2023年11月28日 (火曜日)

General Electricから個人データが流出?

下記の記事が出ている。

 General Electric Investigates Alleged DARPA Breach
 infosecurity: 27 November, 2023
 https://www.infosecurity-magazine.com/news/general-electric-alleged-darpa/

 

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EUのセキュリティ戦略の実装に関する第6次進捗状況報告書COM(2023) 665 final

下記のところで公示されている。

 COM(2023) 665 final
 https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/?uri=CELEX:52023DC0665

 

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スパイウェアに関する調査委員会を設置する欧州議会決定(EU) 2022/480

下記のとおり公示されている。

 Decision (EU) 2022/480
 http://data.europa.eu/eli/dec/2022/480/oj

 

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2023年11月27日 (月曜日)

AIによる写真の自動生成や合成は,違法行為として扱われるようになるのではないか?

下記の記事が出ている。

 These look like prizewinning photos. They’re AI fakes.
 Washington Post: November 23, 2023
 https://www.washingtonpost.com/technology/2023/11/23/stock-photos-ai-images-controversy/

報道機関に対する悪影響だけではない。無論,画像要素を用いる個人識別ができなくなってしまうという問題もある。そして,諜報活動を含め,国防や治安の脅威に直結する問題が多すぎる。

いずれ特別な許可のある場合を除き,一般的な利用が禁止されるようになるのではないかと考えられる。そうしなければ,(統治のための適正な情報を入手することが困難になるので)どの国家も滅びる。

 

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2023年11月26日 (日曜日)

AI技術の応用によるロシアからの偽情報攻撃の検出?

下記の記事が出ている。

 AI Helps Uncover Russian State-Sponsored Disinformation in Hungary
 DARK Reading: November 21, 2023
 https://www.darkreading.com/edge/ai-helps-uncover-russian-state-sponsored-disinformation-in-hungary

 

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2023年11月25日 (土曜日)

生体認証は既に限界か?

下記の記事が出ている。

 Researchers Undermine 'Windows Hello' on Lenovo, Dell, Surface Pro PCs
 DARK Reading: November 23, 2023
 https://www.darkreading.com/vulnerabilities-threats/researchers-undermine-windows-hello-lenovo-dell-surface-pro-pcs

私見は,既に何度も述べている。生体認証は,本当は,IDやパスワードのような符号のマッチングによる認証と同程度の安全性と確実性しかもっておらず,しかも,誰かに関連データを奪われた場合,(変更不可能な生態要素であるがゆえに)最悪の場合にはインターネットから排除されてしまうような悲惨な結果をもたらし得る。

日本国が発行している個人番号関連のカードの生体認証の場合を含め,生体要素による認証は,原則として,全て禁止されるべきである。

例外は,老化による知的機能の著しい劣化の結果,IDやパスワード等を当の本人が使用できなくなってしまっている場合などに限定されるべきである。ただし,容貌や骨格の基本構造もどんどん劣化するので,生体認証が合理的に機能しない場合がかなり多いということも想定に入れておく必要がある。超高齢化社会は,「誰が誰なのか誰もわからない社会」でもあり得る。これは,既に松本恒雄・齋藤雅弘・町村泰貴編『電子商取引法』の執筆担当部分で述べたとおり,「個人情報」なるものの本質が「記憶」であることに起因するものなので,解消の方法が全くない。逆に破壊と混乱のための方法はいくらでもある。

だから,インターネットのような地球規模の電子的なネットワークサービスが存続している限り,サイバー攻撃がなくなることはないし,サイバー法がなくなることもない。

 

 

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2023年11月24日 (金曜日)

サプライチェーンに対する北朝鮮によるサイバー攻撃

下記の記事が出ている。

 North Korean Software Supply Chain Threat is Booming, UK and South Korea Warn
 infosecurity: 23 November, 2023
 https://www.infosecurity-magazine.com/news/north-korean-supply-chain-booming/

 

 

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ENISA: NIS Investments Report 2023

下記のところで公表されている。

 NIS Investments Report 2023
 ENISA: November 16, 2023
 https://www.enisa.europa.eu/publications/nis-investments-2023

 

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2023年11月23日 (木曜日)

宇宙部門のサプライチェーンに対するサイバー攻撃の防護

下記の記事が出ている。

 Why Ensuring Supply Chain Security in the Space Sector is Critical
 infosecurity: 22 November, 2023
 https://www.infosecurity-magazine.com/news/supply-chain-security-space/

 

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2023年11月22日 (水曜日)

医療分野専門のマネージドクラウドセキュリティプラットフォーム企業の前COOが無権限アクセス等の罪について有罪の答弁

下記の記事が出ている。

 Cybersecurity Executive Pleads Guilty to Hacking Hospitals
 infosecurity: 21 November, 2023
 https://www.infosecurity-magazine.com/news/cybersecurity-executive-guilty/

マネージドサービスやマネージドセキュリティサービスを含め,全てのクラウドサービスにおいて同様の内部者犯罪があり得る。man-in-cloudとでも呼ぶべき犯罪類型が存在する。

一般に,このような犯罪類型は,特に珍しいものではない。

例えば,成年後見制度における後見人となっている弁護士等による背任・横領行為も(広い意味では)同じ「信頼を裏切る犯罪」の範疇に入る。

公務員,準公務員が守秘義務を守らずに職務上取得した秘密事項を含む情報を外部に垂れ流すような行為もまた「信頼を裏切る犯罪」の範疇に入る。

インターネット上のホスティングサービスのプロバイダやSNSサービスのプロバイダの従業者等による当該サービスの利用者の秘密情報を外部への垂れ流すような行為も同じである。

私見によれば,一般に,「信頼を裏切る犯罪」は,「壊す犯罪」の一種であり,「信頼」を破壊している。

信頼の破壊は,社会の必須要素の破壊の一部を構成する行為類型なので,理論的には,テロ行為と同列に扱うべき犯罪行為類型に属するものとして理解することが可能である。

***

これらの守秘義務違反行為や知的財産権侵害行為を構成する行為,または,個人データ保護に関する各国の法令(日本国では個人情報保護法)に違反するような行為は,何らかのかたちで犯罪を構成することが多く,特別法による対処だけではなく,刑法上の信用棄損罪,名誉棄損罪,侮辱罪等によって対処可能な場合がかなり多いと考えられる。

現実にはそのようにはならないのは,単純に,往々にして通説化している偏向的な刑法学説を原因とするものかもしれないし,また,この種の犯罪に対応することに向けた警察当局の意欲のなさによるものかもしれない。

正確な原因調査は不可能なことなので,その原因を確定することができない。

 

 

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