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2020年12月 3日 (木曜日)

時代

言わずと知れた中島みゆき氏の名作だ。

私の若い頃に大ブレークした楽曲。

浮薄な数々のヒットソングが全部滅んでしまったとしても,たぶん,後世に残る曲だろうと思う。

歌詞は,仏教の輪廻転生のようにも受け止められ得るが,しかし,もっと普遍のものを含んでいるとずっと思っていた。

この曲に出逢ったので,どんな苦難に遭遇しても,歯を食いしばり,何度も立ち上がってきた。

凡人なので,今後もどえらい失敗をしてしまうことはあるだろうと覚悟している。

もう老人なので再び立ち上がることは無理かもしれない。

しかし,「また立ち上がるぞ!」という気概は持ち続ける。

***

調査研究のためにあちこち探訪している。

どこに行っても立派な忠魂碑がある。

既に文字がかすれてしまっている石碑もあるが,可能な限り文面を追うようにしている。

そして,その前で必ず合掌する。

私は幾多の苦難を乗り越えてきたし,どうにかこうにか生きてくることができた。

けれども,砲弾や銃弾の嵐の中を突撃したことがあるわけではない。

忠魂碑の前で合掌するたびに,そのような状況を想像し,「まだまだ甘い」と自戒する。

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