2020年7月 9日 (木曜日)

European Electronic Communications Code [参考訳]を公開

European Electronic Communications Code参考訳を法と情報雑誌4巻2号(2019年2月)に掲載して公表した。

その後,見直しをしていないので,ミスタイプや誤訳・訳漏れ等が残存している可能性はあるが,Web公開することにした。

 European Electronic Communications Code
 http://cyberlaw.la.coocan.jp/Documents/eCmmunicationCodeTranslation.pdf

ただし,この参考訳の冒頭部分に明記してあるとおり,翻訳の大前提となる法解釈等は現時点におけるものであり,今後の研究の進展に伴い,将来,何らかの改訂が加えられる可能性がある。後に誤記や誤訳等が発見された場合も同様である。それゆえ,この参考訳を利用する場合には,各自の責任において行い,かつ,必ず原文にあたって検討することを要する。無思慮にコピーして利用した場合の責任は,全てその利用者自身にある。

また,このファイルの内容を引用する場合には,「Web公開版」の参考訳である旨を明記する必要がある。

加えて,原典の所在を示すURLは,2019年2月当時のものである。

この参考訳は,以上のような意味での制約のある専門家向けの参考資料の一種であり,確定訳でも公式訳でもない。

法律上の制限に関しては,著作権法及び関連法令が定めるところに従うものとする。

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2020年2月26日 (水曜日)

石井夏生利『EUデータ保護法』

下記の書籍の献本を受けたので,早速読んでみた。すべての部分について私の翻訳(参考訳)があり,かなり以前に公表していることや,著者の主要書籍全部を既に読んでいることの結果,本書の内容を事実上既に熟知しているということもあるが,およそ10分ほどで全部精読できた。

他に類書がないわけではないけれども,このボリュームの概説書は他に出ておらず,内容も標準的なので,とりあえず参考にするのには良い本だと思われる。

 石井夏生利
 EUデータ保護法
 勁草書房 (2020/1/21)
 ISBN-13: 978-4326403707

なお,学説上の見解において,異なる見解に依拠したほうが妥当だろうと判断できる箇所がある。著者の従前の説を維持しているということなのだろうと推察可能ではあるが,そのような箇所については,読者自身の評価と判断に従うべきである。

 

 

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2019年11月22日 (金曜日)

名和小太郎『情報の法社会学』

下記の書籍の寄贈を受けたので,早速読んでみた。小さな本なので,約10分ほどで読了できる。内容は,鈴木正朝先生を聞き手とする聞き取り(インタビュー)となっており,名和先生らしい言動に満ちている。オフレコになっている部分がきっと重要なのだろうと思う(笑)

 名和小太郎
 情報の法社会学
 翔泳社
 2019年7月22日発行
 ISBN978-4-7981-6346-8

 

 

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2019年10月18日 (金曜日)

EU:eプライバシー規則案の審議状況

当初の予定よりも随分と時間がかかっているけれども,審議が継続されている。提案内容には随分と修正が加えられてきたようだ。詳細は,下記のサイトにあり,丹念に読むと関連文書を入手できる。

 Procedure 2017/0003/COD
 https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/HIS/?uri=CELEX%3A52017PC0010

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2019年10月17日 (木曜日)

米国:カリフォルニア州California Consumer Privacy Act (CCPA) のガイドライン案

2020年1月1日から適用されるCCPAの執行のための指針の策定作業が進められている。

CCPAの仮訳(抄訳)は日本国の個人情報保護委員会から公表されているが,この仮訳とは関係なく,私訳(参考訳)を作成し,次号の法と情報雑誌上で公表することにした。

 
 California Consumer Privacy Act (CCPA)
 https://oag.ca.gov/privacy/ccpa

 California’s Privacy Act: What you need to know now
 Tech Crunch, October 12, 2019
 https://techcrunch.com/2019/10/12/californias-privacy-act-what-you-need-to-know-now/2019/10/12/californias-privacy-act-what-you-need-to-know-now/2019/10/12/californias-privacy-act-what-you-need-to-know-now/

 個人情報保護委員会によるCCPAの仮訳(抄訳)
 https://www.ppc.go.jp/enforcement/infoprovision/laws/CCPA/

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2019年6月30日 (日曜日)

規則(EU) 2018/1805の参考訳をWeb公開

EUの構成国間における凍結命令及び没収命令の相互承認に関する規則(EU) 2018/1805の参考訳を作成し,2019年6月に法と情報雑誌4巻6号に掲載して公表した。

なにぶんにも全部私1人だけでやっていることなので,誤訳,誤記,訳漏れ等が残存している可能性はあるが,Web公開の必要があると判断したので,現時点で気づいた誤記等を修正した上でWeb公開することにした。

 規則(EU) 2018/1805
 http://cyberlaw.la.coocan.jp/Documents/EU%20Regulation%202018%201805%20Translation%20ver%201.pdf

ただし,この参考訳の冒頭部分に明記してあるとおり,翻訳の大前提となる法解釈等は現時点におけるものであり,今後の研究の進展に伴い,将来,何らかの改訂が加えられる可能性がある。後に誤記や誤訳等が発見された場合も同様である。それゆえ,この参考訳を利用する場合には,各自の責任において行い,かつ,必ず原文にあたって検討することを要する。無思慮にコピーして利用した場合の責任は,全てその利用者自身にある。

また,このファイルの内容を引用する場合には,「Web公開版」の参考訳である旨を明記する必要がある。

この参考訳は,以上のような意味での制約のある専門家向けの参考資料の一種であり,確定訳でも公式訳でもない。

法律上の制限に関しては,著作権法及び関連法令が定めるところに従うものとする。

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2019年6月12日 (水曜日)

環境刑法に関する指令2008/99/ECの参考訳をWeb公開

環境刑法に関する指令2008/99/ECの参考訳を作成し,2019年5月に法と情報雑誌4巻5号に掲載して公表した。

なにぶんにも全部私1人だけでやっていることなので,誤訳,誤記,訳漏れ等が残存している可能性はあるが,Web公開の必要があると判断したので,Web公開することにした。

 指令2008/99/EC
 http://cyberlaw.la.coocan.jp/Documents/EU%20Directive%202008%2099%20EC%20Translation%20ver%201.pdf

ただし,この参考訳の冒頭部分に明記してあるとおり,翻訳の大前提となる法解釈等は現時点におけるものであり,今後の研究の進展に伴い,将来,何らかの改訂が加えられる可能性がある。後に誤記や誤訳等が発見された場合も同様である。それゆえ,この参考訳を利用する場合には,各自の責任において行い,かつ,必ず原文にあたって検討することを要する。無思慮にコピーして利用した場合の責任は,全てその利用者自身にある。

また,このファイルの内容を引用する場合には,「Web公開版」の参考訳である旨を明記する必要がある。

この参考訳は,以上のような意味での制約のある専門家向けの参考資料の一種であり,確定訳でも公式訳でもない。

法律上の制限に関しては,著作権法及び関連法令が定めるところに従うものとする。

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2019年6月10日 (月曜日)

ジオブロッキング規則(EU) 2018/302の参考訳をWeb公開

ジオブロッキング規則(EU) 2018/302の参考訳を作成し,2019年5月に法と情報雑誌4巻5号に掲載して公表した。

なにぶんにも全部私1人だけでやっていることなので,誤訳,誤記,訳漏れ等が残存している可能性はあるが,Web公開の必要があると判断したので,Web公開することにした。

 ジオブロッキング規則(EU) 2018/302
 http://cyberlaw.la.coocan.jp/Documents/EU%20Regulation%202018%20302%20Translation%20ver%201.pdf

ただし,この参考訳の冒頭部分に明記してあるとおり,翻訳の大前提となる法解釈等は現時点におけるものであり,今後の研究の進展に伴い,将来,何らかの改訂が加えられる可能性がある。後に誤記や誤訳等が発見された場合も同様である。それゆえ,この参考訳を利用する場合には,各自の責任において行い,かつ,必ず原文にあたって検討することを要する。無思慮にコピーして利用した場合の責任は,全てその利用者自身にある。

また,このファイルの内容を引用する場合には,「Web公開版」の参考訳である旨を明記する必要がある。

この参考訳は,以上のような意味での制約のある専門家向けの参考資料の一種であり,確定訳でも公式訳でもない。

法律上の制限に関しては,著作権法及び関連法令が定めるところに従うものとする。

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2019年6月 9日 (日曜日)

EU:ECRIS指令(EU) 2019/884

下記のところで公示されている。

 Directive (EU) 2019/884
 https://eur-lex.europa.eu/eli/reg/2019/884/oj

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2019年6月 8日 (土曜日)

大島眞一編『司法試験トップ合格者らが伝えておきたい勉強法と体験記』

出版社から下記の書籍の寄贈を受けたので,早速読んでみた。

  大島眞一編
  司法試験トップ合格者らが伝えておきたい勉強法と体験記
  新日本法規出版 (2018/7/12)
  ISBN-13: 978-4788284463

複数の執筆者による書籍であり,各人各様の体験談と所感が述べられている。

無論,賛成できる部分と賛成できない部分とがある。しかし,このような書籍は,必要な書籍だと思う。

一般論としては,法律家の仕事は,理論法律家であれ,実務法曹であれ,非常に個性的な仕事だと思う。

裁判官にあっては,どんなことがあっても屈しない独立性を維持するための精神的な頑健性と頭脳の柔軟性の両方が求められるので,自動的に個性的になる。

弁護士にあっては,類型を同じくする事件であっても当事者と事案によって実質的な内容が千差万別であることが多いので,ステレオタイプのような弁護士では仕事にならない。

検察官にあっては,事案に即して公訴事実を構成し,適切に証拠を取捨選択する能力が求められるだけではなく,刑事訴訟以外の多種多様な法務に従事することもしばしばあるので,かなり柔軟な思考能力と知識の吸収能力が求めらる。

法学者にあっては,「従来の通説を全て粉砕して過去のものとしてしまう!」くらいの強靭な意気込みがなければ,まともな論文など書けるはずがない。

そして,それぞれの法律家には各人各様の世界観というものがある。

それゆえ,まともな法律家である限り,最初から最後まで個性的であることが求められるし,意識しなくても自然とそのようになる。

その結果,この分野に関する限り,画一的な教育は,常に成立しない。

私の場合,学生の意欲,資質,能力,志望等の要素を丁寧に観察した上で,それぞれの学生の個性に即した法学教育をめざしており,画一的な授業をやってみてもほぼ無意味だと理解している。

特に,各人の勉強方法は,各人が自身で身につけるべきものであり,教育によって最適解のようなものを教えることができない。仮に最適解もどきのようなものを暗記または訓練により習得させてみたところで,同じ教育を受けた者は,(少なくとも外形上では)全員同じことができるようになるかもしれず,それでは同業他者との差別化などできるはずがないので,人生において必敗の方法論を学んでいるのと同じことになる。

世界観や倫理観等に関しては,そもそもそれが固定的なものではなく,時代や環境の変化や相違によって顕著に異なるものであるし,日本国憲法によって保障された各人の思想信条の自由に属するものであるので,強制することが許されない。知識や技能を習得するための訓練と倫理観または思想の強制とは全く別のものである。

そのような観点から,本書の感想に戻ると,執筆者各位が比較的正直に意見を述べているように思われ,しかも,「自分自身の方法論をつかむ」ことを重視していることには心強いことだと思った。

私自身は,既に引退同様になっていることはさておくとしても,自分自身の気持ちの問題としては,どこかの誰かのように権力や名誉や地位を求めるようなタイプの老醜を晒そうとは思わない。

若い世代に大いに期待したいと思う。

 

 

 

 

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