ゴラン・スクローボニャ『私たちはみんなテスラの子供 前編』
私の実弟が高橋ブランカ氏との共訳により,下記の書籍を刊行し,本日届いた。弟が定年退職後の楽しみとして勉強し,高橋ブランカ氏との共訳として翻訳したセルビア人作家の作品だ。
私たちはみんなテスラの子供 前編
ゴラン・スクローボニャ著
夏井徹明・高橋ブランカ訳
幻冬舎 (2020/10/9)
ISBN-13 : 978-4344929913
https://www.gentosha-book.com/products/9784344929913/
私の自宅に同居して私が扶養している母宛に届いたので,まずは母が読むべきだと考え,私はまだ読んでいない。
しかし,帯に書かれたキャッチによれば面白そうな内容の本だと思った。母が読み終えるまで相当に時間がかかるだろうと予想されたので,届いた本とは別に,Amazonに1冊注文した。
原著者は,世界的にはかなり有名な人なのだけれども,日本ではほとんど知られていない。
そもそも,原著者の祖国であるセルビアのことに関し,高校の世界史や地理の教科書に出てくる程度よりも詳細な知識をもっている人はあまりいないのではないかと思う。
この本の原著者に限らず,日本では無名の作家は世界中にいる。そして,日本では無名でも非常に優れた作品がたくさんある。
そのような優れた作品が日本でも広く知られるようになることを願う。
ちなみに,私自身は,セルビア語を全く解さないので,この本の翻訳が正確なものであるかどうかを判断する能力も全くもっていない。
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