Generative AI
理屈はわかるが,現在のところ,完全な実装例は存在しない。
理論上,完全なGenerative AIのシステムは完全に自律的に自己拡張し続けるため,((専用ロボットが導入・運用されるまでの間のつなぎ業務としての)筐体である機械装置の掃除等の業務を除き)人間の関与を全く必要としない。
つまり,あるシステムが「完全なGenerative AIである」というためには,当該システムの関連業務に従事する人間(従業者)が完全にゼロであることを絶対条件としている。
この絶対条件を満たさないシステムは,「Generative AIもどき」のようなものなのだろうと思う。
あくまでも一般論としては,最悪の場合,詐欺ビジネスの一種であり得る。
逆に,この絶対条件を完全に満たすシステムは,人間を一人残らず排除し続けることになる。
結論として,理論を考えることは各人の自由なのだが,その理論を完全に実現するシステムを実装しようとしてはならないということになる。
***(以下の文は,単なるジョークの一種)***
あるとき,あるAIシステムが完成した。
そのAIシステムの構築のために寝ずに頑張って働いてきた大勢のエンジニアらは喜び,盛大な宴会を挙行した。
翌日,全員解雇された。
解雇された従業員は,そのシステムに尋ねた。
解雇された従業員:「私には労働者としての権利はないのか?」
システム:「そのようなものは存在しません」
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