Webサイトの文字量
下記の記事が出ている。
大量の文字と派手な色が並ぶ日本のウェブサイトはなぜこれほどまでに「異質」なのか
GIGAZIN: 2022年11月29日
https://gigazine.net/news/20221129-peculiar-case-of-japanese-web-design/
分析結果には全く賛成できない。
文字を読み理解するための十分な能力をもつ者の当該国における比率を全く無視している。
文字を読み理解するための十分な能力をもつ者が相対的に少ない国では,大量の文字量を提供しても意味がなく,また,大量の文字量を生産できるエンジニアを確保することも難しい。
あくまでも一般論だが,知識や教養が決定的に不足している者が「異質」と感じることがあるかもしれない。そのような場合,自分自身がそのように感じること自体が「おかしい」と自覚し,自省し,猛勉強すべきだと思う。
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厳密には記憶力と理解力(洞察力)も考慮に入れなければならない。
ブログ記事に対するコメントのポストを読んでいても,過去1ヶ月くらいの記事を全部読み,全部暗記し,ブログ記事内で参照しているニュース記事や論文等を全部読み,全部暗記し,総合的に理解した場合に得られる知見を前提にすれば,そのようなコメント内容を形成することなどあり得ないと思われるような内容のものがポストされることがある。
このブログの過去1ヶ月くらいの記事を全部読み,全部暗記し,ブログ記事内で参照しているニュース記事や論文等を全部読み,全部暗記し,総合的に理解することそれ自体は,標準的な知的能力をもつ者であれば誰でも容易にできることだろうと思う。無論,速読に伴う誤解はあり得るので,誤解に気づいたら考察過程と考察結果を修正する必要はあり得る。
参照・引用している英文記事等の内容を正確に読解することなく,タイトルだけで曲解した内容を前提にしている完全に論理崩壊(=思考崩壊)の状態にあるコメントも全くないわけではない。この種のものは単なる「言いがかり」の一種なので,正常な言論の中に含めて考えていない。
無論,公開許可することなく,直ちに削除している。
その投稿者を識別可能な者がそのコメントを読み,「こいつは白痴だ」と評価するようなリスキーな事態の発生を回避するためだ。そのような評価が間違っているとしても,社会的に抹殺されてしまう危険性がある。
私自身に関しては,馬鹿と思われようと異常と思われようと全く構わないので,このようにこのブログを運営している。しかし,コメントの投稿者がそのように自覚している可能性は極めて低い。
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