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2021年10月21日 (木曜日)

ジャン=マリー・ルクレールの肖像

かなり神経を集中して仕事をし,疲れたので,今日はおしまいとすることにした。

アンサンブル・リクレアツィオン・ダルカディアの演奏による「ジャン=マリー・ルクレールの肖像」というタイトルのCD(ALCD-1134)を聴いた。

内容は,ルクレールのトリオソナタ等の室内楽曲。ルクレールは,天才的なヴァイオリニストの1人であり,その作品も素晴らしいのだが,謎の死を遂げている。

それはさておき,このCDに収録された演奏は,どの曲も洗練された非常に良い演奏だと思う。妙に気負い過ぎるところがなく,ほどよくまろやかだけれども,要所要所はきちんとメリハリのある演奏とでも言うべきか。ときどき,うっとりするトリル(装飾音)が聞こえる。

楽曲の良さを十分に引き出している演奏なので,相当緻密に研究した上での演奏ではないかと思う。

 

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就職活動

私は,普通に理解されているような意味での就職活動をしたことがないので,本当は,普通に理解されているような意味での就職活動と関連するアドバイスを行う能力がないことを自覚している。それを自覚した上で,過去の受講学生等との関係の中で得た経験や知見,あるいは,様々な官庁や企業等の関係者との交際を通じて得た経験や知見を通じて私なりに理解したところに基づき,求められればアドバイスするようにしている。

ただし,基本的な部分ができていない学生の場合,形式的な手法を暗記することで精いっぱいであり,その本質部分を理解し,困難を乗り越えるために必要な基礎力を蓄積・養成・向上させることに思考の方向を転換できない(=できるだけ努力しないで結果を達成しようとする)かもしれないので,なかなか難しい。相手の個性や考え方を可能な限り尊重し,丁寧に言葉を選びながらアドバイスしているつもりなのだが,それが通じているかどうかもわからない。

私自身は,人生の中で2回だけ就職面接を受けたことがある。1回目は裁判官としての任官の時であり,2回目は大学教授に転職する時だった。

任官のための面接の際には,(もう時効だと思うので明かすことにするが)その当時の最高裁判事や事務総局の関係者の経歴等を(官報や公式判例集及び新聞記事等の公開情報によって知り得る範囲内で)全て完全に調べ,その顔写真を全部暗記した上で面接に臨んだので,面接担当者の中の多くが誰であり,どのような考え方をもちそうな人であるかを即座に判断することができたが,私が識別できない面接担当者も含まれていたので,やはり緊張した。予め想定問答のようなものを考えても無駄だということを最初から明確に認識しており,何を質問されたとしても私の地のままで勝負し,それでダメなら諦めると決めていたので,そのようにした。結果として,採用になった。

大学教授に転職する際の面接担当の教授は,いずれも数学と論理の分野において優れた能力をもつ人だった。それゆえ,不安なく,自由に自分の考えを述べ,結果的として,採用されることになった。もし数学と論理に強い人が面接担当者でなければ,別の結果もあり得たかもしれないと思う。その分だけ運が良かったのだと思っている。

あくまでも一般論として,私が理解しているところでは,ほぼ全ての採用面接は,採用募集側の要求仕様と応募者が提供できる能力の具体的な仕様とのマッチングであり,かつ,応募者が提供できる能力が現実にそのようなものであることの証明過程に尽きると思っている。

採用側においてそれ以外の要素を考慮するかどうかは,職業の属性による。例えば,特に機密性の高い職業においては,クリアランス(身辺調査等)が必須となる。このことは常識に属する。

また,最近では,評判を重視する企業においては,クリアランスの一種として,応募者の(SNS等における)日頃の言動等を調査することもあるようだ。迂闊な言動またはTPOをわきまえない言動によって当該企業の評判が下がるリスクを事前にブロックするという趣旨だろう。公開のSNS上の言動である限り,その空間に存在する言動を調査し,評価することは当該企業の自由に属する。ある意味で,マーケティングの一種として理解することも可能だろう。

このように理解しており,細かな点は別として,本質部分で間違ってはいないだろうと考えているので,1年生及び2年生に対しては,とにかく基礎力を身につけ,実力を高めることが大事だということを強調し,更に具体的なアドバイスを個別に行っている。そのような個別のアドバイスをするためには(受講者数により)2~3日くらいを全部そのために使うことになり,毎日仕事ばかりしているような状況となってしまうのだけれども,(個別対応できるという)オンライン講義の利点を最大限活用しないという手はないので,活用している。なお,私は,(例えば,Zoomのような)映像機能と音声機能をもち,それらを記録・送信する機能のあるソリューションは極めて人権侵害的であり,情報セキュリティ上の問題もあると判断し,全く使用していない。文字だけの旧来の電子掲示板的なシステム+電子メール的な附属機能を用いた授業を実施している。前年度のコンテンツをそのまま使いまわすと,必ず,前年度のコンテンツを濫用または盗用する者が出てくるので,毎回,必須の部分は校訂した上で,事例紹介等の部分は常に見直しをし,最新の内容に改め,全体として全く新しいコンテンツをつくり直している。しんどいけれども,オンライン授業においてこのような(高齢者である私なりに精一杯の)準備を尽くした上で授業に臨まなければ,オンライン授業の弊害ばかりが発生し,利点を活かせなくなってしまうので,そのようにしている。これは,大学教授としての,必須の義務の一部だとも考えている。

そのようにしているので,前年度またはそれ以前のコンテンツの違法複製物をどこかから入手し,それを頼りに成績評価のために求められる文書を予め作成している学生や授業を受けたフリをしている学生を直ちに見抜くことができる。私は,過去のコンテンツの特徴を全て暗記しており,現在のコンテンツにおいても(次年度のために)特徴を暗記しやすくする特殊な工夫を重ね,手法を改善し続けている。

そのような違法複製物に頼る学生は,(特に著作権法との関係において)犯罪者予備軍ともなり得ることから,問題のある学生に関しては,複数回にわたり警告またはアドバイスをし,それでも改善がみられないときは,何ら躊躇することなく「F」の評価をすることができる。

しかし,少数とはいえ,たかをくくっている受講生は存在するようだ。

私が(わかっていても温情により)単位を与えたとしても,きっと,社会に出てから後悔するようなことになるのではないかと想像する。そうならないように,自分自身で気づき,自分自身を改良する方向で人生の歩き方を修正してもらいたいものだと切に願っている。

人間は,学習により変化する動物だ。

ある特定の時点における評価を固定的に持続させることは悪だ。

大概の場合において,数年経過したら,過去の評価など何の価値もなくなってしまうものであり,それでもなお過去の評価結果を維持することは,むしろ社会の中における偏見と差別を助長するだけのものだということを明確に認識し,常に,最初から全部評価し直すことが大事だと思っているし,そのように日々実践している。

 

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2021年10月20日 (水曜日)

アルフレッド・ブレンデルの演奏によるシューマンの「子供の情景」作品15

EUのある法令の翻訳をしていて児童の権利(子どもの権利)に言及する箇所が何か所かあり,しかも,その法令の中でも非常に重要な部分でもあるので,関連する国際条約と既存のEUの関連法令等を復習した。

ちょっと疲れたので,アルフレッド・ブレンデルの演奏によるシューマンの「子供の情景」作品15のCD(DECCA PROC-1562)を聴いた。

1980年に録音されたもの。

晩年の演奏と比較するとかなり力強いものではあるけれども,やはり派手さはなく,とても丁寧かつ堅実で納得度の高い名演の1つであると思う。

妙にメロメロした演奏部分が全くないことがとても良い。

 

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AIによる行動分析

社会において最初から推定可能な属性をもつあるまとまりのある一定のグループに対して既知の判断基準を自動的に適用して推論的結果を出力させることは可能と思われる。

しかし,その推定可能な属性をもつまとまりのある一定のグループが均質であるという保証は常に存在せず,むしろ均質ではない可能性の方が高く,しかも,人間は「学習する動物」なので被評価耐性または被評価能力を次第に獲得し,当該システムが想定するものとは異なる属性を身につけ,または,システムの騙し方が巧妙になることから,そのような推論的な結果が常に正しいという保証は常に成立しない。

それに対して,そのようなシステムを構築する開発者の多くは,人間というものの本質をとことん考え抜く経験をもたない者であることが圧倒的に多く(=もしそのようなことを徹底的に考え抜くとすれば,途中で,人工知能システムの開発に関与することを放棄するのが正常な精神状態というものであろう。),それゆえに,開発者が想定可能な仮説は,常にチープである。チープな仮説しか想定していないシステムは,チープな結果しか出力できない。

また,評価のために必要なデータ項目が評価のために適切なものであるかどうかの検証は極めて難しく,理論的には検証できない。なぜなら,評価対象である人間が常に変化しているからである。ある時点において低い収入しかない者が,次の瞬間には大富豪になっていることがあり(=宝籤の1等に当選する場合を含め,普通に電子的なデータとして収集可能可能なデータとは無関係な原因,特に電子データ化されていない偶然の現象によって状況に変化が発生し,その結果本当は増加した資産を電子的に調査することが不可能な状態で保有しているような場合だけではなく,世間には様々な態様の事例が無数に存在し得る。),また,その逆もあり得る(=真実は破産状態にあるのに粉飾決算している企業はいくらでもある。)。それゆえ,それぞれの業界における経験的な評価基準というものはそもそもかなり危ういものだということを自覚すべきで,それを自覚する能力のない頑迷かつ不明な担当者は,かなり無能または有害と断定して良いと思われる。

仮に当該担当者が優秀だとしても,当該グループの中では相対的に優秀というだけのことであり,絶対値として,社会の中の最優秀グループに属しているかどうかに関しては全く保証がない。無論,天才である可能性はほぼゼロと推定して良い。

平均的な能力しかない開発者が開発したシステムは,平均的な人間の発想しか反映していないので,優秀な人間や天才の発想や行動を予測することはできない。「小は大を兼ねない」。

その程度のものだということを理解すべきだ。簡単に言えば,かなり大きな限界があることを明確に認識し,過信しないことが大事だし,まして,「虎の威」のように振り回す愚行は避けるべきだと思う。

それゆえ,EUにおいては,プロファイリングのための自動判定の結果に懐疑的なのだろうと思う。一般に,EUの立法に関与している人々の相対的能力が,日本における場合と比較して,勝負にならないくらい高いということも理解すべきだと思う。

それゆえ,なぜEUの立法者がそのようなことにこだわり続けているのかを日本国内において鮮明に理解できる人も少ない。

へたにその関連のことを口走ると,「上から目線」等々と全く意味不明な単なる誹謗中傷(不法行為)に過ぎない攻撃を受けやすく,言論の自由や学問研究の自由が破壊される結果となることが多いということが当然に予測可能なので,「沈黙は金」となる。

無論,日本国の国力を著しく低下させ,侵略または抹殺しやすくするための工作員による言論攻撃のようなものも含まれている可能性を完全に否定することもできない。

とことん情けない国だと思う。

 

 

 

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2021年10月19日 (火曜日)

選挙

昨日から電話が鳴るようになった。

「前***党議員***です・・・」という電話。即座に切った。法令遵守しない前議員なのだろうと思う。

「**通信です」という録音音声。即座に切った。この場合,本当に**通信の世論調査電話なのかもしれないが,どこか特定の党の支援者等が「票読み」のためにフェイク電話をかけている可能性を否定することができない。認証の方法がないので,基本的には全て直ちに切るようにしている。

 

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2021年10月18日 (月曜日)

EU: 2030 Digital Compass

EUの今後約十年間のデジタル政策の指針を示す「2030 Digital Compass」が公表されている。

 COM/2021/118 final
 https://eur-lex.europa.eu/legal-content/en/TXT/?uri=CELEX%3A52021DC0118

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2021年10月16日 (土曜日)

Jakob Lindbergのリュート曲集

仕事に疲れたので途中でやめた。続きはあとまわし。残念なことだが,加齢による劣化が著しい。

例によって,廉価版ワインを楽しみながらCDの音楽を聴いた。

今晩は,届いたばかりのJakob Lindberg演奏によるリュート曲集(BIS-2055)。

様々な曲が収録されており,毎度おなじみの曲も収録されている。

どの曲を聴いても,解釈が堅実で,音色がとても美しい素晴らしい名演だと思う。そして,超名人芸だと言える。

このCDに収録されている曲の中では,作者不詳の「Hence to me Molly Gray」という曲に特別に好奇心が湧いた。

短い曲なのだが,私の個人的な趣味の問題としては,かなり気になる曲だ。現代の曲としても通るのではなかろうか?

 

 

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EU:分散台帳技術(Distributed Ledger Technology (DLT))を基礎とするDLT市場インフラに関する規則案

COM/2020/594 finalによって提案され,審議中(2020/0267/COD)。

体力的にも時間的にも翻訳するだけの余裕がないので,ざっと読んだ。

重要な提案だと思う。

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一般に知られていない情報セキュリティ上の脆弱性を報道する行為は犯罪行為となるか?

下記の記事が出ている。

 Missouri Governor Vows to Prosecute St. Louis Post-Dispatch for Reporting Security Vulnerability
 Krebs on Security: October 14, 2021
 https://krebsonsecurity.com/2021/10/missouri-governor-vows-to-prosecute-st-louis-post-dispatch-for-reporting-security-vulnerability/

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2021年10月15日 (金曜日)

オイストラフ演奏によるフランクのヴァイオリンソナタ

1959年の録音のもので,録音それ自体は必ずしも良いものとは言えないのだが,仕事に疲れたので途中でやめ,オイストラフのヴァイオリン独奏・ヤンポリスキーのピアノ演奏によるフランクのヴァイオリン・ソナタのCD(DHR-7950)を聴いた。私の好きな楽曲の1つだ。

パリにおける演奏会のライブ録音とのことで,放送の際に吹き込まれたものと思われるナレーションの一部も収録されている。美しい発音だと思う。

演奏は,とても情熱的なもので,ヴァイオリンの音色は,オイストラフ独特のとても美しいものだ。ボーイングとアーティキュレーションがとても美しい。ピアノも秀逸と言える。ピアノだけの部分の感情のこめかたが極めて自然かつ情熱的な演奏だと言える。押し殺しているけれども自然に滲み出てくる情熱とでも言うべきか・・・

(当然のことながら)個人の趣味によって評価は異なるだろうけれども,私にとっては感銘を受ける演奏だった。

特に第3楽章は素晴らしい。

他にも別の演奏家による素晴らしい名演がいくらでもある。

しかし,私にとっては納得度の高い演奏の1つだと言える。

 

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オプトアウトできない約款

個人情報保護法は,あまりできのよくない法律とはいえ,個人情報の本人に対して幾つかの権利を与えている。

第三者に対する提供停止を含め,利用停止の請求ができることもそのような権利の1つだ。

以前は権利ではなかったが,何回かの一部改正を経て,現在では権利となった。

さて,世間には,第三者提供に同意しないと利用できないというような約款をもつサービスがいくらでもある。

(法律上の義務として個人情報または個人データを提供しなければならない場合は,そもそも適用除外なので問題とならないのだが,それ以外の場合において第三者提供の同意を義務づけることは)それ自体明らかに違法と言える。なぜならば,法定の権利の行使を事前に禁止しているのと同じだからだ。

その点に一応目をつぶるとしても,後になって(アカウントの削除を含め)自動的な利用停止を求めようとしても全く何もできないような仕様になっているサイトが山ほどある。

明らかに個人情報保護法違反の仕様だと言える。

関係官庁は,しっかり世間を見渡し,一所懸命働くべきだ。

単なる凡人の1人であり,かつ,高齢者である。この私でさえ,毎月大量の仕事をこなしている。凡人ではない秀才であれば,当然のことながら,私の何倍もの仕事をこなせるはずだと思う。

ちなみに,天才の場合は,普通の評価基準では評価できないので,仕事量が多いか少ないかは関係がない。一生に1つしか作成しなくても「明らかに天才の作品である」として後世の人々によって大事にされるようなとんでもなく超越的な作品を生み出せる者は,やはり天才の一員なのだ。

***

ダメサイトを見分ける方法は幾つかある。

専門家ではない素人でも見分けることのできる方法の1つは,個人情報保護方針,セキュリティ基本方針,財務状況,役員構成等の基本情報が完全に明示されているサイトかどうかだ。

無論,虚偽の情報であることもあるだろう。しかし,多くの場合はまともな会社だし,情報が開示されていれば検証可能なので,透明性が高い企業は比較的まともだと言える。

そして,明示された個人情報保護方針とセキュリティ基本方針を読めば,どのような考えの経営者なのかを理解することもできる。

それによって,オプトアウトではなく,事前に完全に拒否することが可能となるのだ。

逆にそれらの情報を(容易にみつけられるような状態で)開示していない企業は,何かうしろめたいところのある企業,または,法令順守の能力のない企業であるかもしれない。

 

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mutual assistance

以前は,慣例に従い,「mutual assistance」を「共助」と訳した。

現在ではやめてしまっている。

「共助」は,「共同で助ける」というニュアンスをもつ語だ。

しかし,「mutual assistance」は,「共同」で行われるものではない。

「mutual assistance」は,国際条約等を根拠として,互恵的に,一方から補助の要請があれば,その要請を受理して実行するということを意味する。その受理は単独行為であり,要請の実行も単独行為なので,共同の要素を含まない。

また,補助の要請が一方の国の機関から行われるだけであり,その要請を受けた国の側からは1回も要請が行われたことがなく,今後も行われる見込みが全くないような場合であっても,立派に「mutual assistance」である。要するに,法的根拠となっている法律文書が(あくまでも仮定的なものとして)互恵的な効果を与えているというのに過ぎない。

このように,共同の要素を含まないのに,共同行為または合同行為のようなニュアンスをもつ「共助」という訳語を用いることは著しく不適切である。

それゆえ,現在では,「mutual assistance」を「相互補助」と訳すようにしている。

 

 

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2021年10月14日 (木曜日)

80万人

1億3000万人を分母として率を計算すると,普通は,誤差として切り捨てられ,無視されるべき程度の値しか算出されない。

算数を知っている人には説明を要しないだろう。

 

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2021年10月13日 (水曜日)

Microsoft Office 365アカウント攻撃

下記の記事が出ている。

 Office 365 Spy Campaign Targets US Military Defense
 Threat post: October 12, 2021
 https://threatpost.com/military-defense-spy-campaign/175425/

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2021年10月12日 (火曜日)

YesWeHack

下記の記事が出ている。

 ZTE widens bug bounty to focus on 5G security
 ZDNet: Cotober 11, 2021
 https://www.zdnet.com/article/zte-widens-bug-bounty-to-focus-on-5g-security/

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2021年10月11日 (月曜日)

オーストラリア:金融機関のシステムは脆弱?

下記の記事が出ている。

 RBA flags ‘inevitable’ significant cyber attack on financial institutions
 ARN: 11 October, 2021
 https://www.arnnet.com.au/article/691957/rba-flags-inevitable-significant-cyber-attack-on-financial-institutions/

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2021年10月 9日 (土曜日)

サイバー脅威国?

下記の記事が出ている。

 Russia poses the biggest nation-state cyber threat, says Microsoft
 ZDNet: October 8, 2021
 https://www.zdnet.com/article/russia-poses-the-biggest-nation-state-cyber-threat-says-microsoft/

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2021年10月 8日 (金曜日)

EU:Final Opinion on Synthetic Biology III

EUの科学委員会(Scientific Committee on Emerging and Newly Identified Health Risks, Scientific Committee on Health and Environmental Risks, Scientific Committee on Consumer Safety)による下記の報告書を読んだ。勉強になる。Referenceにある文献(少なくともネット上で入手可能な文献)は,必読だと思う。

 Risks to the environment and biodiversity related to synthetic biology and research priorities in the field of synthetic biology
 https://ec.europa.eu/health/scientific_committees/emerging/docs/scenihr_o_050.pdf

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シンガポール:リモートワークの増加がクラウドセキュリティへの脅威を高めている?

下記の記事が出ている。

 Increasing cyberattacks targeting the cloud security network in Singapore
 TechWire Asia: 8 October, 2021
 https://techwireasia.com/2021/10/increasing-cyberattacks-targeting-the-cloud-security-network-in-singapore/

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コンビニのセルフレジにおける年齢確認

下記の記事が出ている。

 ローソン 酒やたばこセルフレジ販売へ 人手不足で作業省力化
 NHK News:2021年10月7日
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211007/k10013296441000.html

ニュース報道なので,ローソンが実際にはどのようにして法令遵守しようとしているのかの詳細はわからない。もし法令遵守を考慮していない疑いがあるときは,例えば,個人情報保護委員会は,直ちに報告徴収の権限を行使すべきだ。

以下は,ローソンとは関係のない,あくまででも一般論。

人間により年齢確認をする場合でも,免許証等の提示により店員が視認で確認することは普通だ。しかし,セルフレジとは根本的に異なる。

人間による視認の場合,(人間の能力は普通言われているよりもはるかに高いので)かなりの精度で分別できる。しかも,視認の場合,正確なデータがデジタルで残されることはないという保証がある。あるとしても店員の記憶だけだ。

これに対し,セルフレジの場合,当該免許証等が真正なものであるかどうかを自動判別する仕組みが必要となるので,当該コンビニの支配権の外にある認証機関や関連官庁のデータベース中のデータとの照合が必要となる。それが適法に行われるための統一的な法令は,現行法の中には存在しない。それゆえ,常に違法行為となるリスクが存在する。日本国の場合,異なる組織間で整合性のとれたデータ照合を安全に実行するためのデータ,データセット及びメタデータの統一仕様が存在せず,そのような分野を規律するための(EUのeIDASのような)統一的な法令が存在しないので,情報セキュリティの観点からも,安全性の検証に手間取ることが予想され,かなり大きな問題が顕在化しつつあることに全ての関係者が明確に気づくべきである。

セルフレジの場合,明示または黙示で,年齢確認の目的のために免許証等の提示が求められる。このことは,逆に,目的外利用が許されないということを意味している。

ところが,セルフレジの場合,提示された免許証のデータをデジタルで自動的に記録し,関連データベースに自動転送することは,極めて容易なことだ。それが目的外利用に該当することは明らかだ。

無論,マーケティング等を含め,様々な目的のために二次利用すること及びデータを第三者提供することを明示し,本人が同意するのであれば,違法行為ではない。しかし,この場合,免許証の提示を求める時点でそのことを顧客が十分に理解できる仕組みを構築することが必要だ。しかも,顧客が了解しない場合,年齢確認のための処理以外の処理を全て機能させないようなキルスイッチの設置が必須となる。そのようなキルスイッチが正常に機能しているかどうか,当該事業者は毎日点検し,定期的に個人情報保護委員会に報告すべきだろう。また,個人情報保護委員会は,「事業者は善人ではない」という前提で,常に猜疑心をもち,定期的にソースコードレベル及びデバイスレベルでの徹底的な検証を実施し,もしごまかしが発見されたときは,関連事業者全部を1年~3年程度業務停止とするくらいの強い覚悟で監督を実施すべきだと考える。問題の発生に備えて,1事業者あたり1兆円程度または相当な額(1億人×推定平均損害額)の担保を事前に積ませるような法制の確立も望まれる。

更に,データを第三者提供する場合,後に,当該顧客が利用停止または削除を求めた場合,当該コンビニのセルフレジから,当該第三者に既にわたっているデータを含め,ワンクリックで全て自動的に消去するような仕組みの構築も必須と考える。当該第三者が外国政府または外国企業であり,当該セルフレジシステムの運営者の支配権が全く及ばないときは,当該運営者に関し,いかなる不可抗力の主張も許さず,無条件で全ての法的責任を負わせるような法制整備も必須だろう。

更に,画像データが保存される場合,運転免許証の形状・画像の複製や模倣と関係する関連法令との整合性が検討されなければならない。

当該事業者内にそのような検討をする能力のある法務部等が存在しない場合,公安当局及び警察当局は,最大限の猜疑心をもって警戒すべきである。

画像データの中に含まれる写真データ等の漏洩があった場合,当該事業者が,いかなる不可抗力の主張も許されず,無条件で全ての法的責任を負うような法制整備も必須である。

セルフレジによって一方的に大量の情報(データ)の提供を要求するのである以上,そのこととのバランスをとるため,事業者側には(一切の責任免除を認めない)無過失責任を原則とするような基本的な法理の確立が望まれる。

このことは,将来の人工知能技術の応用の前段階における「試金石」のようなものであり,もし政府が鈍感なままであるとすれば,(国防の問題も含め)日本国民に未来はない。

そもそも,人出不足の解消が目的と説明されているようなのだが,人出不足であれば総店舗数を削減すべきであり,自動化に投資するのは本末転倒と言える。

小売店の需要のある地域では,小型トラックによる巡回販売事業者や旧来の小売店の復活を推進するような政策が(国家レベルのフェイルセーフの観点からも回復力の観点からも)望ましい。コンビニチェーン等による独占的な支配の時代は「終わり」にしなければならない。

 

[追記:2021年10月9日]

セルフレジにおいて免許証等(外国人の場合,登録証・パスポート等)による自動的な年齢確認の仕組みを導入する場合,偽造・変造の証明書(カード)の使用があり得ること,そして,顧客が誤って別のカード等を使用した場合の対処も考えておかなければならない。

このような場合に検討すべき側面は多方面にわたる。

基本方針の設計の段階では,偽造・変造のカード等が使用されている疑いが自動判別される場合,警察や入管当局等に自動通報する仕組みを予め組み込むかどうか,その自動判別が誤判定だった場合にどのように対処すべきか(怒った顧客に対する個別対応を含む。),自動判定のために記録されえるデータの取扱いをどのようにすべきか,誤判定の場合でもデータを保存するか等を決定しなければならない。それらの基本方針は,当然のことながら,事前に公表されるべき性質のものなので,それを公表することによる結果も全ての範囲にわたって想定し,対処する必要性がある。

顧客が誤って(機密性の高い)勤務先の入退室用カードを使用してしまったというような場合を想定し,かつ,もしそのカードに含まれている電磁的記録が自動的にセルフレジまたはそれと連携するサーバ等の中に記録保存されるような場合を想定すると,そのような記録を残すことは,結果的に,不正アクセス禁止法違反となるような行為または建造物侵入行為またはテロ行為等の原因を発生させ得るリスクがある。そのようなリスクの発生を自動的に排除するような仕組みが設計・実装・運用されなければならない。リスクの存在が容易に想到可能であるにも拘らず何も対処しないことは,不作為による共同正犯または幇助犯の成立を是認し得る要素の1つとなり得る。この点に関して,問題となり得る犯罪類型の中には,共犯的行為または周辺的行為が独立罪として定められていることが多いということを明確に認識する必要性がある。

それらのことと自動的に連動することとして,捜査機関からデータの提供を求められた場合にどうすべきかに関しても,基本方針の設計の段階で明確に定められている必要性がある。データがセルフレジそれ自体ではなく,別のサーバや第三者のデータベース内に記録保存される場合,捜査機関等からの依頼または裁判所が発する記録命令付き差し押さえ命令の執行の場合,それらのデータ転送の経路を順たどり,迅速に対処する必要が生ずることがあり得る。Computer Forensicsの観点からすると,それらの転送の経路が正確であることを証明することが可能なレベルのログの一部を(保証を付して)提供できるような自動的な仕組みを設計・実装・運用することも予め定められる必要性がある。

それらの仕組みは,全て個人情報保護法に定める要件を完全に充足するものでなければならないので,本人から情報提供,利用停止または削除,第三者提供の停止等が求められた場合にも自動的かつ完全に対処できるような仕組みが設計・実装・運用されていなければならないことになる。捜査機関等からの求めによる第三者開示は,法定のものであるので,(理論的には)個々の事業者が利用目的として事前に明らかにしておく必要性のないものではあるが,(顧客対応という観点からは)そのようにして記録されたデータが捜査機関や入管当局等の手にわたる可能性があるということを自動的に明示するような仕組みを導入すべきだろう。

加えて,システムの仕組みが複雑になり過ぎること(または,収益を圧迫するレベルで高コストとなること)を避けるため,使用可能なカード等の種類を限定した場合,必然的に,「差別」の問題が発生することを覚悟しなければならない。特に,視覚等に障害のある者,手指等の触覚または動作に障害のある者や高齢者等を消費者取引行為から自動的に排除してしまうような仕組みは,差別行為そのものとなり得る。日本国民しか所持できない証明書またはカードのみを使用可能とした場合にも同様の差別の問題が発生し得る。

そのような差別の発生を回避するための相対的に合理的かつ有用な方法は,機械装置であるセルフレジではなく人間の店員による顧客対応である。機械装置は,機械装置として設計・実装されている以外の機能を発揮することはできないが,人間であれば臨機の対応が可能である。

現時点におけるEUの人工知能政策の骨格部分,その中でも特に「人間中心主義」の思想から学ぶべきことは多い。

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2021年10月 7日 (木曜日)

オーストラリア:Hosting Certification Framework (HCF)

下記の記事が出ている。

 DTA certifies four cloud providers to store sensitive government data
 ZDNet: October 7, 2021
 https://www.zdnet.com/article/dta-certifies-four-cloud-providers-to-store-sensitive-government-data/

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2021年10月 6日 (水曜日)

英国:サイバー防衛軍

下記の記事が出ている。

 National Cyber Force to be based in Samlesbury
 BBC: October 3, 2021
 https://www.bbc.com/news/uk-england-lancashire-58779337

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2021年10月 5日 (火曜日)

シェリングのバッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」

いわずと知れた名曲中の名曲であり,シェリングの演奏は名盤中の名盤。モノラル版のCDを聴いた。

最初のほうには若干のノイズが残存しておりちょっと残念な感じはするけれども,演奏それ自体は定評のある素晴らしいものだ。

感銘を受ける。まさに名盤。

若い頃,この楽曲の譜面を徹底的に研究し,実際に演奏してみたこともあるので,この曲を普通に演奏することがいかに難しいかをよく知っている。聴き手に感銘を与えるような演奏は稀有というべきだろう。

他にも名演と呼ばれる録音がいくつかあり,まだ保有していないものが幾つかあったので注文した。

今回の分析検討は,趣味としての楽しみの面もあるが,基本的には新たな研究のための素材収集の一部だ。

これまで,私は,困難な仕事であればあるほど,それを自分の趣味としてしまうというやり方でその困難を乗り越えてきた。それが趣味であれば,研究を続ける努力を苦痛に感じることがない。

そして,今やろうとしていることは,創造性や意欲のない者にとっては全く理解できないものだろうと思う。

だからこそ,やるだけの価値がある。

私以外のほぼ全ての人々が無関心であるか,または,それがどのような意味をもつのか全く理解できない状態が続けば続くほど,時間の経過と共に,凡人の一員に過ぎないこの私でさえ,相対的優位を築くことができる。

特に,ステレオタイプのような狭いカテゴリの中しか知らない者との関係においては,極めて簡単に蹴落とせるようになれる。

ただし,一定のリスクは伴う。

そのリスクを他人に負わせるわけにはいかないので,私一人だけが負う。

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審査

一般に,審査する立場の人間は,完璧でなければならない。

無論,私自身は,凡人の一員であり,無論,完璧ではないので,可能な限り審査する立場には立たないようにしている。

どのように自分に有利に評価してみても,そのような(絶対値としての)完璧さなどない。

しかし,諸般の事情により,やむを得ず,相対的優位という理由だけで審査の立場にたつことがある。そして,判定する。

それがどういう意味があるのか,自分でもよくわからない。

***

あくまでも一般論としては,とんでもなく超越した絶対値をもつ者でない限り,本来は審査の立場に立ってはならないのだと思っている。

普通は,そのような完璧な者など存在するはずがなく,仮に存在するとしても,世界中探してもせいぜい1人か2人くらいしかいないだろうと思う。

しかし,現実は異なる。

古代の等級で言えば,「下の下の下」程度の人間がその職務に従事している例がいくらでもある・・・というよりもそれが普通になっている。

せめて,「下の中」または「中の下」であってほしいと思うのだが,これまでそのような実例と出逢ったことが(容易に)数えられるくらいのごく少数しかない。

ここでいう「下の下の下」とは,古代における九品中正制の意味における「下の下の下」を指しており,現代日本語における「下の下」等の語とは全く関係がない。

社会というものは,どの時代においてもそういうものなので,諦念が全てとなる。

あくまでも一般論なのだが,「下の下の下」の者を審査の立場に置いている組織が将来どうなるかをシミュレーションみてみることは,ときどきある。

例えば,特に,何もわからないどうにもこうにもダメな者がそのような重要な立場にたたざるを得ない状況となっているような組織の場合,たぶん,組織それ自体が長くもたない。人材が払底しているのだ。

そのような場合,当該組織の現在の従業者の中で転職可能性のある者は,可及的速やかに逃げ出した方が無難なのだろうと思う。

「最も重要な顧客ほど本質と現象形態とが相反している可能性があり得る」という誰でも知っている当たり前のことを知らない凡人未満の者しか所属していない組織は,早晩消え去る。

しかし,このことは,逆に,当該組織の実力を見定め,判定するためには,どこに着目すれば良いかの判断基準を与えるものでもあり得る。

ガラクタ同然の自動判定システムを売り込むために絞るべきターゲットは,そのような愚かな組織だ。そのようなシステムの売り込みは,きっと成功する。なぜなら,そのようなカモ組織は,組織自身で正しく判断する能力をもたないからだ。

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Facebook,Instagram,WhatsAppに何が起きているのか?

下記の記事が出ている。

 What Happened to Facebook, Instagram, & WhatsApp?
 Krebs on Security: October 4, 2021
 https://krebsonsecurity.com/2021/10/what-happened-to-facebook-instagram-whatsapp/

 Facebook is suffering its worst outage since 2008
 CNBC: October 4, 2021
 https://www.cnbc.com/2021/10/04/facebook-instagram-and-whatsapp-are-down.html

[追記:2021年10月6日]

関連記事を追加する。

 Facebook Blames Outage on Faulty Router Configuration
 Threat post: October 5, 2021
 https://threatpost.com/facebook-blames-outage-on-faulty-router-configuration/175322/

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2021年10月 4日 (月曜日)

パゾリーニ『デカメロン』

その筋の専門家には悪いが,ずっと愚策として批判してきた。批判している私の方が批判されることの方が多かった。ほぼ全員パニックで脳神経が正常に機能していないので仕方のないことだと思い我慢し続けた。いまや,愚策を愚策と認めない国家指導者が存在しないような状態となっている。当然の帰結だと思う。最初から分かり切ったことなので,私はそのように主張し続けてきた。

その間,私は,そのようなドタバタがどこかで見た景色に似ていると思い続けていたのだが,残念ながら加齢による脳機能の劣化によりなかなか思い出せないでいた。

ちょっとしたきっかけで,やっと思い出した。

それは,パゾリーニ監督による映画『デカメロン』だった。

納得した。

なお,教養のない人には単なる性的描写の映画にしか見えないかもしれない。

そうではないということを理解することのできる人は,現代ではかなり希少になってしまっているのだろう。

一般に,本質と現象形態とは全く相反した様相を呈することがある。そのようになっているから統一性があるという状態が存在する。比喩的に言えば,物質と反物質とが共存することによって場が維持されているようなものだ。

***

http://nam-students.blogspot.com/2009/12/blog-post_28.html

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2021年10月 3日 (日曜日)

シューマン:ピアノ五重奏曲・作品44

仕事や私事やらで若干疲れた。

切り上げて,じっくりと音楽鑑賞。

若い頃には様々な楽曲を自分でも演奏したのだったが,長年演奏からは離れており,練習もしていなかった。そして,加齢による劣化。もう演奏不可能に近い状態となってしまった。それゆえ,ひたすらCDを聴くのみ。

大好きなヤン・パネンカ(ピアノ)+スメタナ四重奏団による演奏。とはいっても1986年録音のもので(DENON COCO-70741),もっと若い頃の演奏のようなグイグイと引っ張っていくような猛烈なエネルギーのある演奏ではない。しかし,これはこれで落ち着いて聴ける非常に優れた名演だと思う。

この曲の第2楽章は,何となく葬送曲のような雰囲気をもっているが,第1楽章は,おおらかで,何となく晴れがましく颯爽としており,しかも,心の底から微妙に温もりのようなものが湧き上がってくる不思議な曲だ。第3楽章と第4楽章は,演奏者にとっての楽しみの楽曲だろうと思う。心の通う仲間でこの曲を自由自在に演奏することができたら,きっと無上の喜びを味わうことができるのに違いない。クララもそのように感じながらこの曲を繰り返し演奏したのではないか・・・などと空想することがある。そして,ブラームスのヴァイオリン協奏曲の第3楽章にはシューマンのピアノ五重奏曲へのオマージュが含まれていると勝手に理解している。

この曲には名盤と呼ばれる録音が多数あり,私も複数のLPとCDをもっている。世間で名盤と評価されているものは,本当にどれも優れた演奏ばかりで,素晴らしい。とはいえ,残念ながら,事情があってLPプレーヤを廃棄してしまったのでLPのものを聴くことができない状態となってしまった。

同じCDにはドヴォルザークのピアノ五重奏曲(第2番)イ長調の演奏が収録されている。とても美しい曲だ。チェロの旋律が特に美しく,涙が出そうになる。ドヴォルザークほどチェロを美しく歌わせることに長けた作曲家はそうそういないのではないかと思う。そして,第4楽章は,シューマンとメンデルスゾーンへのオマージュに満ちている。

ヤン・パネンカとスメタナ四重奏団がこれらの曲を深く敬愛しているということがよくわかる素晴らしい演奏だと思う。

 

 

 

 

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2021年10月 2日 (土曜日)

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲

あまりにも有名な曲であり,凄い名盤が山ほどある曲。

あとは個人の趣味の問題なので,自分の好きな演奏を愛聴すれば良いと思う。

仕事に集中して疲れたので,脳組織が破綻する前に今日の仕事を終わりにし,最近ハマっているギリシア産の廉価版ワインを口にしながら,フルニエのチェロ独奏,ジョージ・セル指揮・ベルリンフィルの演奏による名盤中の名盤と言われるCDを聴いた。

ドヴォルザークの「Lasst mich allen」Op.82 No.1 」の旋律を変形して挿入したものとされているフレーズが切ない。そこが良いのだろう。過去の非常に多くの人々が同じ思いを抱き,この曲の素晴らしさを理解したのだ。

この曲の演奏に関しては,カザルスの演奏を最上とする意見が多い。残念ながら,私はそのLPもCDももっていなかったので,Amazonで探して注文した。明日か明後日には届いていることだろう。

それはそれとして,フルニエの演奏は,本当に美しい。人間の心の機微というものを真にわかっており,かつ,それを音として表現できる超越的な技能をもつとんでもなく優れた演奏家なのだろうと思う。

ワイングラスに口をつけながら,2回聴いた。

やはり泣けてくる。

これが名演中の名演の1つでないわけがない。

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Flubot Malware

下記の記事が出ている。

 Flubot Malware Targets Androids With Fake Security Updates
 Threat Post: October 1, 2021
 https://threatpost.com/flubot-malware-targets-androids-with-fake-security-updates/175276/

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米国:30か国によるサイバーセキュリティに関する国際会合を開催

下記の記事が出ている。

 White House to convene 30-country cybersecurity meeting
 ZDNet: October 2, 2021
 https://www.zdnet.com/article/white-house-to-convene-30-country-cybersecurity-meeting/

 Biden administration to convene 30 countries to crack down on ransomware threat
 CNN: October 1, 2021
 https://edition.cnn.com/2021/10/01/politics/blinken-cybersecurity-alliance/index.html

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2021年10月 1日 (金曜日)

ニキタ・マガロフ:ショパン 24の前奏曲とピアノソナタ第3番

今日は別の予定があったのだけれども荒天のため中止し,自宅のPCに向かってひたすら仕事をしていた。

疲れたので,ニキタ・マガロフの1991年の江戸川区総合文化センターにおける演奏を収録したCD(DENON COCO-70531)を聴いた。

どの曲の演奏も納得度の高い名演だと思う。前奏曲集の中では,個人的には,前奏曲第15番変ニ長調「雨だれ」と第17番変イ長調の演奏が良いと思った。

ピアノソナタ第3番に関しては,著名な現代ピアニストのLPとCDをだいたい全部もっていたのだが,LPプレーヤーを廃棄してしまったし,事情があって場所的余裕が全くないので,LPプレーヤーを新たに買うこともできない。CDにしても同じで,現在使用しているものはとても小さなミニコンポだ。そもそも,同じ事情により,簡単に取り出せない場所にLPを収納してしまったので,そのジャケットを眺めることさえできない。

そういうわけでLPでもっているものの聞き比べができないのが残念なのだけれども,直観的な印象としては,このCDに収録されているニキタ・マガロフの弾くソナタ第3番は,聴き手の趣味によってかなり左右されることであるとは思うけれども,テンポの揺らし方が非常に自然で納得度が高く,全体として音の厚みのような印象を受ける名演だと思った。第3楽章は,すこぶる美しい。第4楽章は,エネルギーに満ちている。

ニキタ・マガロフの別のCDでも同じような音の厚みのような印象を受ける。フォルテのところでも全ての指の打鍵タイミングと打鍵力とが完全に斉一になっているためにそのように聴こえ,和音の重厚さが増しているのではないかと勝手に想像した。

あくまでも一般論だが,仮に演奏テクニックが完璧であっても,しっかりとした感性と構想力をもっているピアニストでなければこのような素晴らしい演奏を期待できない。ニキタ・マガロフの弾くショパンのピアノソナタに関しては別の機会に録音したCDがあるということを知り,探してみたところ安価でどうにか入手できそうだったので注文した。ただし,まだ届いていない。

ショパンの作品は,弾き手によってかなり異なる印象を受けることがある。そういうものなのだろうと思う。

どのピアニストの演奏を好むかは100%聴き手の自由なので,誰か偉そうな評論家が決めることではない。

私が一番好きな演奏スタイルは,アルトゥール・ルービンシュタインのものだ。人間というもの,そして,人生というものの様々な側面を知り尽くしているピアニストにしか表現できないものがある。それを「これみよがし」に誇張して表現するのではなく,さりげなく,とても自然な演奏の中に滲ませる極めて高度な感性と技法をもっている。

ためらいとあきらめと絶望と情熱と追憶が行ったり来たりするショパンの曲の演奏は,やはり,それに向いた人でないとダメなのかもしれない。

ちなみに,どうでも良いことかもしれないけれども,村下孝蔵さんの「ゆうこ」の歌詞を思い出すことがある。ショパンが好きだったのだろうか?

そのショパンの曲とは,例えば,前奏曲第8番嬰ヘ短調のような曲だったのだろうか?

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軍の銃砲にRFIDタグを付すことは自滅行為?

下記の記事が出ている。

 Military’s RFID Tracking of Guns May Endanger Troops
 Threat Post: September 30, 2021
 https://threatpost.com/military-rfid-track-guns-endanger-troops/175260/

考えるに,同じ理屈により,スマートフォン等の個体識別可能な電波機器類を所持している者は,ピンポイントで暗殺対象とされ得ることになるだろう。

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気象条件(晴れまたは雨の連続)と感染症の発生数との間には・・・

9月に入って雨の日が多く,10月初日の今日もひどく雨が降っている。

その分野の専門家ではないので,ど素人の直観的な感想のようなものに過ぎないのだが,経験的には何となく何らかの相関関係があるように思える。

統計的に調べることは不可能だろうと思う。なにしろ国民及び国民以外の日本国領土内の居住者・滞在者全員に対する完璧な調査が一度も実施されたことがなく,今後も実施不可能だと推定されるからだ。サンプルによる推測は必ず一定の仮説の存在を前提とする。仮説を一切排除した上での数値だけの機械的な比較による新たな仮説の生成が正しいのだが,日本国の一般教育ではそのようには教えていない。

 

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法と情報雑誌6巻4号の第2分冊をWeb発行

法と情報雑誌6巻4号(2021年10月)の第2分冊をWeb上で発行した。

ミスタイプや誤訳・訳漏れ等が残存している可能性はあるが,Web版を先行して発行する。

  法と情報雑誌6巻4号・第2分冊
  http://cyberlaw.la.coocan.jp/Documents/LawandInformationMag_No44_2.pdf

法と情報雑誌6巻4号の第2分冊には,下記の参考訳が収録されている。

  規則(EU) 2021/818 [参考訳]
  指令2014/26/EU [参考訳]
  規則(EU) 2021/693 [参考訳]
  e-Justice決議2008/2125 [参考訳]
  理事会決議(2020/C 342 I/01) [参考訳]

ただし,これらの参考訳の冒頭部分に明記してあるとおり,翻訳の大前提となる法解釈等は現時点におけるものであり,今後の研究の進展に伴い,将来,何らかの改訂が加えられる可能性がある。後に誤記や誤訳等が発見された場合も同様である。それゆえ,この参考訳を利用する場合には,各自の責任において行い,かつ,必ず原文にあたって検討することを要する。無思慮にコピーして利用した場合の責任は,全てその利用者自身にある。

また,このファイルの内容を引用する場合には,「Web公開版」の参考訳である旨を明記する必要がある。

加えて,原典の所在を示すURLは,2021年9月時点のものである。

この参考訳は,以上のような意味での制約のある専門家向けの参考資料の一種であり,確定訳でも公式訳でもない。

法律上の制限に関しては,著作権法及び関連法令が定めるところに従うものとする。

 

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法と情報雑誌6巻4号の第1分冊をWeb発行

法と情報雑誌6巻4号(2021年10月)の第1分冊をWeb上で発行した。

ミスタイプや誤訳・訳漏れ等が残存している可能性はあるが,Web版を先行して発行する。

  法と情報雑誌6巻4号・第1分冊
  http://cyberlaw.la.coocan.jp/Documents/LawandInformationMag_No44_1.pdf

法と情報雑誌6巻4号の第1分冊には,下記の参考訳が収録されている。

  規則(EU) 2021/785 [参考訳]
  指令2004/48/EC [参考訳]
  理事会決定2009/902/JHA [参考訳]
  理事会規則(EC) No 1383/2003 [参考訳]
  理事会規則(EC) No 3295/94 [参考訳]
  規則(EU) No 608/2013 [参考訳]
  決定70/2008/EC [参考訳]
  決定2004/387/EC [参考訳]

ただし,これらの参考訳の冒頭部分に明記してあるとおり,翻訳の大前提となる法解釈等は現時点におけるものであり,今後の研究の進展に伴い,将来,何らかの改訂が加えられる可能性がある。後に誤記や誤訳等が発見された場合も同様である。それゆえ,この参考訳を利用する場合には,各自の責任において行い,かつ,必ず原文にあたって検討することを要する。無思慮にコピーして利用した場合の責任は,全てその利用者自身にある。

また,このファイルの内容を引用する場合には,「Web公開版」の参考訳である旨を明記する必要がある。

加えて,原典の所在を示すURLは,2021年9月時点のものである。

この参考訳は,以上のような意味での制約のある専門家向けの参考資料の一種であり,確定訳でも公式訳でもない。

法律上の制限に関しては,著作権法及び関連法令が定めるところに従うものとする。

 

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