2017年8月17日 (木曜日)

Candida auris

下記の記事が出ている。

 Deadly drug-resistant fungus sparks outbreaks in UK—and it’s stalking US
 ars technica: August 17, 2017
 https://arstechnica.com/science/2017/08/deadly-drug-resistant-fungus-sparks-outbreaks-in-uk-and-its-stalking-us/

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2017年7月31日 (月曜日)

エミリー・アンテス(西田美緒子訳) 『サイボーグ化する動物たち-ペットのクローンから昆虫のドローンまで』

下記の書籍を読んだ。

 エミリー・アンテス(西田美緒子訳)
 サイボーグ化する動物たち-ペットのクローンから昆虫のドローンまで
 白揚社(2016/8/30)
 ISBN-13: 978-4826901901

この分野における最近の概況をまとめたもので,全体像を理解するには良い書籍だと思う。

ただし,現時点における関連技術とその応用は更に進んでおり,既に人類が管理しきれないレベルに達していると考えられる。

また,理論的には,人間とそれ以外の動物,無機的な機械装置と有機体生物,単体と混合物(サイボーグ等を含む。)とを分けて考えることの愚かしさを如実に示す書籍であるとも言える。

これら全ては連続しており,サイバネティクスの一種として理解するのが正しい。

その意味で,「AIは制御可能」との妄言をいまだに吐いて平気でいる人々の知能のレベルまたは虚言癖のレベルを更に明確化する書籍の1冊であるとも言える。

真の意味で「Autonomous」である限り,人間が操作(操縦)することができない可能性を常にもっていると考えるのが正しいし,真の意味で「AI」である限り,人間の知能をはるかに超える可能性を常にもっていると考えるのが正しい。

また,実験室の中では管理可能であっても,それが人間やその他の生物に移植された場合,あるいは,自然界に放たれた場合にどのような結果が生ずるかを予め知ることができないのが普通であり,無論,完全な管理などできないということを理解すべきである。移植されたサイバネティクスが自己増殖能力をもっている場合には,(突然変異の可能性も含め)ますますもってそうである。

そして,最後に生き残るのがどのサイバネティクスであるかは・・・適者生存法則によって決定される。人間の理性によって決定されるのではない。

(余談)

この手の問題を考える場合に,興味深い示唆を与えるものとして,学生に対しては,井上ひさし『吉里吉里人』を読むように勧めている。しかし,その長さに圧倒され,読もうとしない学生が少なくない。それでは最初から負けてしまっているのと同じことなのだが,これも御時世というものなのだろう。

しかし,どんなに長い長編小説であっても,さっさと読み,要点をつかむ力がなければ,卒業後に生き残ることは難しい。だからと言って,ネット上の評論等だけから安直に知識を得ることばかり考えているようでは,ますますもって生存確率が低下することになる。少なくとも,Googleはネット上のコンテンツを全て網羅的に知っているので,ネット上のコンテンツだけに頼る者は常にGoogleのAIマシンに負けることになるという結論になる。

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2017年7月20日 (木曜日)

プラスチックの惑星

下記の記事が出ている。

 Earth is becoming 'Planet Plastic'
 BBC: 20 July, 2017
 http://www.bbc.com/news/science-environment-40654915

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2017年7月15日 (土曜日)

Brain-Computer Interfaces

下記の記事が出ている。

 U.S. to Fund Advanced Brain-Computer Interfaces
 MIT Technology Review: July 10, 2017
 https://www.technologyreview.com/s/608219/us-to-fund-advanced-brain-computer-interfaces/

[追記:2017年7月16日]

関連記事を追加する。

 Wireless 'Cortical Intranet' to be Next-Gen Brain-Computer Interface
 Electronics 360: 15 July, 2017
 http://electronics360.globalspec.com/article/9294/wireless-cortical-intranet-to-be-next-gen-brain-computer-interface

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Becoming Cyborg

下記の記事が出ている。

 Becoming Cyborg
 Scientific American: June 27, 2017
 https://blogs.scientificamerican.com/observations/becoming-cyborg/

[追記:2017年7月16日]

関連記事を追加する。

 When your body becomes eligible for an upgrade
 BBC: 15 July, 2017
 http://www.bbc.com/news/technology-40616561

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2017年7月13日 (木曜日)

DNA記憶素子へのGIF画像記録実験

下記の記事が出ている。

 Scientists Used CRISPR to Put a GIF Inside a Living Organism’s DNA
 MIT Technology Review: July 12m 2017
 https://www.technologyreview.com/s/608268/scientists-used-crispr-to-put-a-gif-inside-living-dna/

(余談)

未来において,人間の身体を構成する細胞の遺伝子に第三者によって何らかのデータが記録されるようになった場合,その人間の身体は,その人間だけのものではないものとなる。

共有物の一種となると考えることが可能で,その時点で,人間の権利主体性はかなり希薄化すると考えられる。

「権利主体の存在しない社会」では,権利・義務関係というロジックによって社会を統御することができない。

また,そのような人間の生体遺伝子に何らかの外部データを記録する行為は,EUの基本権憲章に定める「完全性の権利」と抵触することになるのではないかと考えられる。

このような問題は,人間の皮膚に,本人の意思に反して刺青をし,それによって当該個人に対して何らかの属性があることを明示するような場合や個人識別のために用いるような場合と類似しているとも考えられる。ただ,それが遺伝子レベルで行われるため,そのデータが子々孫々に伝えられることとなり得るという点が大きく異なる。

(余談2)

日本聖書協会による『旧約聖書』の「創世記」の日本語訳は,下記のところにある。

 http://www.yoyoue.jpn.org/bible/gen1_10.htm

その中のカインの物語には「04:15主はカインに言われた。「いや、それゆえカインを殺す者は、だれであれ七倍の復讐を受けるであろう。」主はカインに出会う者がだれも彼を撃つことのないように、カインにしるしを付けられた」,「04:24カインのための復讐が七倍ならレメクのためには七十七倍。」」との部分があり,示唆的である。

その少し前の部分にあるカインが地面に頭を伏せたとの部分は,「低頭傾首」を連想させるものがある。これは,古代中国において発生したものとされるが,遊牧民と農耕民との非常に長い期間にわたる抗争が続いてきたことを正しく理解すると,これまた何やら示唆的である。

更に,同訳の創世記には「04:20アダはヤバルを産んだ。ヤバルは、家畜を飼い天幕に住む者の先祖となった」,「04:21その弟はユバルといい、竪琴や笛を奏でる者すべての先祖となった」,「04:22ツィラもまた、トバル・カインを産んだ。彼は青銅や鉄でさまざまの道具を作る者となった。トバル・カインの妹はナアマといった」とある。これらの者がノアの洪水の際に死なずに生き残ったと解釈すべきか否かについては見解が分かれるところであろうが,旧約聖書という非常に古い文献の中にこれらの職業分化についての記述があること,そして,それらはの者は全て(神によって印をつけられた)カインの子孫であることは,すこぶる示唆的なことである。

[追記:2017年7月14日]

関連記事を追加する。

 Who Needs Hard Drives? Scientists Store Film Clip in DNA
 New York Times: July 12, 2017
 https://www.nytimes.com/2017/07/12/science/film-clip-stored-in-dna.html

 Scientists Upload a Galloping Horse GIF Into Bacteria With Crispr
 WIRED: 2017/07/12
 https://www.wired.com/story/scientists-upload-a-galloping-horse-gif-into-bacteria-with-crispr/

 科学者たちが馬のGIFを生きている細菌に書き込んだーーえっ、何の話をしているの?
 Tech Crunch Japan: 2017年7月13日
 http://jp.techcrunch.com/2017/07/13/20170712harvard-nature-crispr-cas1-cas2-horse-gif/

(余談3)

こういうことがあるということは以前から知ってたし,私の論文の中でも触れてきた。それゆえ,「ロボット」の概念を考える際に,人間とそれ以外の存在を区別しなかったし,無機質の機械装置,有機質の生命体及びそれらの混合物を区別してこなかった。

そして,制御可能なものを「産業用ロボット(Robotics)」と定義して限定した上で,制御不可能なものも含めて全体像としての「ロボット(Robot)」を考えなければ全く無意味であることを述べてきた。

統一的な概念としては,ウィーナーの「サイバネティクス(Cybernetics)」しかない。

ここでプラトンやアリストテレスを持ち出すのは,明らかに誤りだと考える。

それは,あくまでも人間の「観念」を大前提としているからだ。

しかし,人間の「観念」を要素として考察する必要性は全くない。

フィードバックの機能の有無だけで全て説明可能である。

そのことから,ヒューマノイドのようなものだけを「人工知能(AI)」と考えるような考え方が完全に誤りであることが自動的に導出されることになる。

すなわち,チューリングテストは廃棄される。

[このブログ内の関連記事]

 『史記』の「夏本紀」にある「禹」の時代の大洪水は史実か?
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post-98a4.html

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2017年7月 7日 (金曜日)

WHO:危険な耐性菌が世界中で感染拡大との警告

下記の記事が出ている。

 Untreatable gonorrhoea 'superbug' spreading around world, WHO warns
 Guardian: 7 July, 2017
 https://www.theguardian.com/society/2017/jul/07/untreatable-gonorrhoea-superbug-spreading-around-world-who-warns

[追記:2017年7月10日]

関連記事を追加する。

 耐性ある淋病が増加、新たな抗生物質が早急に必要 WHO
 AFP BB: 2017年7月7日
 http://www.afpbb.com/articles/-/3134961

 Superbug risk escalating and greater resources needed, disease experts say
 Guardian: 28 June, 2017
 https://www.theguardian.com/australia-news/2017/jun/29/disease-experts-call-for-greater-effort-to-fight-the-spread-of-superbugs

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2017年6月12日 (月曜日)

De-extinction

下記の記事が出ている。

 Resurrecting extinct species comes with legal issues
 ars technica: June 12, 2017
 https://arstechnica.com/science/2017/06/if-we-resurrect-the-mammoth-can-it-be-patented/

この分野に関連する書籍として,下記のものがある。以前,遺伝子組換え生物の生物分類学上の理論的位置づけと法学及び法律実務上の異常な思考または取扱いに関する幾つかの論文を書いた際に読んだ。

 George M. Church, Ed Regis
 Regenesis: How Synthetic Biology Will Reinvent Nature and Ourselves
 Basic Books (2014)
 ISBN-13: 978-0465075706

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2017年5月15日 (月曜日)

長年にわたる日本・韓国・ロシア・北朝鮮からの超高温温排水の大量放出の影響か?

下記の記事が出ている。

 日本海の海水循環、大幅減…深海生物死滅の恐れ
 Yomiuri Online: 2017年05月15日
 http://www.yomiuri.co.jp/science/20170515-OYT1T50041.html

(余談)

別の理由により,どうにもならない現象が進行していることにマスコミも理系の学者も沈黙し続けているのは何故だろうか?

心というものがあるのだろうか?

きっとないのだろう。

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2017年5月 1日 (月曜日)

大西洋で有毒藻類が大繁殖?

下記の記事が出ている。

 Toxic algae on the rise as our oceans warm
 ars technica: April 30, 2017
 https://arstechnica.com/science/2017/04/harmful-algal-blooms-occur-more-often-now-that-oceans-are-warming/

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