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2022年2月22日 (火曜日)

TEPCOの電気料金明細サイト

TEPCOでは紙による電気料金の明細表の発行を終了している。

TEPCOから届いていた書類に基づき,TEPCOのサイトにアクセスし,ログオンできるように設定した。

設定されたIDとパスワードを入力してもログオンできなかった。2度そういうことがあり,3度目でダメなら別の法的手段を考えるしかないと思いつつ3度目に入力したところ,ログオンできた。システムに何らかの問題が存在していることは疑いようがない。

事前に届いていた上記の書類の説明によると,ログオンすると,すぐに明細書の確認ができることになっている。

ところが,「ご利用明細」のページにアクセスすると,「新しい料金プランにご加入いただくと電気料金と使用量がWebで、ご確認いただけます」という表示が出るのみで,明細書のページに全く遷移しない。

新しい料金プランに強制的に加入させる行為が適法行為なのかどうかに関して少し検討する必要があると判断したので,新しい料金プランなるものの手続画面を探すことはしなかった。

その結果,Web明細書なるものをまだ見ることができない状態にある。

このように,現時点では,明らかに説明書類の記載内容とは異なる処理内容になっているのだが,これまで,TEPCOからそのような説明があったことは1度もない。

上記の判断には時間がかかるだろうと思う。

適法行為ではないと判断したときは,監督官庁の措置命令の発動を促すことになるだろう。

***

一般に,現在適用されている料金プランと新しい料金プランとが一目瞭然に比較できるように表示されない場合,明らかに消費者契約法に違反する行為となる。そのような場合,違法行為であるので,消費者庁は迅速に措置命令を発するべきである。

一般に,電気料金とガス料金を一緒に支払うプランに強制的または反強制的に誘導する行為(抱き合わせ販売の一種)は,場合によっては,犯罪行為となり得る。そのような場合,検察庁は,迅速に捜査を開始すべきである。また,関連ガス会社等は,この点を注視し,このことが何を意味しているかを考えるべきだろうと思う。

 

 

 

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