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2021年10月 2日 (土曜日)

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲

あまりにも有名な曲であり,凄い名盤が山ほどある曲。

あとは個人の趣味の問題なので,自分の好きな演奏を愛聴すれば良いと思う。

仕事に集中して疲れたので,脳組織が破綻する前に今日の仕事を終わりにし,最近ハマっているギリシア産の廉価版ワインを口にしながら,フルニエのチェロ独奏,ジョージ・セル指揮・ベルリンフィルの演奏による名盤中の名盤と言われるCDを聴いた。

ドヴォルザークの「Lasst mich allen」Op.82 No.1 」の旋律を変形して挿入したものとされているフレーズが切ない。そこが良いのだろう。過去の非常に多くの人々が同じ思いを抱き,この曲の素晴らしさを理解したのだ。

この曲の演奏に関しては,カザルスの演奏を最上とする意見が多い。残念ながら,私はそのLPもCDももっていなかったので,Amazonで探して注文した。明日か明後日には届いていることだろう。

それはそれとして,フルニエの演奏は,本当に美しい。人間の心の機微というものを真にわかっており,かつ,それを音として表現できる超越的な技能をもつとんでもなく優れた演奏家なのだろうと思う。

ワイングラスに口をつけながら,2回聴いた。

やはり泣けてくる。

これが名演中の名演の1つでないわけがない。

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