AIにより自動的に生成されたコードがオープンソースに含まれているという問題
下記の記事がない。
AI-Generated Code: A New Link in the Software Supply Chain
DARK Reading: May 13, 2024
https://www.darkreading.com/vulnerabilities-threats/ai-generated-code-a-new-link-in-the-software-supply-chain
AIにはもともと知性や理性というものが存在し得ない。違法なコード生成処理であっても「反対動機」を形成して自己抑制するということがない。
この記事及びその中で参照されている報告書でも触れられているとおり,例えば,第三者が権利を保有している著作物の全部または一部を違法複製して自動的にコードを生成する行為を「著作権法に違反する違法行為である」と認識して自動的に停止してしまうような法令遵守機能のような自動処理機能はない。
AIは「知能」ではないので,当然の結果だと言える。
そのような自動的に生成された違法なコードがオープンソースの一種として組み込まれているソフトウェア製品であるかどうかを自動的に監視し,違法なコードを自動的に削除してしまうような仕組みは現在のところ実用化されているとは言えない。
「artificial intelligence」という語を廃止して,単に「automated processing」という語だけを使用するようにしたほうが良いと考えられる。
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