この発言をどう考えるべきか?
下記の記事が出ている。
ロシア外相「第3次大戦なら、核戦争以外あり得ない」…米欧を威嚇
読売新聞:2022年3月3日
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220303-OYT1T50180/
核戦争に勝者はなく,もし全面核戦争になると,「核の冬」と呼ばれる現象が発生することにより,特に露は全凍結となり,誰1人として生存できない。
そのことがわからないくらい知能レベルの低い愚かな大臣だとは思わない。
たぶん,失敗を責められ,粛清の危機と直面しているため,このように強気の発言をせざるを得なくなっているのではないかと思う。
問題は,露国大統領の側近が全員嘘つきである以上,大統領に対しても嘘をつき続けてきた可能性が高いということにある。
それが見えてきたとき,米国等に対する脅迫だけのはずのものが,狂気によって,本当にそうなってしまう危険性がある。
支配欲の亡者達が核兵器を運用できる権力を握ってしまったために,人類は滅びることになるのか・・・
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あくまでも一般論としては,粛清を怖れる「取り巻き」の中で他国への亡命を考える者が出てきても不思議ではない。中国の歴史の中でも林彪事件がある。興味深く観察している。
***
[追記:2022年3月3日19:50]
関連記事を追加する。
In Russia, I Learned, Threats Were Always Real
New York Times: March 2, 2022
https://www.nytimes.com/2022/03/02/opinion/russia-putin-nemtsov.html
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