法と情報研究会第3回公開研究報告会の研究報告テーマ
6月30日に予定している法と情報研究会第3回公開研究報告会の研究報告テーマが出そろったので,広報内容を更新した。
http://cyberlaw.la.coocan.jp/index2.html
サイバー法及び情報法の分野では,様々な研究団体が増えた。それぞれ特色のある活動をしており,非常に良いことだと思う。
そのような状況の中で,法と情報研究会は,学術的価値が高い研究内容であることを基本的な(または,理念的な)目標としつつ,ただ,当該学術分野における理論研究だけではなく,その分野に属する実務及び現場における現実の検討課題と直結するような研究を遂行し,その成果を公表することを具体的な努力目標としている。そのことは,当該分野にかかわる真の専門家であれば直ちに直観できるものだと考える。
その意味で,法と情報研究会の公開研究報告会は,単なる(営業的な)セミナーの類やいわゆる「象牙の塔」とは明確に一線を画したものであることを特色としている。
ただし,上記に述べることは,例えば,EUのGDPRに関する知識の普及のための一般向けセミナーのようなものが必要のないものであるという趣旨ではない。そのようなセミナーや講演会等は,それに適した組織・団体または個人が責任をもって提供すれば良いと考える。
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