独裁者の心理
独裁者にとって,国家も国民も軍隊も全て自分のための私有財産の一種に過ぎない。
それゆえ,私的な感情と正常な政治学上の国家主権の概念との間に境界がない。
私的な利益が損なわれれば,国家主権の侵害を口実に世界戦争でも核戦争でも何でもやってしまう。それが「悪」だとは全く感じない。
それが古代脳をもった独裁者の本質だ。
独裁者の生存権を認めるということは,当該独裁者以外の全ての者の生存権を否定することを「当然の権利」と考えることを本質とする独裁者による他者の完全ジェノサイドを認めることになる。
正当防衛の理論が適用される。
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