「***新聞です」及び「***通信です」との電話
受話器をとるとそのようなコンピュータ合成音声が聴こえるので,直ちに電話を切る。ここ数日,そのようなことが繰り返されている。
たぶん,選挙関係のアンケート調査のようなものだろうと推定される。
どこかから購入した電話番号情報に基づいて自動的に電話をかけているという点で(個人情報保護法に定める第三者による目的外利用に該当し,当該報道機関を犯罪組織と変容させるものという意味で)違法性が顕著な行為なので,そもそも存在してはいけない取材手法だと言える。
しかし,問題は別のところにある。
そもそも,これらの電話が全て偽電話である可能性がある。生成AIを使用すれば,誰でも簡単に実行することが可能だ。それを実行しているのは,仮想敵国の情報軍または諜報機関の手先かもしれないし,特定の思想や宗教と関係する段階かもしれないし,詐欺師グループのような犯罪集団であるかもしれない。
何も信用できない世界になってしまっているので,この種の電話に応答してはならない。
[追記:2024年15:10]
今日も同じような電話があった。全て偽電話だと思われる。
危険だ。
[追記:2024年11:13]
今日は「***党の***です」という電話があった。党首の音声を生成AIで自動生成した合成音声による偽電話と思われる。
そのようなことをするのは対立政党だと考えがちだが,そのように思わせるための手のこんだ偽情報攻撃の一種であるかもしれないので,とにかく何も信じるべきではない。
危険だ。
無論,個人データの濫用・悪用がそのような偽情報攻撃を実行可能な環境を支えている。
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