the peggies 『ネバーランド』
小倉秀夫先生から紹介されたので,聴いてみた。
the peggies 『ネバーランド』
https://www.youtube.com/watch?v=O7Nh_HMaj0A
もしライブでもこのままの演奏を提供可能なグループだとすれば,すごいクオリティのグループだと思う。驚いた。
小倉秀夫先生も金子敏哉先生もそうなのだが,常にリアルタイムの文化空間の中で行動し,考え続け続ける著作権法研究者なのだと思う。堅苦しく言えば,帰納法の実践者ということになるのだろう。
一般に,帰納法を実践する能力またはその経験がない演繹法だけの学者に限って,「実務家」を蔑視する傾向が強い。しかし,その反対の現象はない。なぜならば,帰納法は理論を生成するための手法の1つなので,理論それ自体を軽視することが決してないからだ。その逆の現象はある。演繹法しか知らない者は,帰納法を通じた実証をすることがないから,帰納法の重要性を全く理解することができない。それゆえ,自分が信ずる理論が間違っていてもそれに気づくことがないし,無論,修正することもない。
先日の法と情報研究会・第2回公開研究会においても小倉秀夫先生と金子敏哉先生の研究報告があり,とても勉強になった。
私は,このお二人に関しては,「「法学」学」ではない「法学」を実践する学者として,いつも期待している。
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さて,この私自身のほうはどうかと言えば,どうも相当に老けてしまったらしく,漢籍ばかり読んでいるような状態なので,若い文化との距離がどんどん広がっているのだろうな・・・と思うことが多い。
これも神仏の命ずること,または,天命のようなものなのだろうからと考え,無理はせず,自然に任せている。
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