J.S.バッハ:トッカータとフーガ ヘ長調 BWV 540
仕事に疲れたので,中途でやめ,残りは明日に回すことにした。目もしょぼしょぼしている。加齢による劣化には勝てない(苦笑)
マリークレール・アランの演奏による大バッハのトッカータとフーガ BWV 504のCD(WQCC-306/73)を聴いた。
様々な演奏家による演奏を何度も聴いた曲なのだが,いつ聴いても新鮮で素晴らしい。このCDの演奏も見事なものだと言える。
教会のオルガンには足鍵盤もあるので普通のピアノよりも多声部の楽曲を構成し得るのは当たり前のことなのだが,それにしても,どうしてこのような壮大な楽曲を構築できるのか,信じがたいものがある。天才としか言いようがない。
同じCDに入っているプレリュードとフーガ ト短調 BWV 542も素晴らしい楽曲で,極めてドラマチック。いつ聴いても呼吸がとまってしまいそうになる。
このCDの演奏に用いられているのはオランダのハールレムにある聖バーフォ教会のオルガンとレーワルデンにある聖ヤコブ教会のオルガンなのだそうだ。どちらの教会も訪問したことがない。
飛行機に乗って雲の上を長旅することはもうないので,ネットで写真を探し,想像するしかないのだが,それにしても何と贅沢なオルガンなのだろうかと思う。
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