ロシア及び同盟国の諜報機関等による破壊工作が世界展開となるか?
ドイツの鉄道に対する破壊工作があったようだ。物理回線を破壊することにより情報通信網を破壊するサイバー攻撃の一種となる。
クリミア半島の鉄道橋が破壊されたことに対する報復攻撃かもしれない。つまり,ロシアは,既に西側諸国全部を敵として戦争を開始していることになる。それゆえ,今後,世界各国で同様のことが起きるかもしれない。東京は特に脆弱なので,都市機能全部がたちまち破壊され,または,麻痺してしまう危険性がある。
'Sabotage' to blame for major German rail breakdown
France 24, 8 October, 2022
https://www.france24.com/en/live-news/20221008-sabotage-to-blame-for-major-german-rail-breakdown
ドイツが狙われたのは,「メルケルの時の外交政策に戻せ」という脅迫的メッセージがこめられているのかもしれないし,あるいは,単なる「恨み節」の一種のようなものかもしれない。
それらの憶測はさておき,一般に,このような破壊工作を実施するという戦術が場合によって非常に有効であることは,毛沢東の著書にも明確に書かれている。
かつて日本国内で実際に発生した「世田谷ケーブル火災事故」として知られる事例を忘れてはならない。この事件に関しては,某国工作員またはその手先による攻撃事例として理解するのが(まともな研究者の間では)普通の見解だ。
一般に,電子的な攻撃だけがサイバー攻撃を構成するわけではない。
不勉強または無知または無能なコンサルタントや大学教授等のために日本国が滅びてしまうかもしれない。
なお,「sabotage」とは,「不作為による抵抗」を指すのではなく,「妨害工作」のことを意味する。
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