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2018年8月28日 (火曜日)

スマートフォンの画面は汚染されているか?

下記の記事が出ている。

 Shocking Images Show How Much Bacteria is Really On Your Smart Phone
 Social News Daily: August 24, 2018
 https://socialnewsdaily.com/75204/shocking-images-show-how-much-bacteria-is-really-on-your-smart-phone/

(余談)

一般に,乾燥した画面上では,細菌が付着しても概ね24時間以内に死滅してしまうと言われている。

しかし,カビの胞子やウイルスや寄生虫の類については,同様に言うことができない。

また,通常,画面上には皮脂や身体の組織片等が濃密に付着しているので,そのようなものを栄養源として細菌が存続する可能性は否定されない。

加えて,24時間以上の間隔でスマートフォン等を利用するユーザは,むしろ珍しいのではないだろうか?

以上のことから,スマートフォンやタブレット等を共用する場合,パンデミックを含め,保健・衛生面の危機管理が重要となる。

今後,情報セキュリティ管理者は,細菌学・微生物学や基礎生物学を含め,上記のような面においても危機管理能力を発揮できる人材だけを採用・配置すべきであろう。当の本人がそのような事項に関する専門家でなくても,危機管理の要点に対する感性が鋭く,素早く関連部署に精密な検討を依頼し,それを踏まえて迅速かつ効果的かつ効率的な対策を指示できる能力が求められる。

情報セキュリティの管理は,基本的には,当該組織の統治の一部である。

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