだ。

今後は,人間の意思(特に創作性)という要素を全く含まない完全に新たな制度的な枠組みが模索されることになるだろう。

それがどのようなものになるにせよ,結局は,誰かの何らかの利益を強制力をもって守るという基本的な考え方が維持可能なものかどうかも考える必要がある。

いわゆる「情報の自由」なる考え方が,従来考えられてきたようなあり方ではとても維持できないということは,既に証明されてしまっているように思う。

また,法による統制だけを考慮した場合,あまたあるシミュレーションの中で,「ハチの社会」または「アリの社会」のモデルが優位なものとなり得るという可能性は無視できないように思う。

「自由の領域」というものを従来の法哲学では考えてこなかったようなものとして設定し直す必要があるのではなかろうか。

| | コメント (0)

2017年3月16日 (木曜日)

不正競争防止法の一部を改正する法律案が閣議決定

経済産業省のサイトで,下記のとおり公表されている。

 「不正競争防止法の一部を改正する法律案」が閣議決定されました
 経済産業省:2017年3月13日
 http://www.meti.go.jp/press/2014/03/20150313002/20150313002.html

| | コメント (0)

2017年3月 7日 (火曜日)

黒澤睦「親告罪・私人訴追犯罪・職権訴追犯罪としての著作権法違反(1)」

下記の論説を読んだ。

 黒澤睦
 親告罪・私人訴追犯罪・職権訴追犯罪としての著作権法違反(1)
 -TPPをめぐる我が国の著作権等侵害罪の一部非親告罪化の動きを踏まえた
 ドイツ・スイス・オーストリア・リヒテンシュタインとの比較法制史的考察-
 法律論叢89巻6号89~155頁

素晴らしい力作だと思う。

とても勉強になった。

続編が楽しみである。

| | コメント (0)

2017年2月26日 (日曜日)

米国:Uber経営陣の基本姿勢に反対する訴訟や知的財産権侵害と関連する訴訟が多発か?

下記の記事が出ている。

 Uber's mess reaches beyond sexism - and Silicon Valley
 BBC: 25 February, 2017
 http://www.bbc.com/news/technology-39065526

 Uber in-house counsel under scrutiny after alleged harassment of female engineer
 Legal Week: February 22, 2017
 http://www.legalweek.com/sites/legalweek/2017/02/22/uber-in-house-counsel-under-scrutiny-after-alleged-harassment-of-female-engineer/?slreturn=20170125192723

 Google lawsuit could be a fatal setback for Uber's self-driving dreams
 Guardian: 25 February, 2017
 https://www.theguardian.com/technology/2017/feb/25/uber-google-lawsuit-self-driving-car-threat-anthony-levandowski

[追記:2017年3月12日]

関連記事を追加する。

 Google's self-driving car group tries to block Uber from using allegedly stolen tech
 Guardian: 10 March, 2017
 https://www.theguardian.com/technology/2017/mar/10/uber-google-self-driving-car-technology-waymo-lawsuit

[追記:2017年4月8日]

関連記事を追加する。

 Uber: We did not steal Google's self-driving tech
 BBC: 7 April, 2017
 http://www.bbc.com/news/technology-39536347

| | コメント (0)

2017年2月25日 (土曜日)

共同声明「柔軟性のある権利制限規定」の導入に向けて

下記のところに出ている。

 共同声明「柔軟性のある権利制限規定」の導入に向けて
 ―新たな時代のニーズに的確に対応した制度等の整備に関するワーキングチーム報告書をふまえて―
 2017年2月24日
 http://www.kisc.meiji.ac.jp/~ip/20170224seimei.pdf

| | コメント (0)

2017年2月22日 (水曜日)

米国:ホスティングサイトは著作権侵害行為をしているWebサイトとの関係で法的責任を負わないとの判決

下記の記事が出ている。

 Court Decides Hosting Company Can't Be Held Liable for Copyright Infringement
 Softpedia: February 22, 2017
 http://news.softpedia.com/news/court-decides-hosting-company-can-t-be-held-liable-for-copyright-infringement-513182.shtml

判決は,下記のところにある。

 ALS Scan, Inc. v. Cloudflare, Inc., et al.
 https://torrentfreak.com/images/tentative-dismiss.pdf

| | コメント (0)

2017年2月10日 (金曜日)

生体脳ハッキングが更に高度化?

下記の記事が出ている。

 The race to hack our brain, and save humanity could get a little more interesting next month
 News.com AU: January 27, 2017
 http://www.news.com.au/technology/science/evolution/the-race-to-hack-our-brain-and-save-humanity-could-get-a-little-more-interesting-next-month/news-story/b448ff9bc5be9f4e90a26d586c979040

 In not-too-distant future, brain hackers could steal your deepest secrets
 ars technica: February 1, 2017
 https://arstechnica.com/security/2017/01/in-not-too-distant-future-brain-hackers-could-steal-your-deepest-secrets/

そう遠くない将来,「自由意思は証明できない」という時代が確実にやってくる。

法哲学及び法解釈学は,根本的なところで全面入れ替えをしなければならない。

人類の過去の文化的・思想的な遺産が全て反故にされる時代が到来するのだ。

(余談的例題)

1 人間の自由意思を前提とする「創作」という概念抜きで著作法を維持することは可能か?

2 人間の自由意思を前提とする「発明」という概念抜きで特許法を維持することは可能か?

上記の余談的例題は,実は,AIとの関係では現実に目の前にある法解釈論の一部だ。

この例題をきちんと読んで考えればすぐに理解できるように,従来の通説が立脚していたほぼ全ての法哲学的基盤が消滅しつつあるということを正しく認識し理解することが大事だと考える。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧