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2025年8月 1日 (金曜日)

AIグラス

かつてGoogleグラスのプライバシー侵害が問題とされ,下火となってしまっていたかのように見えるけれども,実際にはそうではない。

そして,この種の機器の中でもAIシステムと無線通信できるタイプのデバイスは,「人間の外部記憶を拡張する」として宣伝されることがある。

この種のデバイスを完全に玩具化して(ひまつぶしに)楽しむことのできるレベルの超優秀人では,その限りでの効用をもち得るかもしれない。
しかし,そうではない場合,それを装着した人間は,無線通信されたASIシステムのための歩くデータ収集端末(=奴隷)として使役されるだけになる。

また,この種のAIツールに限らないが,この種のデバイスの使用を継続すると,情報の意味内容を吟味・検討して理解した上で,自分自身の生体脳の中にコンパクトに整形して記憶する能力が弱体化ないし衰退し,その結果として,思考能力が消滅する(=白痴化する)ことが確実だと思われる。外部記憶として位置づけられているAIシステムは,当該AIシステム自身のために学習と計算処理を重ねているのであり,当該デバイスを装着している者の生体脳の中では何も学習されておらず,その者の生体脳細胞によって信号処理されることもない。

一般に,人間の生体脳は,日々,試行錯誤を重ねながら駆使されることによってより良い状態にされているので,楽をしようとすればするほどどんなに若い人でも痴呆化が進行する。

無論,もともと知識や経験や教養の蓄積がなく,思考のために酷使され続けていない脳をもつ者は,とんでもなく悲惨などん底脳へとどんどん転落することになり,AIのための単なるセンサーの一種としてのみ生存するということになる。

そのようにして単なるセンサーになり下がってしまうことは,「人間の尊厳」を自ら放棄する行為であると言える。

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サイバー戦という観点から考えると,現時点における性能をもつAIツールは,史上最強レベルのスパイツールでもあり得る。
また,このようなデバイスを装着することにより思考停止が続き,白痴化している者は,どこかにあるAIシステムからテロ行為を実行するように指示があれば,何の躊躇もなくそれを実行するように日々調教され続けていることにもなり得る。

それゆえ,国によっては,そのような装置を装着した外国人に対しては,(国防のための正当防衛として)無条件で即時銃殺ということになる可能性が非常に高い。即時銃殺ではなくても,長期間の身柄拘束や拷問は十分にあり得る。

死にたくなければ,そのような装置を使用すべきではない。

ちなみに,日本国においては即時銃殺ということはあり得ないことではあるけれども,各種センサーが開発され,センサーによって検出可能なデバイスを身体に装着している者に対しては,頻繁に職務質問が重ねられるというような状況が生ずることはあり得る。特に,仮想敵国の国籍をもつ外国人に対してはそのようなタイプの監視が強化されることになるだろう。

このことは,日本国だからそうだというのではなく,国家主権というものの本質を考えれば,どの国でも共通して発生し得る事態だ。それゆえ,例えば,中国やロシアでは明日からでもそうなってしまう可能性を否定できない。

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大学受験を含め,各種試験の場においてこれらのツールが不正行為のために使用される危険性はかなり高いと言える。

受験を実施する大学等では,金属探知機とジャミング装置の徹底した設置を進めない限り,本当は「空白脳」しかもたない学生が入学してくるというリスクを抱えることになる。

しかし,現実にはそれは無理なことだ。

そうやって徐々に選抜試験が無力化することになり,結局,学歴と学位,能力検定試験の結果等が全く意味をもたない時代が到来することになることは確実だと思われる。

そのような時代になってしまうと,受験に際しての不正行為のための使用という需要が消滅してしまうことになるので,結果的に,この種の製品の需要が大幅に低下し,ビジネスとして成立しなくなってしまうことだろうと思う。

 

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