2026年1月21日 (水曜日)

AIによるステルスマーケティングや架空取引など

あくまでも理屈の問題としては,(AIエージェントを含め)AIシステムでは,ステルスマーケティングや架空取引などの違法な行為に相当する電子的な処理が自動的な処理として実行され得る。

想定可能な被害者は,個々の消費者やNISAなどを利用している小口の投資家だけではなく,大規模な投資家や大企業,そして,各国の中央銀行や財務当局等も含まれ得る。

現実に既に存在するのかどうか,存在するとしてその規模や影響はどうなのかについては,知らない。

各国の関係当局は,調査するだけの価値のある問題ではないかと思われる。

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2026年1月20日 (火曜日)

AIシステム用のデータセンターは脳梗塞のようになり得る

全く使用しない状態であっても,部品は物体なので,自然に劣化する。脳細胞に相当するSSDも脳の血管に相当する電源ケーブルも自然に劣化する。

使用されている状態では更に劣化する。

SSDのようなICメモリは,一定回数繰り返して読み書きすると,劣化により機能しなくなることが知られている。実際,そのようになる。

AIシステム用のデータセンターでは,通常のPC等と比較して,何倍も使用頻度が高いと推定されるので,通常のPCよりも何年も早くメモリ破壊による機能不全が発生し得ると考えられる。

人間で言えば脳梗塞のような状態が少しずつ始まり,脳全体に及ぶようなことが起き得る。あるいは,脳細胞全体の中で部分的な記憶消去が頻発するようになり,生体脳における痴呆症のような状態が発生し得る。

明確に機能不全になった場合だけではなく,通常の検査では発見できない微細な壊死のような状態になった場合,AIシステムにおける演算の正確性や信頼性に対してどのような影響があるのか,致命的な演算不能が発生するのはデータセンターを構成するメモリのどの部分どれだけの割合で劣化し正常に機能しなくなったときなのかを詳密に論じた学術論文があるのかどうかは知らない。

他方,そのようなデータセンターを基礎とするAIサービスを大幅に導入している企業もかなり深刻な影響を受けることを避けられない。AIシステムの脳梗塞や痴呆症のような状態による悪影響をもろに受け,経営陣も従業者も何も判断できなくなってしまうからだ。
そのようなリスクを少しでも緩和するためには,AIが全く存在しなくても他社に対して優位を保てるような生来の超人的な異能人材だけを経営者に据える以外に方法がない。近未来の社会では,そのような生来の超人的な異能人が,AIなしでは生きられなくなってしまっている大多数の空脳人を奴隷として支配するようになっているかもしれない。

加えて,データセンターが劣化によって機能しなくなった場合,その施設内の装置を更新するためにどれだけのコストが発生するのか,データセンターの運用を廃止した場合,その撤去と有害物質の除去と様々な補償の支払いのためにどれだけのコストが発生するのかについてまともに論じられているようには思われない。従業者及び近隣住民に対する健康被害に関する影響評価や自然環境に対する影響評価が正常に行われているとも思われない。
また,そのデータセンターを経営している企業が破産して何もできなくなってしまっているときは,当該データセンター所在地の自治体の税負担でその施設を撤去し,有害物質を除去しなければならなくなる。
そのようになってしまった場合における報復のため,当該データセンターの経営者を処罰する法制を確立し,執行する必要があると思われる。たぶん,中国では既にそうなっている。

 

 

 

 

 

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2026年1月16日 (金曜日)

Copilotの問題

下記の記事が出ている。

 MicrosoftのAI「Copilot」にURLを1回クリックするだけでさまざまな機密データが盗まれる脆弱性があると判明
 GIGAZINE: 2026年01月15日
 https://gigazine.net/news/20260115-single-click-url-attack-microsoft-copilot/

実際には他にもいろいろある。

このシステムは,存在しないほうが良いと思う。

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世界各国の政府は,エンドユーザのキーストロークがAIシステムに取り込まれ,AIシステムによって学習されることを全面的に禁止する必要性を強く認識すべきだと思う。

国家安全保障に直ちに直結する極めて深刻な問題も常に存在している。

 

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2026年1月11日 (日曜日)

ディープフェイクはKYCを破る

下記の記事が出ている。

 World Economic Forum: Deepfake Face-Swapping Tools Are Creating Critical Security Risks
 infosecurity: 9 January, 2026
 https://www.infosecurity-magazine.com/news/wef-deepfake-faceswapping-security/

 

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2025年12月26日 (金曜日)

人間の知能は言語能力だけか?

下記の記事が出ている。

 昨今のAIブームは「言語能力こそが知能である」という誤解に基づいているという主張
 GIGAZINE: 2025年11月28日
 https://gigazine.net/news/20251128-ai-bubble-llm-fundamental-mistake/

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この記事でいうところの言語能力とは,要するに,符号処理能力のことを指すと考えられる。

しかし,(ダーウィンの進化論否定主義の者は何万人も存在するけれども全て無視した上で,類人猿の段階を含め)文字を知る以前の段階の人類の祖先は,符号なしで外界を認識・理解していた。

現在の猿の仲間も同じく,符号なしで外界を理解し,高度な思考を行っている。

要するに,もともと,知能の本質は,符号処理ではない可能性がある。

他方において,現在の人類の中で天才またはそれに近い人々が符号によって思考しているかどうかは分からない。

例えば,画像として把握し,「一瞬にして全てを理解する」というようなことがあり得る。その場合,符号処理は1ビットも行われていない。

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以上のことは,象形文字の一種である漢字(繁体字)の文化圏に含まれている国々の人々にとっては容易に理解され得ることかもしれない。

逆に,アルファベットのような記号しか存在しない国々の人々にとっては難しいことかもしれない。

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以上のような立論が正しいとした場合,現在の(符号処理なしでは成立しない)LLMの本質に関し,再考すべき段階に至っていると考えられる。

何にしろ,真の天才は,学習なしに,一瞬にして真理を把握してしまうのかもしれないのだ。

より正確に言えば,ステレオタイプに過ぎない過去の符号をどれだけ学習してもその応用(=実質的には既存のステレオタイプの一種)しか得られないのに,真の天才は,全く異なるものを生み出すので,そもそも学習が無意味なのかもしれない。

更に正確に言えば,真の天才は,単なる秀才の一員に過ぎない者のステレオタイプである表現物集合を全部葬るという目的のためにのみ,そのための手段として,既存のものを学ぶのかもしれない。

・・・と考えると,なかなか難しい。

 

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2025年12月25日 (木曜日)

生成AIに頼ると思考における多様性が衰退する?

下記の記事が出ている。

 画像生成AIと画像認識AIの生成ループを実行すると最終的にどんな指示でも「12種類のスタイル」に収束してしまうことが判明
 GIGAZINE: 2025年12月25日
 https://gigazine.net/news/20251225-ai-image-generators/

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当然のことが述べられていると考える。しかも,美術の分野に限らず,経営判断のような場面でも同じことが起きる。

LLMは,要するに巨大な海賊船のようなものであり,他人がつくった産物を奪い,違法に模倣するということを繰り返すことによって成立している本質的に違法な存在なのだが,そもそも,世間に存在している表現物等の多様性には限界がある。それは,人間の表現において,既に模倣が繰り返されていることによる。

簡単に言えば,学習対象となる情報の段階で既に陳腐でステレオタイプ的なものしか存在しないので,そのようなものをどれだけ多数学習しても多様性や独創性が生ずることはない。

生成AIとは,そのようなつまらない玩具に過ぎない。独創性など全くない。

それゆえ,経営判断の分野で生成AIを使用しても,利用者である企業が他の企業に対して優位を得るということが決してあり得ないことが最初から予定されている。

例外として非常に優れた美術作品等は著作権によって守られているので,それを学習した結果を許諾なく模倣すれば違法な二次利用になる。

経営判断の場合も同じであり,他には知られておらず,優位性をもたらし得る企業経営上のノウハウ等は営業秘密として保護されている。そのようなノウハウ等を許諾なしに学習することは,単なるスパイ行為に過ぎず,違法行為となる。

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これまで何度も述べたことではあるが,軍事用の機械制御目的のAI開発等の例外を除き,生成AIまたはLLM開発に投資しても財産を失うだけとなることだろう。

 

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2025年12月22日 (月曜日)

法と情報雑誌71号

法と情報雑誌71号を作成し,Web上で公表した。

 法と情報雑誌71号
 http://cyberlaw.la.coocan.jp/Documents/LawandInformationMag_No71.pdf

この号には規則(EU)2019/1150[参考訳]が含まれている。

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2025年12月19日 (金曜日)

生成AIを使用する従業員は職業上のスキルが劣化する?

下記の記事が出ている。

 AIは使い方によっては労働者のスキルを低下させる…「人間の思考プロセスは非効率だが、非常に健全」
 Buassiness Insider: Dec 19, 2025
 https://www.businessinsider.jp/article/2512-ai-making-workers-feel-smarter-but-worse-at-their-jobs/

当たり前のことだ。論証を要しない自明のことに属する。

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一般に,人間の受精卵は,遺伝子の命令に従い,何億年にもわたる生命の進化を子宮内で再現しつつ人間の形をした胎児の状態になるまで成長する。そのような遺伝子の命令に従った地球上の生命の歴史の再現なしには人間の胎児の段階まで到達できない。

出産により母体から出た新生児は,まだ人間ではない。それは,人間の萌芽に過ぎない。新生児は,身体の様々な動作や活動を通じてやっと人類のレベルまで成長する。この段階では,例えば,四つ足動物のような「はいはい」の動作を十分に繰り返すことが次の段階の身体的成長及び知能の活性化のために大きな役割を果たしていると考えられる。そして,そのような準備段階において何か問題が生じた場合,後発的に学習できる要素とそうではない要素とがある。

より大きく成長しても,基礎的なことが身についていないと専門的な知識や技能を習得したり使ったりすることができない。

それゆえ,私は,大学の講義の中で,基礎的な力の構築を持続することの重要性を力説してきた。

そのような基礎的な力を得るためは,可能な限り豊かな一般教養の蓄積を必要とするが,これは,符号としての情報の暗記(=単なる記録)とは全く異なるもので,要するに,一般教養の蓄積とは,「世界の理解」そのものであるとも言える。

生成AIを使用していなくても,丸暗記を基本とする受験勉強しかしていない者は,やはり,一般教養がないし,考える能力もない。

そのような者は,一時的な符合の記憶のためだけに大事な知能のリソースを浪費し続けているのだと言える。

過去において,非常に有能な学者や優れた芸術家等は,世間からみれは「変人」,「世捨て人」または「単なる遊び人」にしか見えないことがしばしばあるが,それは,そのこと(=習得時間の最適化または短縮のためにではなく,十分に知的影響を吸収するための彷徨の時期を経過すべき必要性)による。

最適化のみを基礎とするタイプの「単なる秀才」は,有能な学者にも優れた芸術家にもなれない。

 

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2025年12月17日 (水曜日)

AIチャットの傍受

下記の記事が出ている。

 800万人超のユーザーのAIチャットがChromeとEdgeの拡張機能で傍受されて営利目的で販売されていることが発覚
 GIGAZINE: 2025年12月17日
 https://gigazine.net/news/20251217-ai-conversations-sold/

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要するに,AIビジネスで金儲けしようとする者を信用してはならない。

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AIと関連しないものを含め,VPNを安全だと安易に理解することはやめるべきだと常に思っている。これまでも既に多数の脆弱性が報告されている。

 

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2025年12月16日 (火曜日)

中国のロボット産業

中国には非常に多数のロボット関連企業が存在していると報道されている。基本的には活況であることを示唆する報道となっている。

しかし,明らかに過当競争状態にあると言える。
これに対し,実質的にみて過剰な競争関係が実質的には存在しないのだとすれば,それらの非常に多数あるとして報道されているロボット関連企業が見せかけだけの「張り子企業」であるということを示していることになる。そのような見せかけだけの企業に対する投資は,全てを失う原因となり得る。

過当競争状態にあるか否かを一応措いた上で,中国全体において必要なロボット関連企業数は,(軍事部門を除くと)せいぜい100社程度だと考えられる。
それを超える企業は全て余剰であるか実質的には既に破綻している企業だと推定してよい。

その結果,AI及びロボットと関連する世界レベルの経済上の深刻なパニックは,中国発となる可能性が極めて高い。

 

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