いつでも古代社会が復活し得る
人間に支配欲がある限り,そして,それを実現可能な武力(戦力)を使用可能である限り,古代的な侵略行為はいつでも発生し得る。
既に書いたことではあるが,そのような支配欲は,個人だけでは実現・達成できない。
特定個人の支配欲を充足させることによって利益分配を受ける「取り巻き」のような連中が必ず存在し,それらの者の分担により軍事力が行使される。一般的には,政党のような体裁をとることが多いが,実際には,そのような「取り巻き」による支配を維持するための寡頭制(Oligarchy)のための仕組みの一部であり,その構成員は「細胞」(意思のない人形)に過ぎず,組織内における平等性や民主制は全く存在しない。
軍功があれば,古代の諸侯のように,新たに拡張できた支配地の統治者として赴任することになる。軍功がなければ,または,失敗と評価されれば,粛清される。
このような古代的な侵略と戦争のプロセスまたはパターンは,非常に長く続くもので,歴史上,既に終了した形態ではない。
現代においても,いつでも発生し得る。
そして,古代におけるのと同様,ジェノサイドと略奪が必然的に伴う。
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一般に,露の外交官は,「取り巻き」の一員ではなく,単なる「細胞」に過ぎないことが多いと思われる。自分の意思に従って判断することが許されず,指示された内容通りに情報提供することしかできない。それゆえ,自動的に「嘘つき」として行動する「からくり人形」としてのみ生存できる。せっかく外交官として出世したのに,当局を裏切れば,当然,粛清される。
「細胞」や「手先」または「工作員」の類は,どっちみち,そのような「使い捨て」の駒の一種に過ぎない。
そのことは,元首相であっても現国会議員であっても何ら変わらない。まずくなれば,なぜか「謎の死」を遂げることになる。大概の場合,口封じが目的なのだろうと推測される。
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いわゆる「唯物史観」が偽学説の一種だ。侵略のための口実のようなものに過ぎない。その理論どおりに進むと,結局,スターリンやプーチンが生まれる。ただそれだけのことだ。
日本国内には,左翼活動の中で正しい利用であると信じこまされた歴史学者が多数ある。今日のような状況をつくった元凶の一部でもある。まだ生存しているのであれば,全国民に対して懺悔すべきだと思う。
そのような学者によって(大学の講義等を通じて)洗脳的に騙され,左翼活動家になってしまった(元)学生は多数存在する。
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