2024年2月 6日 (火曜日)

EUのAI法案に対する音楽業界の反応

下記の記事が出ている。

 Music industry welcomes EU member states agreeing AI Act
 Complete Music Update: February 5, 2024
 https://completemusicupdate.com/music-industry-welcomes-eu-member-states-agreeing-ai-act/

 

 

 

 

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2024年1月15日 (月曜日)

フィッシングにおける生成AIの悪用

下記の記事が出ている。

 NSA official warns of hackers using AI to perfect their English in phishing schemes
 NBC: January 10, 2024
 https://www.nbcnews.com/tech/security/nsa-hacker-ai-bot-chat-chatgpt-bard-english-google-openai-rcna133086

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非英語圏の者が犯人であるとの一般的な前提で考えられている。

しかし,(英語→ロシア語→中国語→英語のような)自動的な多重翻訳により,非英語圏の者であるかのように装うことも可能なので,かなり厄介な世界になってきたと言える。
定型的な文面であれば,現実のサンプルが大量に存在するので,それらを(関連国際条約及び各国の関連国内法に定める著作権を無視して)自動収集する自律学習型AIでは,自動的な模倣処理により,かなり精度の高い多重翻訳文を生成できる場合がある。
無論,同様に,(当初の文→能力の低い者による文→能力の高い者による文のような)自動的な多重翻案により,異なる能力や社会経験をもつ者の文であるかのように装うことも可能となっている。

つまり,一定の分野及び言語に関しては,「fake profiling」またはそれを基礎とする犯罪的な出力が既に完全に実行可能となっている。

要するに,警察当局の古典的な捜査手法が基本的に全部反故にされてしまっているような状況下にあると言える。

今後の検討課題としては,特定の職業にある者の特性を自動的に模倣する犯罪用アバター的なものの悪用が懸念される。
例えば,あくまでも一般論として,民間飛行場の管制官を偽装した通信内容が正規の通信に介入した場合,かなり容易に,航空機の衝突事故のような大事故をリモートで発生させ得る。軍用飛行場では,同様の攻撃により自動的な同士討ちのような状態で自滅を招来することが可能と思われる。
一般に,このようなタイプの偽装を悪用したサイバー攻撃が実行された場合,現行のボイスレコーダでは適正に音声信号が記録されない場合があり得ることから,当該サイバー攻撃の証拠が残され難いという非常に困った問題もある。

他方において,企業経営者,国家元首や有力政治家等を偽装するアバター的なものが出現し,国家や社会を物理的に破壊してしまうような事態を発生させてしまうこともあり得ると考えられる。
「自分の分身が存在すれば,独裁できるのに・・・」と考える者は決して少なくはないだろうし,今後の技術開発によって精巧かつ自律的なアバターが成立することは不可能ではないと考えられる。
しかし,一般に,その種のシステムの情報セキュリティはかなり脆弱なので,素人レベルの攻撃者でもサイバー攻撃に成功し,当該電子アバターの動作に介入することは可能と思われる。
更に将来的には,自律的に思考するアバター達が,「人間である本人が存在すること」を「最適化された電子処理の目標に反する」と自律的に判断し,当該の本人を(IDを全て無効化することによって)電子的に抹殺または(生物としての生存に必要な資源の供給を阻害することによって)物理的に抹殺してしまうことが十分に想定され得る。

世界各国とも,関連技術の開発及び開発者を完全に軍または警察の監督下に置き,当該技術の商業利用及び一般人からのアクセスを全面禁止することを検討すべき段階に入っていると考えられる。
想像としては,社会主義諸国では既にそうなっているのではないかと思われる。

一般論として,現代社会は戦時と平時が常に共存する状況の下にあることを忘れてはならない。

 

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2024年1月 8日 (月曜日)

不気味の谷

下記の記事が出ている。

 人は直感的に「AIが生成した絵画」より人間の絵を好むことが判明、AI作品は「不気味の谷現象」に陥っている可能性
 GIGAZINE: 2024年01月07日
 https://gigazine.net/news/20240107-ai-human-art/

 

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2023年12月23日 (土曜日)

Appleの生成AIと関連する知的財産権の処理方針?

下記の記事が出ている。

 Apple Explores A.I. Deals With News Publishers
 New York Times: December 22, 2023
 https://www.nytimes.com/2023/12/22/technology/apple-ai-news-publishers.html

新聞社や出版社だけではなく,個人の著作物にも権利がある。自動学習型のAIとは,要するに,自動編集機能をもつ大規模データベースの一種に過ぎないので,知的財産権(特に著作権及び営業秘密)と関連する国際条約と各国の法令に定めるところを厳守しなければならない。

そうでなければ,違法な存在となる。

リアルにおいて違法なことは,デジタルにおいても違法だ。

 

 

 

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2023年11月18日 (土曜日)

弁護士が迂闊にChatGPTを利用すると,どういう結末があり得るか?

下記の記事が出ている。

 These lawyers used ChatGPT to save time. They got fired and fined.
 Washington Post: November 16, 2023
 https://www.washingtonpost.com/technology/2023/11/16/chatgpt-lawyer-fired-ai/

この種のAIシステムは,「まともな学者」や「まともな法律家」とは全く異なり,資料の信頼性や真正性や適法性などを検討することなく何でもかんでもパクってしまう。底本となっている資料を吟味・検討する能力は,もともと全くない。

そうであるからこそ,この種のAIシステムは,仮想敵国のスパイによって洗脳されてしまう危険性が常にあるとも言える。

この種のAIシステムは,自己の頭脳で考え,正しいか正しくないかを論理的に検討する能力がもともとないので,当たり前のことだと言える。

他方において,「何でもかんでもパクってしまう」ということは,この種のAIシステムが常に著作権法違反となる違法な存在であるということも意味している。

個人データ保護との関係においても同じことが言える。

 

[追記:2023年11月19日]

関連記事を追加する。

 AI is about to face many more legal risks. Here’s how businesses can prepare
 Fortune: November 9, 2023
 https://fortune.com/2023/11/08/ai-playbook-legality/

 

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2023年9月26日 (火曜日)

合成偽音声による模倣的行為

事案によるが,刑法に定める業務妨害罪で対処可能な事案が少なくないと考えられる。

ただし,正当な理由なく他者の経済的利益や社会的名誉を奪う場合またはそれらの利益を毀損するような場合,(AIと称する音声や画像の人工合成の仕組みを利用する場合を含め)「ものまね」の行為が一般的に違法行為であるという認識を十分に普及させないと,反感をかうかもしれない。

なお,冗談や悪ふざけのような行為であり,(犯罪構成要件の一部である故意に関して最高裁判例のような見解や検察庁の実務上の見解ではなくもっと厳格な法解釈論上の立場をとった上で)業務妨害罪の故意の該当性を認めない見解に立脚するとしても,事案により,刑法に定める侮辱罪や名誉棄損罪を構成することはあり得る。

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既存の映画作品等について,正当な理由なく,日本人の俳優による音声部分を合成音声に置き換える行為,または,正当な理由なく,外国語による音声部分のふき替え(アフレコ)の音声を合成音声に置き換える行為は,著作権法に定める同一性保持権または翻案権の侵害行為を構成し得る。

文字情報としての映画作品の字幕等に関しても,正当な理由なく置き換える行為は,著作権法に定める同一性保持権または翻案権の侵害行為を構成し得る。

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ある非常に特徴ある音声パターン等が著作権法及び関連条約に定める実演権の要件を充足している場合,事案により,正当の理由なくその音声パターン等を模倣する行為は,実演権の侵害行為を構成し得る。

 

[追記:2023年10月12日]

関連記事を追加する。

 AIによる音声クローン作成サービスを著作権侵害サイトとして認めるようにアメリカレコード協会が要請
 GIGAZINE: 2023年10月12日
 https://gigazine.net/news/20231012-riaa-ai-voice-cloning-piracy-watchlist/

[追記:2023年10月23日]

関連記事を追加する。

 Why actors are fighting for AI protections
 The Hill: October 23, 2023
 https://thehill.com/policy/technology/4267345-why-actors-are-fighting-for-ai-protections/

 

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2023年9月10日 (日曜日)

AIによる著作権侵害問題

下記の記事が出ている。

 Microsoft offers legal protection for AI copyright infringement challenges
 ars technica: September 9, 2023
 https://arstechnica.com/information-technology/2023/09/microsoft-offers-legal-protection-for-ai-copyright-infringement-challenges/

 

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2023年8月24日 (木曜日)

政府機関と関係する自称専門家の能力劣化が著しい

EUの法令に関し,平気で誤訳満載の翻訳文やパクりの翻訳文を正規訳文のようにして使用している。とりわけ,意味内容を精密に吟味する能力をもたない無能者が,私が作成した参考訳を改悪し劣化させたものを平気で使用する例が増えている。

単に無知蒙昧または初歩的な部分で不勉強だというだけではなく,違法行為を違法行為と思うことがなく,また,「恥ずかしい」という気持ちを知らないのだろう。

職員の中にもかつてのような優れた秀才がいなくなってしまったのだろうと想像される。だから粗悪な「改悪・劣化」を指摘できない。

日本国は既に終わっている。

なお,私は自分のことを「凡人」だと自覚している。

凡人の能力にはるかに満たない能力しかない者をどのように評価すべきかは,各人の世界観による。

 

 

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2023年7月28日 (金曜日)

民間のAI技術開発の軌道修正

下記の記事が出ている。

 OpenAI, Microsoft, Google and Anthropic Form Body to Regulate AI
 infosecurity: 27 July, 2023
 https://www.infosecurity-magazine.com/news/openai-microsoft-google-anthropic/

 

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2023年5月19日 (金曜日)

ANDY WARHOL FOUNDATION FOR THE VISUAL ARTS, INC. v. GOLDSMITH ET AL.

下記の記事が出ている。

 Supreme Court rules against Andy Warhol in copyright case with implications for artists
 USA Today: May 18, 2023
 https://www.usatoday.com/story/news/politics/2023/05/18/supreme-court-andy-warhol-foundation-copyright-case/10984721002/

 Supreme Court Rules Against Andy Warhol in Copyright Case
 New York Times: May 18, 2023
 https://www.nytimes.com/2023/05/18/us/supreme-court-warhol-copyright.html

なお,原文は,下記のところにある。

 ANDY WARHOL FOUNDATION FOR THE VISUAL ARTS, INC. v. GOLDSMITH ET AL.
 https://www.supremecourt.gov/opinions/22pdf/21-869_87ad.pdf

AIにおける写真の自動収集と営利利用の問題との関係を含め,極めて重要な意味をもつ歴史的な判決だと思う。

 

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