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2020年4月16日 (木曜日)

緊急事態宣言報道

違和感を感じた。

閉鎖空間では感染のリスクが高いのでマスク着用を推奨しているというのに,狭隘な超閉鎖空間であるテレビ放送スタジオの中でアナウンサーや解説委員がマスクを着用していない。

マスクは必要でないという宣伝を強力に行っているのと同じ社会的効用がある。

加えて,報道番組であっても無駄話や世間話的なことが多すぎる。いわゆる井戸端会議を含め,面と向かって会話することを基本的に抑制しなければならないはずなのに逆効果のことばかりやっている。

スタッフの健康・生命を守りたいのであれば,100%テレワークとし,放送される番組の画面には文字情報と必要最小限の報道画像情報だけで構成されるデジタルコンテンツの提供というテレビ放送とすべきだろう。

スタジオを無人にしなければならない。

***

一般に,マスクは,人と接触する可能性が高い場合に用心のために使った方が良いというものなので,人と接触する可能性のない場所でもマスクを着用しなければならないと思いこむのは強迫神経症の一種だと言える。今後,その神経症の症状が増悪してコロナ感染よりも恐ろしい事態が発生する可能性は否定されない。無論,ウイルスを遮断する効能・機能は最初からもっていない。せいぜい細菌程度の大きさの微生物の通過を妨害する機能しかない。一般に言われているように,唾液や痰の飛散を防ぐ効果はあるが,息に含まれる水蒸気などを遮断する機能はない。

また,マスクは何度も洗って使っている間に,当然のことながら,様々なゴミや有害物質が繊維の中に蓄積され,何らかの障害を発生させるリスクを高めることになる。特に消毒が完全でない場合にはそうで,今後,暖かくなると細菌や寄生虫の温床ともなり得る。それによってコロナどころではない数の病人が発生する危険性が極めて高い。

手製のマスクの場合には,上記のリスクが更に高まる。

そもそもマスクの流通がなく,アルコールの流通もないので,このように書くことそれ自体がほとんど無意味かもしれないが・・・

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