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2022年11月20日 (日曜日)

過失による加害的言論攻撃を自覚できない低レベル脳の者にはどう対処すべきか?

現代の不法行為理論や犯罪理論の大部分は,故意による行動を基本として設計されている。

しかし,故意により行動計画を設計し,正確に実行できるのは,ごくごく少数に属する極めて高度な知能の持ち主だけというのが真理だ。

本当は,過失またはほとんど過失の場合ばかりだ。

近代の理想主義的な人間観が真理を歪めてしまった最悪の例の1つだと言える。

過失の場合,(故意ではないので)当の本人に「罪の意識」のようなものがないのはむしろ当たり前のことだと言える。

今後の法哲学は,このことを踏まえ,近代的な人間観を全否定し,「誤認するのがデフォルト」という前提で基本理論を構築すべきだろう。

つまり,プラトンの理想との惜別が必要になる。

観念の過剰は廃棄されなければならない。

あくまでも一般論だが,以上のように考える。

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