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2025年8月 9日 (土曜日)

GPT-5は博士レベルか?

アルトマン氏は,GPT-5が博士レベルの能力をもつと豪語している。

今後,彼が彼の脳内で認識している「博士」のレベルがどの程度のものであり,学術の世界で一般的に承認されているレベルの意味内容をもつものであるかどうかの検証が徹底的に行われることになるだろう。

私自身は,日本の大学の理学部や工学部の博士学位論文の審査に関与したことがないので,その分野に関しては意見を述べる能力をもっていない。
日本の大学の理学部や工学部が学術の対象としている分野に関しては,(単に過程博士の学位を授与されているというだけの形式的な意味での専門家ではなく)それぞれの分野における真に能力のある専門家によって,アルトマン氏の言うことが誇張または錯誤もしくは誤解ではないかどうかが検討されるべきだろうと思う。
アルトマン氏の言うことが誇張でも錯誤でもないというのであれば,日本の大学の理学部や工学部は存在する必要性がないのかどうかを検討すべきことになる。

他方,私は,日本の大学の法学部の博士学位論文の審査には関与したことが何度もある。しかし,アルトマン氏の認識の中には法学分野の博士学位請求論文は(カテゴリとして)含まれていないだろうと推測されるし,彼が法学分野の博士レベルの学術内容を正しく理解できているとは思われないので,批判しても意味がない。それゆえ,批判しない。

法学の真髄を彼が正しく認識・理解できているというのであれば,現在の仕事をやめて放浪の旅に出るはずだ。Open AIの仕事を続けることなどあり得ない。
また,GPT-5に対して何を質問しても「私は馬鹿です。ごめんなさい」と回答するのみとなるはずだ。

 

 

 

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