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2024年6月23日 (日曜日)

謎のメッセージツール

(製品の表示上では)日本国内に本社のある某会社の製品を購入してインストールしたところ,同社から多数のスパムメールが届いた。拒否の設定にしたのだが,どんどん届く。しかも,通常のスパムフィルタを通過してしまう。

そこで,その製品の使用を諦め,代金を損したのは自分の選択が誤っていたからだと反省し,その製品をアンインストールした。

以上のようにして,深刻な問題のある企業の製品をアンインストールし,当該製品のモジュールを全て消去した。Windowsの表示上ではアンインストールが成功しており,探してみても残存モジュールが存在しないように見える。

それにも拘わらず,当該製品の製品アップデート通知なるものが私のPCに直接に届く。全部アンインストールしたのに「アップデート通知」とは一体どういうことなのか?

個人のPC等とどのような場合でも直接に通信するスパイウェアのようなものがあるのかもしれないし,Windowsの脆弱性を利用した不正アクセスをしているのかもしれないと思った。これは,通常のセキュリティ製品では対処できない問題のように見える。

そこで,更に丁寧に調べてみたところ,製品全部のアンインストールをしても当該製品のアップデート通知の機能がWindows本体の中に保存されたままとなるようになっていることが判明した。

OSを提供しているMicrosoft社は,必要な調査を実施した上で,適正に対処すべきだと思っている。

少なくとも,Windowsのアンインストール機能には欠陥があり,または,既にインストールしたアプリなどの製品を完全にアンインストールすることができないのに完全にアンインストールできるかのような虚偽内容の製品機能表示をしていることになる。

***

今後,この会社と同一または類似のポリシーを表示している日本企業に関しては,最初から一切信用しないことにした。

消費者庁及び総務省は,詳細に調査した上で,特に消費者である顧客に対して著しい不利益を与えている場合には,原則として,「禁圧」の方針を採用すべきだと思う。

一般論として,受信拒否なりオプトアウトなりの手順を履んでいるのに商業目的のための宣伝広告を継続する企業は全て違法企業であり,関連法令に基づく厳重な行政措置(業務停止等)または罰則の適用を受けるべき企業だ。

 

[追記:2024年6月23日18:45]

その後,アップデート通知のメニュー表示の中から問題の製品の項目が消えていた。Windowsのクラウド側で何か対処したのか,または,Microsoftが私のPCに直接アクセスして何かいじったのか,そのいずれかだろうと思う。

いずれの場合であっても,エンドユーザの秘密は守られない。

クラウド型のOSでは必然的にそうなるので,用心のため,真に重要な仕事は紙とペンだけで仕事している。

 

[追記:2024年6月28日]

今朝,PCの画面上に問題の企業からのMicrosoft製品と類似製品関連のアップデート通知が届いた。

全てのアップデート通知を受け付けない設定にしてある。

つまり,Windowsには何かバグがあり,そのバグを悪用した攻撃の一種が実行されていることになるのだが,Microsoft社がそのことを認識しているかどうかは不明。

 

 

 

 

 

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