「ドキュメントに見出しがありません」
MS-Wordを使用して作業中,アクセシビリティに関し,「ドキュメントに見出しがありません」との表示が出た。
もともと見出しのない文書の翻訳文なので,見出しが存在してはならない。
そういう文書作成もあり得るということを知らない非常に低レベルの知識と能力と経験しかもっていないエンジニアによってこのソフトウェアが開発・運用されているのだろう。
それゆえ,ほぼ自動的に,MSのAIもまた極めて低レベルのものだと断定できる。開発者の能力を超えるものを作成することはできないのだ。
真の専門家としての仕事を誰よりも多くこなしてきた経験のない単なるエンジニアは,当該専門分野に関して理解する能力を最初からもっていないので,何も想定できない。それゆえ,必要な仕様を模索・検討することも設計することもできない。仕様が存在しない以上,実装もあり得ない。
「アクセシビリティ:検討が必要です」との表示も出ているが,私から言わせれば,検討が必要なのはMSの経営陣のほうだ。このままでよいのかどうか,設計思想と設計方法の根幹部分を全部見直す必要性がある。
(内容の有無とは無関係に)外見だけとりつくろう装飾などどうでもよいことだ。
「巧言令色」という格言もある。
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「アクセシビリティ」の機能は,内容的にみて,明らかに誤りである場合があまりにも多すぎるので,MS-Wordの機能から完全に抹消すべきだと考えている。
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