IT業界の多重下請け
相当に昔から常に議論されてきた問題だ。
しかし,解消できない。
それは,企業における(人事管理の一部としての)天下り的な子会社移動や関係官庁における同様の出来事があるからだ。
解決策はある。
いわゆる天下りがあり得ないようにするため,単純に解雇または定年退職を基本とし,退職後の職場を一切保障しない政策に転換することだ。
だが,それができないから,いつまでも解決できない。
しかし,日本国が生き残りをかけたければ,(本当はプライドが高いだけで完全に無能な)「エリート層」を冷たく切り捨て,名目のいかんを問わず,能力主義に徹することだ。
そのためには,現下の世界の状況が「戦時」であり「平時」ではないということを明確に認識する必要性がある。
このことは大学の講義でもくどく力説していることなのだが,その意味をわかる人が滅多にいない。
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