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2022年10月30日 (日曜日)

Alexander Lapin

下記の記事が出ている。一定のリスクはあるが,一応信用できる記事だろうと思う。

 Moscow Times: General Lapin resigns command of Russian Army Group ‘Center’ in Ukraine
 Meduza: October 30, 2022
 https://meduza.io/en/news/2022/10/29/moscow-times-general-lapin-resigns-command-of-russian-army-group-center-in-ukraine

要するに,「ウクライナ軍の集中攻撃を受けて死ね」という事実上の死刑判決のようなものだろうと思う。実際にそのような結果となれば,「ウクライナは,ロシアの英雄を殺した恐るべき敵だ!」という国内向け宣伝工作にも利用できることになる。比喩的に言えば,どちらに転んでも「二度おいしい」というパターンなのだろうと思う。

それにしても,露軍兵士の損耗率が高すぎる。このままでいくと国内治安要員もウクライナ方面に回さざるを得なくなる。そうなると,現時点では静かに黙っている多数の共和国がこれまでとは異なる姿勢を示すようになることは火を見るよりも明らかなことだ。

 

 

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