夏井高人「EUの個人データ保護法令と他の関連立法との関係に関する検討」
下記の論説が刊行された。刊行の日付は,2019年1月となっているが,私の手元に届いたのは昨日だった。
EUの個人データ保護法令と他の関連立法との関係に関する検討
法律論叢91巻4・5号165~205頁
その目次構成は,以下のとおり。
1 はじめに
2 EUの個人データ保護法令の体系
2.1 GDPRの適用範囲
2.1.1 GDPR 第2 条第2 項
2.1.2 GDPR 第2 条第3 項
2.1.3 GDPR 第2 条第4 項
2.2 構成国の法令
3 他の関連法令との関係
3.1 情報アクセス権を認める法令との関係
3.1.1 規則(EC) No 1049/2001と規則(EC) No 45/2001との関係
3.1.2 European Commission v The Bavarian Lager Co. Ltd.
3.1.3 オープンデータ関連法令との関係
3.2 その他の法令との関係
3.2.1 データベース関連法令との関係
3.2.2 非個人データ関連法案との関係
4 まとめ
法律論叢は,明治大学駿河台校舎にある法学部事務室で購入できる(約500円)。
この論説を執筆した時点においては法案の状態にあった重要法令がその後続々と採択された。採択された新法令に関しては,法と情報雑誌の中で順次その参考訳を公表しているが,未了のものもまだあり,それらについても近々に法と情報雑誌の中で参考訳を公表する予定にしている。
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