プーチンの「making」に関するニューヨークタイムズの記事
下記の記事が出ている。
The Making of Vladimir Putin
New York Times: March 26, 2022
https://www.nytimes.com/2022/03/26/world/europe/vladimir-putin-russia.html
では,誰が「making」の主体であるかが問題となる。
私は,依然として,ロシア社会民主党が変形して現存している利益共同体による集団的意思の一種であると考えている。
ロシア社会民主党は,特定の家系による独裁支配の相続を禁止しただけのことで,国家体制の基本となる構成要素は何も変わっていない。しかも,軍国主義,植民地主義・領土拡張主義は,温存されているというだけではなく,むしろ増強されている。形式的な選挙制度は存在するが,形骸の一種であり,疑似世襲的な独裁者支配が維持されている。
無論,国民の人権は尊重されない。まして,外国人(外国企業)の基本的権利は尊重されない。約束は,いつでも任意に破棄される。
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