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2018年3月23日 (金曜日)

夏井高人「情報社会の素描-EUの関連法令を中心として-(2・完)」

大野幸夫先生の退職記念号に書いた論文の続編が刊行された。

 夏井高人
 情報社会の素描-EUの関連法令を中心として-(2・完)
 法律論叢90巻6号165~211頁(2018年3月23日)

(1)の目次構成は,下記のとおり。

 1 はじめに
 2 情報社会の制度的インフラ部分
 2.1 公法
 2.1.1 域内市場情報システム(IMI)
 2.1.2 国境管理システム(SIS II、EUROSUR、EUCARIS、EURODUC)
 2.1.3 税関システム(CIS)
 2.1.4 交通管制システム(ITS)
 2.1.5 電子通行証
 2.1.6 渡航者情報管理(PIU)
 2.1.7 消費者保護データベース
 2.2 私法
 2.2.1 電子商取引
 2.2.2 電子決済
 2.2.3 信頼サービス

(2・完)の目次構成は,下記のとおり。

 3 情報社会の制度的プロトコル部分
 3.1 基本原則
 3.1.1 基本的な権利及び自由の尊重
 3.1.2 透明性の原則と説明責任
 3.1.3 バイデザイン及びバイデフォルトの原則
 3.2 立法の再評価
 3.3 識別
 3.3.1 個人の識別
 3.3.2 物品の識別
 3.3.3 空間情報のデータセット
 3.4 アクセス制御
 3.4.1 情報アクセス権
 3.4.2 オープンデータ
 3.4.3 機密情報
 3.4.4 通信の秘密
 3.5 個人データの保護
 4 情報社会のアプリケーション層を構成する法令
 4.1 知的財産権
 4.1.1 著作権
 4.1.2 ソフトウェア特許
 4.2 違法な表現行為
 4.2.1 ヘイトスピーチ
 4.2.2 児童ポルノ
 4.2.3 テロ行為の扇動
 5 情報社会の安全性確保
 6 まとめ

なお,法律論叢は,明治大学法学部事務室で購入できる(各号とも500円程度)。

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