アッリアノス『アレクサンドロス東征記』
岩波文庫から出ている翻訳本ではあるけれども,これまで何度も読んだ。
現在のイランの国土に含まれている場所が実に統治の難しい領域であることを明確に理解することができる。
そのことは,古代においても現代においても変わらない。
もし大軍が進攻するとすれば,兵站に苦しむことになる。特に河川が乏しい地域では真水の確保が極めて困難なので,進攻すればするほど自滅となり得る。
アレクサンドロスの後には,モンゴル軍だけがこの地域を完全に征服することに成功した。その激しい侵略の痕跡は北部山岳地帯の城砦等に残されている。
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