「AI」と「いわゆるAI」
世間に存在しているものの99%は「いわゆるAI」であり,「AI」ではない。
論者の99%は,意図的にまたは無意識的に,単なる自動処理(automated prosessing)とAIを混同しており,かつ,そのことを全く自覚していない。
関連する講演会や研究報告会の案内は,かなり多数届く。
思想信条の自由はあるので各自自由にやったらよい。
しかし,私がこれまで知っている限りにおいては,日本レベルだけではなく世界レベルにおいて,私の要求水準を満たすレベルだと評価可能な優れた研究報告等は1つも存在しない。特に,ブール代数だけに依拠する見解は,誰が考えても明らかにレベルが低すぎる。
なお,私は,自分自身のことを凡人(=座標軸における0レベル)だと思っている。
凡人未満のレベルに位置づけるしかないような「研究成果」なるものを(0レベルの基準に満たないものとして)無視するかどうかは,私の思想信条の自由に含まれている。
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