指令2014/41/EUの参考訳をWeb公開
EUの刑事手続における基本法令の1つである指令2014/41/EUの参考訳を作成し,法と情報雑誌3巻7号に掲載して公表した。
なにぶんにも全部私1人だけでやっていることなので,誤訳,誤記,訳漏れ等が残存している可能性はあるが,Web公開しても一応大丈夫そうなレベルに達したと判断したので,Web公開することにした。
http://cyberlaw.la.coocan.jp/Documents/EU%20Directive%202014%2041%20EU%20Translation%20ver%201.pdf
ただし,この参考訳の冒頭部分に明記してあるとおり,翻訳の大前提となる法解釈等は現時点におけるものであり,今後の研究の進展に伴い,将来,何らかの改訂が加えられる可能性がある。後に誤記や誤訳等が発見された場合も同様である。
特に別紙にある重大犯罪の一覧表にある罪名の和訳に関しては検討の再検討すべき余地があり,今後公表する別の法令の参考訳中では別の訳語を用いる可能性がある。
それゆえ,この参考訳を利用する場合には,各自の責任において行い,かつ,必ず原文にあたって検討することを要する。無思慮にコピーして利用した場合の責任は,全てその利用者自身にある。
この参考訳は,以上のような意味での制約のある専門家向けの参考資料の一種であり,確定訳でも公式訳でもない。
法律上の制限に関しては,著作権法及び関連法令が定めるところに従うものとする。
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