本質
マイナンバーカード問題は,問題の本質を見失っている。
ある識別子が本人固有のものであることを客観的に認証できるかどうかが問題であり,カードであるかどうかは本質ではない。
のみならず,国民番号という識別子が極めて迅速に無効化されてしまうという現実の実例は,韓国の国民番号の全部ハッキング事例として既に存在している。
だから,番号を識別子とする手法は,現時点では既に完全に無効化されていると言える。
カードにしろ,それに類するものにしろ,盗用が偽造が容易であることから,ある識別子が本人固有のものであることを客観的に認証するための道具としては,既に化石化した前時代的なものだと言える。
そういう簡単なことを素直に理解できる人材がいない。
| 固定リンク
コメント