黒海に展開していた露軍旗艦はどのようにして撃破されたのか？: Cyberlaw

2022年4月15日 (金曜日)

下記の記事が出ている。

　Ingenious ruse that blew apart Russia's flagship: Sunk by the Ukrainians, warship hit by a pair of 1-ton missiles that sparked spectacular explosion in ammo store - after Putin's crew were distracted by decoy drones
　Daily Mail: 14 April, 2022
　https://www.dailymail.co.uk/news/article-10720267/Ingenious-ruse-blew-apart-Russias-flagship-Warship-sunk-pair-missiles-Ukrainians.html

　Russia's Black Sea flagship the Moskva has SUNK as it was being towed back to port 'after being hit by Ukrainian missile that may have killed hundreds', Moscow's defence agency finally admits
　Daily Mail: 14 April, 2022
　https://www.dailymail.co.uk/news/article-10720215/Russias-Black-Sea-flagship-Moskva-SUNK-Moscows-defence-agency-admits.html

情報が錯綜しているので確実ではないが，この種のミサイル攻撃が成功した場合に発生し得る状況から推定すると，爆発から沈没までの間にあまり時間がなく，500名前後とされている乗員の大半が戦死したものと想像される。

仮にそうだとして，巡航ミサイルの乱打によって何千人ものウクライナ民間人を殺し，ウクライナの美しい都市と平和な市民生活を徹底的に破壊し続けてきたことへの当然の報い（天罰または神罰という意味での応報）だと言える。同情に値しない。

この軍艦の水兵は，任務を放棄するか，または，逃走すべきだった。そのような状況を発生させた責任は，全てプーチンにある。

ロシアの軍艦に対するウクライナ軍によるミサイル攻撃は，現にウクライナ領土内への多数の巡航ミサイル攻撃を継続している露軍の武器に対するウクライナ領土内からの反撃行為であり，かつ，この軍艦はウクライナの領海内に存在していたと推定されるので，正当防衛行為であり，適法行為となる。

[追記：2022年4月15日19:55]