最初の核攻撃または生物化学兵器の攻撃対象地はウクライナ南部地域か?
下記の記事が出ている。
Kherson: Russia to evacuate civilians from occupied region as Ukraine advances
BBC: 13 October, 2022
https://www.bbc.com/news/world-europe-63243313
ウクライナ全土の物的破壊とウクライナ国民の完全殺戮に作戦を変更したので,そうなる可能性が非常に高い。
しかも,投入されたロシアの兵士の大半が既に戦死し,武器弾薬もそろそろ枯渇しているので,核兵器か生物化学兵器くらいしか有効な兵器が残っていない。
Khersonからの退去指示は,「ロシア人も巻き添えにした」というロシア国内からの批判を免れるための弥縫策の一種とみるべきだろう。
しかし,ロシア軍が核兵器を使用すれば,(風向き次第ではあるけれども)ベラルーシやチェチェン等も濃厚に放射能汚染を受けるので,ロシア軍による核兵器使用から生ずる被害を受けないロシア人は存在しないような状況が必ず到来する。
ウクライナ南部地域で核兵器が使用された場合,クリミア半島に所在する(軍人と民間人を含む)ロシア人の中で生存可能性を維持できる者はほとんどいないのではないかと推定される。自軍の核兵器の使用によって一緒に殺されることになるのだ。黒海艦隊の乗員も無事ではいられないことが確実と思われる。
下記の記事によれば,ウクライナ軍がKhersonに迫っているということは事実だと思われる。Khersonがウクライナ軍に奪回されると,クリミア半島や東部戦線の戦況もがらりと変わることになる。プーチンが核兵器と生物化学兵器の使用だけは我慢するという保証は全くない。
INVASION CRUMBLES Russian civilians told to FLEE Kherson as Ukraine just 12miles from retaking city… and Putin’s men ‘refuse to fight’
The SUN: 13 October, 2022
https://www.thesun.co.uk/news/20096902/russian-civilians-flee-kherson-ukraine-retaking-city/
プーチンの一方的な行為によって人類が滅亡してしまう現実のリスクが高まっている。
ロシア人は,プーチンとメドヴェージェフによって無理心中(compelled mass suicide)させられたくなければ,正しく行動すべきである。
それが期待できないときは,天罰または神罰が下ることを待つしかない。
[追記:2022年10月22日]
関連記事を追加する。
Russia: Annexed Ukrainian regions under nuclear protection
The Hill: October 19, 2022
https://thehill.com/policy/international/3696065-russia-annexed-ukrainian-regions-under-nuclear-protection/
| 固定リンク
コメント